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気管切開時の酸素療法

<2014年06月08日 受信>
件名:気管切開時の酸素療法
投稿者:まーさん

気管切開された患者さんが0.5lで33%の酸素がながれています。通常低流量で1lで24パーセントに対して0.5lで33%流れるのはなぜですか?
酸素の流量と濃度の関係がいまいち分からずにいます。

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No.1
<2014年08月24日 受信>
件名:無題
投稿者:しょたろう

0.5L33%、流量と濃度が記載されているということは、インスピロンを使用しているのでしょうか?通常はマスクでも低流量の場合はインスピロンは使用しません。気管切開でも同様です。インスピロンは流量と濃度が設定でき、加湿しながら高濃度の酸素投与が期待できる方法です。私の病院では1L程度なら人工鼻を装着して酸素投与しています。

大気中の酸素は22%です。つまり0L22%というわけです。
room airでは22%の酸素を吸っていることになります。
そのため
1L-約24% 2L-約28% 3L-約32% 4L-約36% 5L-約40%
6L-約45-60% 7L-約60-70% 8L-約70-80% 9L-約80-90% 10L-約90%〜
の酸素濃度投与が期待できるということになります。*投与方法に異なります。
インスピロンを使用するときに10L35%と設定することはあまりありません。
人工呼吸器には酸素流量の設定はありませんよね?人工呼吸器にあるのは酸素濃度(FiO2)の設定だけです。
投与したい酸素濃度に合わせて、酸素流量を決めていく。
まーさんが記載している患者さんの酸素量はあまり効果がないように思えます。主治医の指示なら仕方がないですが・・・。


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