規格5mLのものの場合、通常5mL入れるかと思いますが、抜去対策として、1〜3mL程度多く入れる事の可否についてお答え願えればと思います。
抜去(自然抜去・事故抜去)の要因としては、?過度の圧力(引っ張った)?カフワッサーの減少(自然流出・膀胱内浸透圧による水の移動・劣化によるカフの損傷)?カテーテルの太さと対象(患者)の尿道口の太さとの不一致、が挙げられるかと思います。
また下記についてもご意見願えればと思います。
・?では尿道口もしくは膀胱へのダメージ、というリスクが伴いますが、そのリスクを抑えるため、「万が一、事故抜去に至っても尿道口等へのダメージが最小限に抑えられるよう、カフのサイズ(ワッサーの量)が設定されているか否か?
・カフは予め、規格5mLのものは、「最低5mL、1〜3mL多く入れられる余裕を持たせている。」なのでしょうか?
・こういった事について書かれた文献はないでしょうか?
※規格5mLのカフへワッサーを多く入れるのは、カフ破損の要因の1つ、というのは承知していますが、浸透圧や自然流出を考慮して少し多く入れる事で、その対策にならないか、というのが冒頭記載の通り質問の趣旨です。以前勤務していた職場(病院)では、規格5mLのものにはワッサーを6〜7mL入れていましたが、現在の勤務先では多く入れる事に対して異論が出てます。文献については以前見たのですが、どの本に書かれていたかが思い出せず、困っています。
規定量以上を注入して事故が起きた場合、医療サイドの責任を問われるかと思います。
規定量以上の注入の可否に関しては、メーカーに直接聞いてみるのが一番かと。
カフの容量もっと大きなカテーテルも有りますよ
カテーテルを製造している会社、(できれば施策、研究、開発部)にきくのはどうでしょう。
あまり詳しくないし、あいまいで申し訳ないですが、
常識的に考えて、安全に使用するためのバルーン量として表示してあるでしょうから、
違った使い方は、問題になると思います。
かなり安全をとっての表示で、多くても材質的には大丈夫だろうと感覚はありますが、
それは、誰かに責められて理由を述べても
信頼性はありませんよね。留置期間や、尿の性状なんかでも劣化進行度はかわるでしょうし。
抜去対策はテープ固定方法などを工夫する等と、発想すべきでは?
例えば訴訟問題になった時、規定と違った使い方をしていると、落ち度になると思いますし、
医療物品を規定と違った使い方をする時は、きちんと必要性を倫理委員会?(だったかな)
など通して使う事が必要だと思います。
医療機器認証番号なんてのは、正しく使ってこそ、認められているのでは?
事故が起こった時、抜去予防のためそうしたんだといっても、
作った側は、使い方が違うというでしょうね。
返信ありがとうございます。
たしかに事故が生じた場合の責任問題では絶対的に不利ですが…。
抜去対策・尿漏れ対策、として以前の勤務先では普通に行っていました。
現勤務先では、テープ固定NGです(一度やって「非常識」と指摘されました)。
調べた時、「患者の尿漏れ・尿道の太さによりワッサーを少し多く入れて様子
を見る。それでも改善されない場合は、太いものに入れ替える。留置期間が
長くなると尿道が拡張していくため、適宜観察が必要。」とありました。こうい
った事が何に書かれていたか…思い出せないんです。
前の勤務先が、どうしてた、今の勤務先ではNGだとか、という問題ではないと思います。
一看護師として根拠を考え、そこの病院のやり方に問題があるなら、
良い方向に改善して行くことが大事だと思います。
テープ固定が、NGなのは、なぜ??皮膚に負担がかかるから?
私の意見は勉強不足かもしれませんが、
まず根本的に、留置期間を長くしない方法を考えるべきですし、
日常的に引っ張られると、直接尿道口に負荷がかかりますよね?
ならば、その前に固定が必要だと考えますが…。
皮膚への負担なら、固定箇所を毎回ずらすとか。
皮膚に負担がかかるのと、尿道口に負担がかかるのとどちらが損傷が少ないか??
実際、留置期間が長くなる方見えますよね。
尿道は大きくなり、カテーテルは太くさぜるをえなかったり。
いい方法が見つかるとよいですね。
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