高カロリー輸液を投与する場合、計算した速度よりも早めに落とさないと濃度が高いから遅くなってくる、と先輩に言われました。その先輩に、どれくらい早めに落とすのか何%早めていいなど決まりがあると言われたのですが、いくら調べても分かりません。どなたかわかる方いらっしゃいますか?
そんな決まりあるんですか?
輸液に混注する薬剤や室温、患者の体動によって滴下速度は変わります。
適宜観察し、残量から交換時間までの計算をすればいいと思いますが。
間違っているなら教えていただきたいです。
輸液のメーカーサイトに情報はありませんか? 当方確認済みなものは大塚製薬で、一滴の大きさが90%になる場合があると記載されています。
失念してしまったのですが、テルモの業者さんがくれたレジュメに、補液(おおまかに高カロリー輸液とかカテゴリ分けしてあったと思う)がどのくらい滴下が遅れるかっていう記載がありました。
輸液ラインの勉強会の資料だったと思います。
なので、何%速めていいかというのはわからないのですが、経験上、最初から計算した滴下数よりも2~3滴多めに合わせています。特にケモ前の前投薬とか、時間ピッタリに終了したい時にこそ、そうやって早めにしてます。絶対、計算通りにすると遅れますので。
患者さんもよくわかってて、例えば抗生剤100mLを1時間で投与指示があって、輸液ポンプで100ちょうどにすると、102滴にしてよ、絶対終わらないんだからって言われたこともありますね。
あとは、きちんと補液に混注した薬液の量も計算に入れることです。それでも、2滴くらい多めに合わせて、それでも勿論ラウンド時は滴下調整必ずしてました。
しかし、エルネオパとかハイカリックとか、残量を正確に把握しづらいんですよね…なんというか目盛通りではないというか、バッグが膨らんでて、いまひとつわかりづらい。
だから、目盛みて合わせてると、意外と早く終わることも意外と余ることも両方あったりして、あれは難しいなと思います。もちろん、輸液ポンプで管理してはいるんですけどね。
ただ、最初の計算通りの滴下数では必ず余ってしまいますねぇ。
余談ですがああいったものは、滴下数固定で残破棄だと助かるなぁって思っちゃいます。
輸液バッグは平均5%多く入ってます。
1000mlであれば1050ml。
1時間当たりだと2〜3滴違ってくる。
おかず(混注)する量によってはもっと増えます。
100mlの生食には105〜106ml入ってます。
抗生剤と合体したキットであれば誤差は少ないですが、
別で5mlで溶かした抗生剤を入れたら110ml〜112mlになります。
>余談ですがああいったものは、滴下数固定で残破棄だと助かるなぁって思っちゃいます。
ですねー、でも、うちは水分栄養の24時間点滴は多少の残破棄は許されます。
100mlくらいはいいみたいです。
40人の点滴をジャストで一気には交換できない。
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