看護師お悩み相談室

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最近自分は看護師に向いていないのではないかと感じます。

<2012年09月27日 受信>
件名:最近自分は看護師に向いていないのではないかと感じます。
投稿者:みかっち

こんにちは。今年の4月から働き始めた看護師1年目です。
病棟看護師ですが訳あって今は外来の方で研修という形で働いています。そこに至る経過としては就職から4ヶ月後の指導者さんとの評価で「看護師としての基本的態度や安全管理が出来ていない。」、「看護の基盤となる部分が出来ていない状況でいくら技術を磨いてもそこからの成長は難しい。」と言われました。
 私自身同じ失敗は二度と繰り返さないように今後どうすればいいのかを振り返る等はしてきました。しかし、実際は一つの事に集中してしまうと周りが見えなくなる、言われる前に自分から患者さんの状態の変化になかなか気づけないなど、結局は同じ事を何度も繰り返し自身の成長が全く感じられませんでした。同期の子と自分を比べ「どうして自分はこんなにできないのだろう…。」と自己嫌悪に陥りました。
 その後どうすれば私が成長できるのか話し合い「患者さんが見えるようになる。患者さんの安全・安楽が守れるようになる。」という目標を達成する為に2ヶ月間外来で働く事になりました。
 日々健診や採血・注射等の処置に入りながら振り返りを行いましたが、同じ様な失敗を繰り返し目標の達成の為の日々の成長がなかなか感じられません。その為か毎日朝起きると気分が重苦しく、ため息は頻回に出ます。また同じ様な失敗をした時や、特に大きな失敗等はなくても自身の今後に対する漠然とした不安が押し寄せた時に突然泣きたくなり泣いてしまう事がたびたびあります。正直今は4ヶ月時の評価の際の「看護師としての基本的態度や安全管理が出来ていない時点で自身は看護師としてどうなのか…。」という思いがずっと心の奥に引っ掛かり、看護師としてやっていく自身があまりありません。実際に10月からどうなるのかもまだ分かりません。
 このような思いは新人で今の時期は誰もが経験して乗り越えていくのでしょうか?

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No.1
<2012年09月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

看護師としての基本的態度…あなたの病院のチェックリストにはどういう項目がありますか?ちなみに外来ではどういう失敗をしているのでしょう。辛いとは思いますが、書いてみては?知らない他人への方が書きやすいこともあるでしょうから。


No.2
<2012年09月28日 受信>
件名:それで普通なんじゃないかな。
投稿者:110番

みかっちさんの悩みを読んで、俺が入院した頃を思い出したよ。

俺の担当は入職一ヶ月目の新人の看護師さんだったよ。彼女は転職して看護師になったので、当時は26歳だったよ。小規模な病院だったので、彼女の同期生はいなかったと思う。しかも、俺以外の患者の平均年齢は80歳。彼女は自分が人より遅れて看護学校に入ったことをとても気にしていたよ。彼女は孤独だったと思うよ。

彼女が俺の担当になった時、彼女も悩んでいたよ。「自分は看護師にふさわしないんじゃないか。」ってね。俺も何となく彼女が落ち込んでいるように思えたので、励ましの手紙を渡したんだ。そうしたら、彼女は喜んでいたね。「嬉しくて涙が出てきた。」って。

彼女は一生懸命に努力していたよ。家に帰ってからも毎日が勉強だと言っていたよ。それでも、時々空回りしていたけどね。でもね、俺はそれでいいんだと思うよ。それが普通なんだよ。みんな悩んで、落ち込んで、失敗もして、それを繰り返して一人前になって行くんだよ。新人は、知識もなければ経験もない。だから、元気を出さなくちゃ。元気じゃなければ新人の価値はないんだよ。今日失敗したら、また明日頑張ればいい。明日の次には明後日も来る。そう思って毎日頑張ればいいんだよ。実力を過信して努力しない人よりも、実力不足を痛感して毎日努力をしている人の方が、俺は成長すると思うよ。

彼女は頼りない面もあったよ、でもね、一生懸命頑張っていたので、彼女が俺の部屋に来ると安心したよ。彼女の笑顔が、彼女の励ましが、俺の回復の原動力だったんだ。彼女は、「患者と一緒に頑張れることが、看護師としてのやりがい。」だと言っていたよ。そう思って毎日頑張っていたから、彼女は自分に負けなかったのだと思うよ。少なくとも彼女の思いは俺には通じていたのだから。俺も退院する時に彼女からお礼の手紙を受け取ったよ。俺はとても嬉しかった。それ以降はあまり会う機会がなかったので、俺が彼女に感謝の意を伝える機会もないうちに彼女は転職してしまった。そのことがとても残念だったけどね。彼女はとても可愛らしい娘で、笑顔が魅力的で、健気な娘だったね。ずっと一緒に歩いていたいような娘だったね。きっともう一人前の看護師になって、どこかで頑張っていると俺は信じているよ。まあ、俺のことなどもう忘れてしまっていると思うけどね。

俺は看護師の世界はわからない。でもね、どこでも同じだと思うよ。警察も同じだよ。刑事が一人前になるのには十年はかかるんだ。その間にいろいろな事件を経験しないとならないし、俺のように外国人犯罪専門だと外国語も覚えなくてはならない。当然のことながら、取調べも外国語でやるんだ。仕事の勉強以外に語学の勉強もしなくてはならない。新人の時だけではなく、人生なんて一生勉強の連続だよ。

俺が新人の頃は、悩んでいる余裕などなかったよ、事件が多すぎてね。一人前になった頃は先輩が皆引退して、俺の担当の言語は俺一人になってしまった。だから、あらゆる事件が俺のところにまわってきて、目の前の事件を処理することだけで精一杯だったよ。「自分がこの仕事にふさわしいか。」なんて、考えている余裕などなかったよ。その反面、いろいろと勉強にもなったけどね。でもね、俺はこの仕事が好きだし、ワルにも自分にも負けたくなかった。だから、毎日がむしゃらに突っ走っていた。そして、気がついたら今の地位に登りつめていて、若手を指導する立場になっていたよ。

もちろん、俺も人並みにミスをしてきたよ、新人の頃はほめられることよりも、怒られる事の方が多かったよ。無茶をして犯人に刺されそうになったこともあったよ。俺だって、今でも不安に感じることはいくらでもあるよ。仕事に自信がなくなることだっていくらでもあるし、「自分がこの仕事に向いているか」なんて、そんなこと今でもわからないよ。でもね、人並みの努力しかしなければ、人並みの結果しか出せないけど、人並み以上に努力すれば必ず結果はついてくるよ。泣きたくなったら遠慮なく泣けばいいんだよ。そして、思う存分泣いたら、心機一転しまた頑張ればいいだけだよ。あなたが「看護師に向いているかかどうか」なんて、そんなこと今考えることじゃないよ。停年退職した時にでも振り返って考えればいいことだよ。

人生には雨の日もあれば、晴れの日もあるよ。だから、あなたも簡単に諦めないで、もう少し頑張ってごらんよ。毎日一生懸命頑張っていれば、きっといいことにたくさん巡り合えるよ。


No.3
<2012年09月28日 受信>
件名:無題
投稿者:はるか

成長しようというみかっちさんの強い信念と努力があれば必ず大丈夫!!あきらめず、コツコツ努力すれば力はついていきますよ。早い人、遅い人は正直います。でも、それは仕方ないこと。向いていないなんて誰だって思う時期あると思います。口にはしなくても誰だって思う時期があるはず。そこで耐えて努力を続けるか逃げるかの違いです。頑張って!!


No.4
<2012年09月28日 受信>
件名:5年目だけど・・・
投稿者:匿名

私なんて、未だに毎日のように「自分って看護師に向いていないのかなぁ」って思っています。
4年間病棟で働いて、同期にはどんどん置いてきぼりにされて・・・。
それでもやっぱり夢だった看護師の仕事を続けたくて、自分の意思で他病院の外来勤務になりました。

案外、自信満々なのも問題かもしれませんよ(*ω*)ノ?・・・なんてね★


No.5
<2012年09月29日 受信>
件名:頑張ってください
投稿者:ナッツ

一人だと負担も相談出来る人もいなくて、大変ですね。
アドバイスにならないかもしれませんが、声だし確認してみては?
あと、分かり切っていてもメモしておいて、必要なスピッツのチェックをするとかはどうでしょうか。
誰でも忘れちゃうことはあるので、頑張ってください


No.6
<2012年09月29日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私も新人時代は苦労しましたよ。不器用だし、気が利かないし、口下手だし。
同期はみんな偉く見えたもんです。
基本、看護師は真面目な人が多いので、思い詰めてしまう傾向のようです。
でも、大丈夫大丈夫。
言い方きつい先輩ナース多いと思うけど、そういう人は大抵余裕がなかったりします。ただ、性格きついだけの人もいますが(笑)。
自分が指導する立場になったら、反面教師で、余裕がなくても、なるべく優しく教えてあげましょう。みかっちさんは、少なくともそのことを学べたと思います。それだけで、人間として成長成長。ちなみに、私も後輩にはできるだけ怒らず、優しくします。
ゆっくり焦らずね☆
比べないで、自分は自分☆


No.7
<2012年09月30日 受信>
件名:皆さんからのコメントありがとうございます
投稿者:みかっち

 皆さんからのコメントを読み、今は辛いですけど自分は自分と思い元気に笑顔で一つ一つ出来るようになれるよう頑張っていきたいと思います。
 コメントにありました前回書いた「看護師としての基本的態度」の病院の項目内容としては「①患者の人権の擁護、②看護行為による患者の生命を脅かす危険性の認識と行動、③職業人としての自覚と倫理に基づいた行動、④病院及び看護部の理念・組織と機能の理解と行動、⑤自己の課題と解決に向けた行動、⑥患者さんのニーズの把握…」があります。
「安全」では「①施設における医療安全体制の理解、②施設内の医療情報に関する規定の理解、③優先度を考えた看護ケア、④業務上の報告・連絡・相談を適切に行う、⑤規定や患者の負担・費用を考慮した医療器具の使用…」等があり、私はこれらのところが4ヶ月の時点で出来ていないと言われました。
 また同じ様な失敗を繰り返すと書きましたが、具体的には採血や皮下注射・筋肉注射等の手技や健診時の患者さんへの問診内容や患者さんについての理解、点滴など実施中における観察点等で同じ様な失敗を繰り返さないよう日々振り返りますが、なかなか成長が見られず結局は同じ様な失敗を繰り返すという現状です。
そして一番大きなインシデントはDr指示の確認ミスにより薬剤を間違った投与方法で投与してしまった事です。幸いすぐDrに報告し対処した為、患者さんの生命の危険に直結する事はありませんでした。しかしその出来事により看護行為が患者さんの生命に直結する事、だからこそ正確な確認と実施・観察と対応が大切であると反省し、その後は6Rや指差し呼称による確認を心がけています。
 今後については指導者さんと話し合い、2ヶ月で達成すべき目標は十分に達成できなかった事とそれをふまえて今後私がどのような目標でどこで仕事をするのが一番成長できるのかを考え決めていくという話し合いで終わりました。なので明日からはまだ具体的にどうなるのかは分かりませんが、皆さんからのアドバイスを参考にさせていただき頑張ります。本当にありがとうございます。

 
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