筋肉注射について、手技は頭の中に入っていますし、注射部位も把握しています
大抵は臀部で行うのですが、説明後に恐怖感が強い方や希望があった場合は腕に行っています
腕で行う場合、「肩峰より3横指下」と教科書や他参考書などに書いてあったため、必ず実施前に指を当ててみて確認していました
しかし、偶然先輩が見ていた時、実施後に「あんなの3横指下じゃない!!せいぜい1本程度じゃないの!!3横指下っていうのはこのくらいよ!!」と私の腕を取り、その部位を指さしました
そこは明らかに5本、あるいは6本程度指が寝かせられる位置で…
「ええ!?そんな部位で!?」と思ったのですが、先輩の剣幕に恐ろしくなってしまい、言えませんでした
次に実施した時、先輩が見ていたため、その時教わった部位でする他なく…
自分的には納得できていなかったものの、先輩は納得したのか何も言わなかったです
幸いと言いますか、患者にも不快感というか、そういった症状はありませんでした(よほどの事がない限り大丈夫だとは思うのですが)
このことがあってから、先輩は時々筋肉注射になると私の手技を見ています
筋肉注射を腕にする場合は3横指下…
その考えしか持てない私の頭が硬いのか、それとも自分の考えを貫き通せばいいのか…
一体どうすればいいのでしょう…
間違っているのは先輩の方じゃないですか?
私も肩は肩峰から3横指下って習いましたよ。
皮下にしても変な位置ですね。
主様は、間違えではありません!
付け加えますと、『肩関節』より3横指下とね…。
私も筋注ならば、上記だと思います。
主様を指摘した方は、思い込んでやっていそう…。
施設勤務なので、殆ど注射等々の医療行為から離れて仕舞いましたが、
恥ずかしながら、臀部の筋注を何年もやっていないと、忘れてしまい当然それを指摘されて悲しくなりました。
私が言いたいことは、いくら実践していたとしても、場を離れてしまうと忘れてしまいますので、いつも、誰が観ていても安心感を与えられる様な、看護師さんでいてくださいね。
毎日筋注する患者さんは、ずらして筋注します。だから、筋肉に当たっていれば、指一本分くらい、違っていても気にしなくていいですよ。
心配なら別の人に見てもらいましょう。
なぜ3横指したなのでしょうか
そこは三角筋の一番厚い部分だからではないのでしょうか?
その先輩が言うような位置だと、筋肉が薄い、もしくは三角筋きら外れませんか?
解剖をもう一度確認してみてください
「肩峰より3横指下」って言葉はあっていますが、全然違う部位の可能性がありますよ。
他の先輩に見てもらいましょう。
肩峰の場所がずれていたり、自分では3横指下だと思っていても、実際には2横指下の場所に注射している場合もあります。
実際に先輩は、3横指下だと思って筋注しているはずなのに、投稿者さんには5横指下に見えるのかもしれません。
実際にあなたの手技を見ていない掲示板の人に、あなたの手技が合っていますよって言われて安心して間違えたことをやり続ける方が怖いです。
実際に他の人に直接見てもらってください。
現在のEBN志向の本の中では、成人の肩峰三横指下は怪しくなっています。
何故ならこの部位には近年の研究で腋か神経が横に張り巡らしていることがわかり、神経損傷の恐れが有ります。
あながち肩峰より三横指下は?ですが、先輩の部位はまちがいではありません。
肩峰上面外側向け、肩峰に触れ両端、真ん中にそれぞれ右からabcと線を縦に引きます。垂直に下ろす。腋かの底辺を前腋か線の頂点をA、後腋か線をBとする。その腋か底辺と交わるところをaダッシュbダッシュcダッシュとする。
1/2bbダッシュより少し上かまたはbダッシュ付近が注射部位である。
5横指下はまさにbダッシュ付近になります。
中谷ら金沢大学医学部保健学科 三角筋への筋肉注射 腋か神経を損傷しないための適切な部位より
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