看護師お悩み相談室

内科病棟勤務の６年目の看護師です。

手術を受ける患者さんを学生以降、受け持ったことがなく

今更な質問で誰にも聞けません。見当違いな質問でしたら

申し訳ありません。

麻酔の種類に全身麻酔と局所麻酔があり、局所麻酔には

数種類あり、その中に脊椎麻酔、硬膜外麻酔がある。

前者は少量の麻酔で効果が現れる。手技的にも比較的容易だが

手術部位が制限される。

後者は首からの下のどの部位の除痛も可能。カテーテルを使用して

持続的な除痛も可能。ということはなんとなく分かりましたが

なぜ虫垂切除やヘモの手術は脊椎麻酔が多いのでしょうか？

硬膜外麻酔や全身麻酔ではだめなのでしょうか？全身麻酔は

有害反射の消失、意識の消失（怖くない！）無痛と最高に感じてしまうのですが・・・

プロポフォールやフェンタニル、ドルミカム、内科病棟でも使うことはありますが

正しく使えばいい薬に見えます。そして脊椎麻酔や硬膜外麻酔で麻酔薬を

神経密集地帯の背中に穿刺して入れるって怖いです。

また上下部消化管内視鏡でプロポフォールやドルミカムを使って鎮静をかけることが

あるのは局所麻酔ですか？

プロポフォールやドルミカムに鎮痛の効果はないですが検査中の

ことは覚えていないようなので意識は消失しているのでしょうか？

大学病院で、手術室の看護師をしていました。
務めていた大学病院では、ヘモもアッペも全身麻酔で行っていました。
それぞれの病院によると思います。
脊椎麻酔で、やると、覚醒に時間がかからないので、
オペの回転が早くなることや、全身麻酔に比べて
侵襲が少ない等の利点でやられている施設もあるのでは
ないでしょうか？
プロポフォールは、鎮静作用なので、鎮痛の効果は無いです。

患者の背景も関係あると思います。


脊椎麻痺は血圧が低下しやすいという特徴があります。全身麻酔より脊椎麻酔の方が侵襲は少ないですが、高齢者であればバイタルの変動が起こりやすいので脊椎麻酔で急激な血圧低下等で処置をするより全身麻酔(だいたいの場合挿管されている)をかけて処置をした方が安全な場合もあります。