こんにちは。
私の勤めている病棟には脳梗塞後遺症などの寝たきりの患者さんがほとんどです。さらにそのほとんどが嚥下きのうも落ち、経管栄養を行っている方ばかりです。
なぜか経管栄養で寝たきり=喀痰吸引
という認識が根付いています。
確かに誤嚥リスクも高いため必要とは思います。
しかし、必要に応じて行っているわけではなく、
さらに喀痰吸引=2時間ごとに行う
というような暗黙のルールができてしまっています。
痰の量が多い、少ないに関わらず全員です。
さらに毎回全員口腔内だけでなく気管内への挿入です。
喀痰吸引は必要性をアセスメントしたうえで
行うものだと思っているので、ルーチン化するのは
どうかと思います。
このように吸引の必要性がない患者に
頻回に気管内吸引を行うとどのような合併症や
デメリットが生じますか?
勉強しようにもなかなか文献が見つからないため
質問させていただきます。
勉強不足ですみません。
喀痰吸引のルーチン化?ですか。
私のいた病院では、していませんでしたね。
吸引をするエビデンスは?
吸引を行うより先に、VFやVEで気管への誤嚥がないか検査で調べるほうが先決ではないでしょうか?
検査対象も、脳血管疾患の方であっても、誤嚥している可能性がある患者様だけでしたけどね。
危険性がないのに、2時間おきに無駄な吸引をされる患者様・・・
お気の毒に・・・
この習慣を変えたいと思うのですが、
何年も強く根付いている習慣らしく
「私たちはよく吸引している」と、
みなそれを誇りに思ってしまっています。
しかし肺炎になる人はなります。
夜間も患者さんは断続的な睡眠しか
とれません。
スタッフの意識改革、アセスメント能力が必要ですね。
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看護師お悩み相談室