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PEG事故抜去(バルーン式)

<2012年05月09日 受信>
件名:PEG事故抜去(バルーン式)
投稿者:dorizoちょびちょび

こんばんは。
老健に勤務している看護師です。
最近、バルーン式のPEGの事故抜去が相次いでいます…
対策として、固定水の確認、腹帯や、抑制着着用など検討しているのですが、なかなか実行には移っていないのが現状です…
提携病院も外科Dr. がいないからと、即、受け入れてくれません。
なので、緊急処置として、看護師が抜けたPEGもしくは、尿道留置カテーテルを瘻孔閉塞防止で挿入し、外科Dr. に診てもらえる時まで、div などで対応し、病院搬送するしかないのですが、その際、挿入した後、固定水を注入し、バルーンを膨らませても良いのでしょうか?
以前、病院勤務の時はDr. から「透視下でしてないし、瘻孔の向きもわからないのに固定水を入れ、穿孔起こしたら責任とれるのか!!」と注意され、看護師ができる緊急処置としては瘻孔閉塞防止でチューブを挿入したら、後は抜けないようしっかり固定し、
外科Dr. に任せる…と教わったのですが、今の老健の看護師の皆さんは普通に蒸留水でバルーンを膨らまし固定しています。
師長さんに聞いても「そうなの?」という答えで、私だけが戸惑い、不安なようです。


うちの老健はほとんどDr. が不在で、SWが「Br 入れておいてください」と指示する状況です。
老健に勤務している看護師の方にお聞きしたいのですが、PEG事故抜去の際の緊急処置、また、その際には固定水を注入してるのか、ぜひ教えてください。
もちろん、事故抜去がないのが一番なのですが…

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No.1
<2012年05月10日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

PEG挿入時に、腹壁に誤って挿入したというトラブルが報告されているのは事実です。
術後間もない場合は特に注意が必要でしょう。
胃残が引ければ、大抵は安全に挿入されています。出血等なければ。
施設内で抜去後の対応マニュアルを作成すると良いですね。
また、抜去防止を早急に検討、実施しなければ繰り返すだけです。


No.2
<2012年05月10日 受信>
件名:しない
投稿者:匿名

固定水は注入しないです。
そもそも透視していないので
チューブ先端が完全に胃内部に挿入されているかどうかが判断できません。
チューブ先端が胃壁外腹腔内にあったら?
わたしは今まで応急処置として抜けた胃ろうチューブ
またはフォーリーカテーテル等を挿入し、
固定水を注入せずに病院受診という処置をとってきました。

また、外科医に診察してもらえるまで点滴等で対応し病院受診、
と書かれておりますが、
どのみち外部受診になるのなら早めに受診した方がいいのではないでしょうか?


No.3
<2012年05月11日 受信>
件名:しない に一票
投稿者:あさがお

お疲れ様です

pegの自己抜去については、主さんが書かれている通り、それなりの清潔なチューブを挿入するまでが緊急対応です。目的は瘻孔が塞がらないようにするためであり、それ以後は継続して使用すべきでないと思います。
再挿入はあくまでも医療機関で透視下あるいは内視鏡下で行うべきです。

他の方もかいておられますね。
私の知るケースも
患者が自己抜去(バンパー式・痛そう・・・)してしまったあと、内科医者が内視鏡も透視もしないまま再挿入しましたが けっこう割腹の良い方だったこともあり、胃内まで届いておらず、腹腔内に挿入したまま蒸留水で固定し、そのままpeg経由で生食を注入してしまい、腹膜炎を引き起こすという重大なインシデントを起こしたそうです。(患者は生食注入から1時間後くらいから腹痛を訴えていましたが翌日まで対応できず、緊急opeになりました)
 
バルーン式であっても固定は皮膚側からテープでもなんでも外部固定でよいと思います。うっかりバルーンで固定してそれが胃内とはかぎりません。

師長さんはシリンジなどで胃液確認ができればよいと思っているのでしょうか。そもそも空腹時なら内容物は確認できませんし、生食注入してもその先が胃内とはかぎりません。

マニュアルも必要ですよね。
このケースはその施設の慣習にあわせてはいけない気がします。


No.4
<2012年05月15日 受信>
件名:ありがとうございました。
投稿者:dorizoちょびちょび

回答をお寄せ下さった皆様、ありがとうございました。
お礼が遅くなってしまい、申し訳ありません。

皆様の回答を見て、安心しました。
あくまで、看護師の挿入は緊急処置であり、早急な受診が基本ですよね。
提携病院に断られた場合、提携先以外に受診できる病院を検討してもらいたいのですが、いろいろ難しいようで、早急な受診ができない時が今後も想定されます・・・。
事故抜去後のマニュアル作成、抜去防止対策を早急に考えていかなければ、ならないですね。
ありがとうございました。

 
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