ポンプの設定で、時間量を設定しても早く終わってしまうことがあります。抗がん剤などのときには困ります。なぜでしょうか?
わたしの病院で使用されている輸液ポンプでも、設定しているのに早く落ちたリ全然すすんでいなかったリするケ-スあリました。どうしてなのか、わからないですが…ボトルに目盛リをふって、自分の目でも確認すべきですかね。
輸液量の設定方式に流量制御型、滴数制御型のタイプがあり、前者はチューブのしごきを制御して指定の輸液量を注入するのですが、点滴セットの摩耗で流量は変化します。
後者はドリップセンサーで滴数をカウントしますので、輸液の粘稠度により一滴あたりの量が変化しても同じ一滴と換算するので誤差が生じます。
私の経験上は、どちらかと言うと指定時間より遅くなることのほうが多かったのですが、機械は万能ではないので、人間の目で確認、観察し、修正を行い機械を使いこなすことが大事なのでしょう。
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