クリニックですが、リハビリ治療に来ている患者さんの中には、慢性的に何年も通っている人もいますよね。
転んで痛めたとか、交通事故で通っている患者さんは、やはり治して、治療が終わるのを目標に来ていると思うのですが、そうでない患者さんは、どう考えたらいいのでしょうか?
決して、そういう患者さんは来るなと言っているわけではありません。
私も腰痛持ちなので、でんき治療してもらえれば楽になるし気持ちいいし、そういう気持ちはわかります。
それと同じなんでしょうか?
人の「痛み」って他人からではわからないけど、慢性患者さんの中には、そんなにしょっちゅう来るほど大変なんだろうかと、思ってしまう患者さんも正直います。
通うのも大変だし、お金だってかかるし、よく続けて来られるなあと思います。
それとも、それらの患者さんにとっては、リハビリに行くことが「仕事」と同じ、日課みたいな感覚なんでしょうか?
治して通院しなくて済むことは、考えてないんでしょうか?
もちろん、誰しも病院通いを望んでいる人はいないですけど、そういうリハビリに来る患者さんに対して、どういった考えで接したらいいのかと、ふと思ったもので…。
私の考えすぎなのかな…まあ、そういう患者さんなんてたくさんいるよ、って範囲ですか?
皆さん、どう思われますか?
自分の思うところのリハ結果に到達していない。
リハをやめたらもとに戻ってしまうのではないかと不安がある。
リハ継続して現状を維持する事が目的になっている。
リハをすることで身体的に安楽になる。
リハをこなすことに達成感がある。
そんな面もあるかと…。
整形外来勤務してたことあります。
常連さんは高齢の方じゃないですか?
私は患者さんから仕事中に
「家に帰ってもやることないのよ。だから、看護婦さん焦らなくていいよ~」と言われたことがあります。
その患者さんには友達が出来てて、通院が好きなようで、憩いの場みたいでした。
「看護婦さん、どこから来てるの?」
「無理しないで頑張ってね」
とか話し掛けて下さって、職員とも関わりが楽しそうでした。
嫌ではなかったです。
おじいちゃんもいましたが…ちょこんと悲し
げに座ってて、「ここで寂しさ、まぎれるな
ら来て下さい」と思いました。
院長と合わなくて辞めましたが…
患者さんの心の裏側や人生の背景が全体につ
ながって理解出来た時は、外来の出会い深い
なあと、心に染みました。
世間話したり笑わせるのも看護。
寂しさに寄り添うのも看護。
来なくていいと患者さんに思うんじゃなく、来る理由の裏側を汲み取るとか考えたことはありますか?
治療とは、自分が納得いくまでが治療・だと先生がいってました。
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看護師お悩み相談室