まだ入職したばかり新人ですが疑問に思うことがあります。病院では毎日何度も肺炎の患者さんの痰の鼻腔吸引をします。
しかし、本などで調べてみると鼻腔吸引は非常に高い侵襲性があり、鼻腔の常在菌を下気道へ押し込む危険もあるため、窒素など考えられない場合は極力避けるべきとあります。
うちの病院では毎日、鼻腔吸引をし咳嗽を促しカテーテルを奥まで挿入し吸引をします。患者さんは毎日何度も鼻腔吸引をされ苦しそうなのでできれば避けたいですが、うちの病院はおかしいでしょうか。
おかしくありません。
それほど、痰の量が多いわけですから、頻回にサクションしないと呼吸停止してしまいますよ。
ただ、頻回に行う事で鼻くう粘膜からの出血には気をつけなければいけません。
初めまして
高齢で自力喀痰が困難なときは吸引しますが、まずは口腔から行っています。
そもそも吸引自体が浸襲がありますし 患者さんに苦痛を与えるので『痰が出せなければ吸引します』と伝えてから行います。
さて鼻腔吸引ですが…
口腔から吸引が困難な時やむをえず行うようにしています。
カテーテルを噛んでしまう・嘔吐反射が強い・口内炎や口腔粘膜の乾燥や出血がはげしいなどです。
基本的に気切やカニューレからの吸引でない限り声帯より下方の気道にはカテは入らないはずですが…この場合は細菌を押し込む事より痰の貯溜による窒息がリスクなので。
一律に鼻腔吸引するのではなく、アセスメントしながら行えば良いと思いますよ。
長文失礼しました。
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