熟年の休業中看護師です。
以前勤務していた100床あまりの民間病院の療養型病棟では紙カルテ&口頭申し送り&カーデックスを使用していました。
近年、電子カルテ導入と同時に、口頭での申し送り・カーデックス廃止、看護診断にNANDA、看護成果評価と看護介入にNOC・NICを導入している病院が多いそうですね。
キーボードの打ち込みはブラインドタッチで行う自信はありますが、電子カルテ導入と同時にシステムの多くが変わってしまっていることへの不安が大きいです。
どのように実地で行われているのか想像がつきません。
電カル導入による申し送り廃止による情報収集や情報の共有方法、およびNANDA・NOC・NICの利用の仕方について、具体的に教えていただけますでしょうか。
またリーダー業務はどのように変わりますか。
ドクターの指示拾いに緑色表紙の紙カルテに挟んである指示棒を拾ったのが懐かしい・・・
ブラインドタッチまでできるくらいにパソコを扱えているのであれば何ら問題はないです。
情報収集は、電カルのカルテ欄や経過表、指示簿で拾います。
細かい情報の共有に関しては、ソフトにもよるでしょうが、掲示板のようなものが各患者ごとにあると思います。
新しい指示が入ったら患者の一覧表にマークがついたりすると思います。
あまり気にすることはないでしょう。慣れれば大したことないです。
看護診断などに関しては、ここで一言でいうのは難しいと思います。
文章でだらだら評価しなくていいので簡便ではありますが、どうしでも診断名をつけるのに無理があるものもあります。
もし、就職した病院がNANDAを採用していたら、その時に勉強すればいいのではないでしょうか。NANDAはまだまだ改良中のものだし、上記の理由で無理があるため採用していないところもまだまだ多いです。
それよりも、どのくらいの期間かはわかりませんがブランクありなら、技術や根拠のほうがいろいろ変わっている部分もあるかと思われますので、そちらを勉強なさったほうがいいかと思われます。
ななしさまへ。
丁寧で分かりやすいご回答ありがとうございました。
おかげさまで電子カルテへの不安が減りました。
新しい技術や根拠については看護学生向けの本を読んだり医療系のサイト巡りで何とかやっています。
NANDA・NOC・NICの日本語は、時々ヘンな?日本語がありますねぇ・・・
看護診断「便秘」に対する看護介入の第一選択に「糞便埋伏管理」とか・・・
反面、電子カルテだと漢字を自分で覚えなくてもいい?医師の読みにくい文字から解放される?などプラス面も考えて、自分をなぐさめています。
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看護師お悩み相談室