先日、腹水穿刺後のアルブミン再静流をする機会がありました。
400mlのアルブミンを3時間で滴下する指示だったのですが、急速滴下や滴下不良を起こさないように輸液ポンプをセットしたところ『ポンプは溶血しますよ』と先輩に指摘されました。
以前働いていた病院では、医療安全のためポンプ使用が望ましいとされていました。指摘を受けたあと色々調べましたが 、文献によって『ポンプ適応』と書かれていたり、『ポンプは使用せず自然滴下』と書かれて いたり、どちらが正しいのかわかりません。
アルブミンは血液製剤なので、自然滴下でした。ただ、小児科では血液製剤はたいていゆっくり落とすのでシリンジポンプを使用していました。(20年前)
もしかしたら輸液ポンプの種類によるのではないでしょうか?
ポンプには流量制御型と滴下制御型がありますが、調べてみると、前者のミッドプレス方式では血球成分の破壊がおきにくいため輸血にも使用できる…後者では不可とのこと、宇治徳州会病院のサイトで見つけることができました。
ご参考までに…
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