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排便コントロール

<2012年05月30日 受信>
件名:排便コントロール
投稿者:匿名

がんの脊椎への転移と、大腿骨への転移の男性患者様がいます。
従って予後は不良。幸い疼痛はなく、理解力も正常です。

その方の排便コントロールに困っています。
脊椎転移により、下半身の知覚異常と麻痺があるので、排便・排尿の感覚がありません。ずっとポータブルトイレをトランス全介助で排泄をしてきました。(尿器もイヤだった)
最近になってやっとバルーンを留置することを承知してくれましたが、便だけはどうしても譲ってくれません。便意は曖昧なのに。この人の最後の砦なのは分かります。
なので、ナースコールがあれば、ポータブルへ降ろしています。
ですが、浮腫もあり重い!!!それに骨折のリスクも大きい。
愚痴をいえば、空振りも多い。すでに失禁していることもある。そのたびにシーツ交換。

オムツは承知してくれない。紙パンツ使用も拒否で、汚れたトランクスは洗濯をしてくれる家族がいないため、失禁した段階で破棄です。
いっそ、便秘にして、2、3日おきにオムツを承知してもらって浣腸で対応できればどんなに安全で楽なことか。

みなさんの周りにこのような患者がいた場合、どのようなケアを提供するのが良いとおもいますか?

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No.1
<2012年05月30日 受信>
件名:看護師の都合で・・・
投稿者:匿名

この患者様がポータブルトイレで排泄をしたいというのは大変重要な希望で、
質問者さんのおっしゃっている通り“最後の砦”なのだと思います。
ですから当然尊重されるべきだと思います。

まして
>便秘にして、2、3日おきにオムツを承知してもらって浣腸で対応できればどんなに安全で楽なことか。
は完全に看護側の都合でだと思います。

確かにそのような状況だったらオムツでベッド上排泄の方が安全だと思います。
ですが、ターミナルだということ、排泄というとてもデリケートな欲求であることを考慮すると
やはりご本人の希望に沿うのが本来だと思います。
割り切るしかないのではないでしょうか。

あとは安全対策をいかに施すかということですよね。


No.2
<2012年06月01日 受信>
件名:無題
投稿者:ささき

そうですね、ターミナルの方って本当に排泄のことが最後の砦になりますよね。亡くなる数時間前までポータブル移動してた方もいました。
バルンやオムツは楽です。でも本当にこちらの勝手なんですよね。忙しいと本当に勘弁してって思いますけど(>_<)
でもできれば患者さんの希望を尊重してあげたいです。振り返ったときに大変だったけど最後まで患者さんの希望を尊重できてよかったね!ってよく振り返ります。

せめて防水シーツを何枚も重ねておいてすぐ交換できるようにしておく、トイレの時間を決めておく、日中にできるだけ誘導するとかはどうですか?


No.3
<2012年06月05日 受信>
件名:そうですよね
投稿者:主です

「患者さんの希望を尊重する」
看護の原ですよね。
予後不良といっても、まだ数ヶ月の時間があると思われる状態ですが、
頑張ってみます。
ここのところ、二人がかりの介助でも、ポータブルの足で、患者さんの足に外傷を負わせてしまったり、わたしたちと患者さんの足が絡んで転びそうになったり、浮腫のある足をナースが踏んでしまったりと、いろいろ安全に対して検討する課題が出てきましたが、チームで考えて行こうと思います。
また安全対策に良いアイデアがあったら教えてください。
ありがとうございました。

 
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