臨床経験年数も充分だからと勧められ、今年度から准看学生の実習指導に入っています。
同じ指導者や学校の教員にその都度相談しながら取り組んでいますが、自分自身、准看の経験がないため、どの程度まで学生に求めてよいのかわからず戸惑うことも多く、やはり学生指導は難しいと痛感しています。
看護協会の実習指導者講習を受講しようかと思うのですが、私は非常勤のため休みを利用して自費で参加することになりそうです。また、会場は近くはないので、通うには時間も交通費もかかります。
実習指導者講習の内容は具体的にはどのようなものでしょうか。
大学や正看の学生指導をする機会は、職場を変わらない限り今のところないのですが、准看学生の実習指導に役立つでしょうか。
非常勤とはいえ、40日間も休みを確保して参加できるのか疑問ですが、それだけの価値のあるものでしたら前向きに健闘したいと考えています。
実習指導者講習会は、自分の看護を棚卸して看護観を再確認する良い機会になります。
なので受講するのはお勧めですが、職場の推薦がいると思います。
非常勤は事情があってのことと思いますが、自分の休み(無給)で自費で来ている人はいませんでしたので、職場の上司とよく相談された方が良いと思います。
どの程度まで学生に求めてよいか分からない、というのは看護師過程でも同じで、指導の初心者ほど期待値を高めに設定してしまう傾向があるそうです。
そのため、学校の指導要綱をしっかり把握することを強調されました。
実習目的・目標を達成できるように、患者選定や指導方針を統一することが重要と学びました。
そして、准看護師過程で重要なことは、看護師と准看護師では役割が違うということです。
看護師の指示を理解し実施できることが役割ですので、自分でアセスメントすることは求められません。
「准看護師でも働けばこのくらいできなくては」と考えると期待値が高くなり、学生にとっては辛いことになります。
参考文献を紹介します。
学生とともに創る臨床実習指導ワ-クブック第2版、藤岡完治、医学書院
レスありがとうございます。
職場からの推薦がいる というのは頭にありませんでした。
受講者はみなさん常勤なのですね。当然といえば当然か・・・。
指導の初心者ほど期待置高めに設定してしまう というのは全くその通りで、学生指導に真面目に取り組んでいると、つい准看学生には高度な内容を要求してしまっているようで・・・。
アセスメントしない看護 というものが私自身いまいち理解できないんですよね。
表面的な援助技術でよいのでしょうか。
でもある程度の患者の状態把握は必要ですし、 情報収集や状態観察をする以上はそれを深く掘り下げて考える必要があるのでは?と。
指導者講習まではまだ間があるので、少し考えます。
書籍も探しているところでしたので、参考文献の御紹介も助かりました。
ありがとうございました。
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看護師お悩み相談室