老人施設で働いています。
注入中に排便があった場合は、どのように対処したら良いでしょうか?
私が以前勤めていた所では、注入を一時止めてオムツ交換後に再開していたのですが、今の職場では、注入が終わって30分以上経ってからでないと排泄介助をしない方針です。
誤嚥性肺炎を繰り返して胃瘻増設された方ですが、逆食はありません。
注入中は、絶対に動かしてはいけないものでしょうか?
注入中にオムツ交換することでのリスクと、
注入中排便あって、終了までオムツ交換を見合わせるリスクと、
天秤にかけて判断されてはどうでしょう?
非常に嘔吐しやすい方なら、終わってからオムツ交換。
下痢で既に皮膚トラブルがあるようなら、オムツ交換を優先する。
非常に嘔吐しやすく、オムツかぶれもしているならば、ん〜私なら、
まず、注入前にオムツ確認しておくこと必須で、皮膚を保護するような軟膏を処方してもらって
日頃ケアしておき、注入すんでしばらくしてからオムツ交換し、
洗浄します。
できるだけ、注入開始して間もなければ良し!として、中断してオムツ交換してあげたいです。
そして、患者さんや家族と相談して決めると思います。
大切なのは、判断して行ったことにエビデンスをもって、説明できるようにすることではないでしょうか。判断には、知識も加えて。
そして、結果良くなかったら、何がよくなかった可能性あるのか、今後どうするのか
方向性を見出して、その患者さんにあった方法をチームで見つけて行く。
更に改善策を念頭におき、研究報告などアンテナを高くしておく
ことが大事だと思います。
流動物を注入することが、実は問題なのかもしれません。
経腸栄養剤は急性期のために作られたものですし。
余談ですが、注入中に排便あったことに気づかれた主さん、気づくことが第一歩ですよね。
きっと先輩より早い気づきだったのではないでしょうか。
先輩の判断も間違いではないと思います。
すぐに交換してあげたい、当然の気持ちはいつまでも持ち続けてください。
そして、判断力を先輩方の意見を参考にしつつ、養われたらいいように思いました。
先輩に言われた時、この方の場合、〜なので、オムツ交換を先にしましょう!!
といえたらいいですよね。
でも、そうなんです。言いにくいですよね。
正しい判断かは、後にわかることだと思います。
症例から、こうするのが妥当であろう、そして、患者さん第一に考えた判断は筋は通ると、
私は思っています。
(でも、便が出て気持ち悪いと思うので、注入後間もなくだったけれど交換しました。
では、素人ですよね。)
リーダーになると、病棟全体を見るようになり、(限られた看護師人数で見なければならない)
全体の優先順位もつけなければならないかもしれません。
ここに、私はもどかしく思いますが、行動の優先順位決定もエビデンスだと思います…。
(チームメンバーの時は、どうどうと自分の受け持ち患者さんを優先しちゃいます。
だって、患者さんの一番身近なのは、患者さんにとって自分ですから。)
長くなるので、このくらいにしておきます。
絶対に動かしてはいけないわけではありません。
しかし、経管栄養は食事です。
食事中にわざわざオムツ交換しなくてもいいと思うのですが・・・
いくらその利用者さんが誤嚥性肺炎の既往がなかったとしても
栄養剤は逆流・誤嚥性肺炎のリスクが伴うと思うのです。
主さんはどうして滴下中にオムツ交換をしたいと思うのですか?
主さんが利用者だったらオムツ交換してほしいですか?
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