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肺炎患者さんがいます。呼吸音、右側が浅く、右側臥位でSPO2上昇しました。

<2013年03月11日 受信>
件名:肺炎患者さんがいます。呼吸音、右側が浅く、右側臥位でSPO2上昇しました。
投稿者:匿名

肺炎患者さんがいます。呼吸音、右側が浅く、右側臥位でSPO2上昇しました。浅い方を下にすることで、血流が良くなり、、、ということで合っていますか?いろいろ調べたのですが、しっくりくるものがありません。初歩的な質問で申し訳ありませんが、どなたか教えていただけませんか?

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No.1
<2013年03月12日 受信>
件名:無題
投稿者:あや

教科書などで読んだ訳では無いですが、先輩看護師から教えて頂いた理由だと『側臥位にすると、上側にきた方の肺や胸骨が体重で圧迫されることなく良く膨らむので比較的呼吸が楽になる』とのことでした。患側(肺炎が起こって居る側)は元々肺の状態が悪いので、そちらを上にすると健側は下になり、肺の膨らみもやや制限されます。そうすると、両肺共にエアーの入りが通常より悪い状態となり、患者さんは大抵呼吸苦を訴えます。逆に健側を上にすると呼吸が楽になる…ということになります。


No.2
<2013年03月12日 受信>
件名:呼吸アセスメントはガスのことも考えてちょんまげ
投稿者:エミネムじじい

先に述べていただいたかたの内容で合っていると思います。

欲を言えば、その「ガス交換」つまり内呼吸の面も勉強してみてください
物理的、外的呼吸では健側を上部にした側臥位で、肺が拡張しやすくなります。
しかし、あまり長時間の、かつ極端な側臥位であれば、ガス交換である内呼吸では不利になります。ガス交換は健側の方がシャントが少なく、間質でのガス交換は良好です。そこでのガス交換は血流が良いほど効率がいい・・・ということは?

経験的には、やはり健側を上部にすることで患者さんは呼吸が楽になることがありますが、肺線維症などで肺が固くなって、物理的な呼吸がしにくくなった場合には、ガス交換も視野に入れた呼吸のアセスメントが必要です。内的、外的とは区別するものの、呼吸メカニズムは複雑ですから、そんなにスッキリと原因を突き止めることは困難だと思います。まぁ、看護師ですから、そんな医学モデルばっかり突き詰めることは望ましいことではありませんが・・・ちょっと小耳にはさんで、ベッドサイドで悩んでください(笑)

 
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