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断続性副雑音の音をどう考えたらいいでしょうか

<2012年04月18日 受信>
件名:断続性副雑音の音をどう考えたらいいでしょうか
投稿者:もも

 訪問看護師です。今まで何回か研修を受けて、努めて呼吸音を聴取するようにしていますが、断続性の細かい副雑音について、吸気時のバリバリという雑音を、"細かい"副雑音と捉えていいのかどうか、呼気時には聴取できないけれと゛も音の粗さから、"粗い"副雑音と捉えていいのかと悩んでいます。ちなみにこの音は、肺結核後遺症によるCOPD の方です。副雑音は音のみで考えてよいのか、呼気相吸気相のどこで出現するかに重点をおいて考えたほうが良いのか、どうか良きアドバイスをお願いいたします。

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No.1
<2012年04月20日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

細かい断続性副雑音は吸気の最後に聴こえ、
その他の副雑音(粗い断続性副雑音、高調性連続性副雑音、低調性連続性副雑音、胸膜摩擦音)は呼気、吸気のどこでも聴こえ得ます。
ですから、もし呼気の最初から聴こえるのであれば細かい断続性副雑音ではないと考えられます。
ちなみに粗い断続性副雑音の場合、呼気後に息こらえをしてもらって、その後深呼吸をしてもらうと聴取しやすくなります。

どこで出現するかは呼吸器聴診では重要なポイントだと思います。
また、湿った音か、乾いた音かもポイントのひとつです。
吸気のみで聴こえる場合、咳嗽による移動や音の変化がないか確認することも大切です。
また、副雑音は必ずしも一種類だけとは限りません。
複数聴こえるときには、より低いほうの音を聴取できることが重要です。
なぜなら、低い音のほうが、より太い気道での異常を知らせる音だからです。
ご参考までに。


No.2
<2012年04月21日 受信>
件名:NO.1です
投稿者:匿名

訂正します。
呼気後に息こらえをしてもらうのくだりは
粗い〜ではなく細かいほうです。
失礼いたしました。

 
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