看護師がもしADHD(注意欠陥多動症)だとわかったら、雇っている施設としてはやはり働かせたくないものですか?
自分は実際診断されたことはないのですが、特徴や診断項目が非常に当てはまるのでADHDというものを昔知ってから多分自分は100%そうであろうと思います。
つまり自分は意識してないのに、この性質のせいで普通の人ならしないような事でもエラーを起こしやすい人間であるのです。ミスしないよう気をつけても至るところでミスをしてしまいます。
もちろんささいなミスも許されない命を扱う現場でそんな人が看護師をやるのは向いてないことは重々承知です…。
大きな失敗を繰り返してばかりなので、苦しく、ADHDがあるということを理解して、それをわかった上で周りからフォロー受けながら働いていきたいという気持ちが出てしまいこの場を借りて質問してしまいました‥。
また、病院としては障害者を雇用していると何か利益があるとか聞いた事があるのですが、もしそのようなことが実際にあるならADHDの者を雇用する場合、病院側にメリットはあるのでしょうか
厳しいようですが雇用側からしたら正直キツいかな、と思います。
そして私が共に働く職員だったらキツイです…
やっぱり相手がいる仕事ですから、フォローしながら働く周囲は負担が大きいのでは…
もしも、わかれば… 雇用していたくはないのが正直なところです。なぜなら、わかっていながら雇用していて何かがあれば施設の責任を問われますから。しかし、実際のところ採用の時点で簡単に見抜けるものではありませんし、試用期間内にわかればお断りできますが、その期間を無事に過ごして正規雇用となれば、実際に問題でも起きない限りは解雇も出来ません。嫌がらせで退職に追い込む人もいるかも知れませんが、自分が上司ならそんなことはしたくありません。自分なら、その人にあった業務を与え、問題が起きないような体制にしますね。
看護師も人間ですから、色々な病気や障害を持った人が実際います。病気を持ってるから働けないと決めるのは悲しいと思います。また、看護師にも色々な勤務内容がありますから、ご自身で不安があれば、内容を選んではいかかでしょうか。
私もADHDですよ。
精神科で診断されました。
仕事のある日はコンサータを内服しています。
臨機応変が苦手なので、ルーチンワークが多い透析施設で働いています。
今までいろんな職種、病棟で働きましたがイマイチ合わず、予想外の事態になるとパニックになるのでダメでした。
その中で透析が一番自分に合ってました。
透析機械の操作は慣れるに大変でしたが、対処方法が決まっているし、急変してもどのような対処が良いか知っているので、そんなに慌てることはありません。
患者さんも独特ですが、慣れてくると信頼関係も出来てきて楽しいです。
自分なりに発達障害の勉強をしてきましたが、スタッフの中にはADHDや自閉症の人は多いような気がします。(教職や医療関係者に案外多いと聞きました。)
自分がそうだと気付いたら、行動療法や薬で何とかなりますよ。
お互いに頑張りましょうね!
病棟よりも、健診センターで採血専門とか、ルーチンワークの方が働きやすいかもしれませんね。
発達障害の特性は「スペクトラム」(連続体)であり、社会生活上、学業や職業上で著しい障害が存在する場合に診断されます。たとえ発達障害の特性を有していても、適応していれば健常者と同様ですし、逆に言えば、健常と思われている人々でも発達障害の特徴がある人がいるいうことです。自覚がないまま社会にいる人って結構多いですよ。
NO.3さんの(教職や医療関係者に案外多いと聞きました。)というとおり、結構この業界にいます。私はどちらの業界も経験しました。医療界では、退屈を嫌う多動傾向は急性期に、特に過集中がある人は救急やICUなど(ドーパミンが過剰に分泌されるからでしょうね)に、不注意型はマッタリの療養型に、細かくこだわる傾向は患者さんのケアが濃密な場所に等々。教育界の教職はわが道をゆく、おしゃべり好きな空気読めない人々が多い。
ただ、職業遂行上で各々努力しています。単なるADHDの特性があるで、やや空気が読めて周囲を気にすることができる人ならば、想像力の障害がないゆえに自己評価が下がりやすい。失敗を繰り返すことで自己肯定感が通常の人より低くなっている場合が多いのです。それを知らずに普通に近づけようと頑張るし、周囲も頑張らせます。そして成人期にボキッと折れてしまう。おそらく、発達障害を知らない人から見れば、このような内面を抱えているとは思えない。けれども、「困った人は困っている人」
なのです。←障害児者の教育でいわれていること。
医療では、薬剤等身体に影響のあることに関してダブルチェック機能がありますね。人はミスをする、この前提でリスクマネジメントが行われます。だれもが人間であるからミスを起こす可能性がある、ですからダブルチェックをするのです。。「この前ミスしたので間違いがないかお願いします」と一声かければ、相手方もダブルチェック機能を強化しますよね。ご自身のミスを防止する努力は、ご自身が見えていないことを指摘してもらえる環境を作ることでもあります。
人間一人の力は限りがあります。自分の限界を知り、公に求められる力を借りながら、ご自身の能力を伸ばすことです。
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看護師お悩み相談室