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酸素の流量について(SpO2が低いとき看護師の判断で流量を上げたりするのですが、大丈夫ですか?)

<2015年04月22日 受信>
件名:酸素の流量について(SpO2が低いとき看護師の判断で流量を上げたりするのですが、大丈夫ですか?)
投稿者:匿名

病棟で働いています。
酸素マスク、カニューレをしている患者さんのSpO2が低いとき看護師の判断で流量を上げたりするのですが、大丈夫ですか?

少し時間たってから再度SpO2を測定してSpO2がいつもの値に戻ったら、酸素の流量も元に戻しますが…


医師には「SpO2低かったので酸素を〇リットルから〇リットルに上げました」
「まだ低いので酸素上げたままです」
とあとで報告はします。


病棟ははじめてで、医師の指示なく酸素を上げているので、びっくりしましたが、他の病院も看護師の判断で酸素を上げているのでしょうか?

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No.1
<2015年04月22日 受信>
件名:普通です
投稿者:よっこいしょ

勤務している病院は医師が「SpO2:〇%以上キープ」という指示を出します。
なので、SpO2がそれ以下になれば看護師が酸素投与を開始したり、増量しています。
SpO2が低下していると、各臓器に酸素が供給できず、低酸素となり臓器障害が発生するので、医師の指示以下にならないようにする必要があります。

SpO2が戻ったからと酸素量を減らすと、また各臓器が低酸素状態に陥るので、SpO2が低下していたら…
①酸素を増量してSpO2を上昇させる、②SpO2が低下した原因を検索してそれを除去する。(聴診してタンがたまっているから吸引したり、体位を整えたり)③それでもSpO2が上昇しないときは医師へ報告する。
看護師の援助でSpO2が上昇することもあれば、投薬や治療でないと改善しない場合もありますので。

あとは先生がどう考えているのかきいてみてもいいかもしれません。


No.2
<2015年04月22日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私のところは医師の指示のもとやっています。


No.3
<2015年04月23日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

COPDや肺がん末期等、呼吸器の状態が思わしくない方は酸素吸入している場合が多いのですが、酸素吸入していてもSpO²が安定しなかったり、正常値に達しない場合があります。
その場合、主治医へ確認して、対症療法の指示を仰ぐことが繰り返し行われるので、その繰り返し作業を簡略化すると、SpO²95%以上keep、目標値以下の場合は酸素を〇リットルまで増量可、SpO²〇%以下が続く場合は血ガス測定、など。疾患や治療方針によって様々かと。
その詳細指示が不明瞭な間は、必ず医師の指示を仰ぐのが基本です。
血中の酸素濃度が低いからと、酸素を増量すれば良いという発想は呼吸器病等にいると無くなります。
酸素を増量することで、疾患によっては二酸化炭素が排出しにくい場合は、意識障害にいたるケースもありますから。
でも、患者さん自身が、慢性閉塞性呼吸器疾患で酸素吸入慣れしていて、息苦しいと酸素増量を〇リットルしてと具体的な要望があったりして、その時も血ガスの状態も加味して医師へ指示を確認します。

 
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