聴診法での血圧測定時、コロトコフ音が2〜3秒聞こえて、途切れて又2〜3秒聞こえだすときはどこからを収縮期血圧と言うのでしょうか?
困っています。
減圧によるコロトコフ音の変化…第1相 最初に音が聞こえた点→収縮期圧。第2相 収縮期雑音様(ザーザー)に変化する。第3相 高調なはっきりした音(トントン)となる。第4相 音が急に小さくなる点。第5相 音が消失する点→拡張期圧。
聴診間隙とは、第2相が欠如するものです。カフ圧を下げていくと、聞こえていたコロトコフ音が一旦消えて、再び聞こえ始めることを言います。血圧測定にあたって注意が必要です。 第3相の始めの音を収縮期圧と誤ることがあります→脈を触知しながら、脈が触れなくなるまでマンシェットを加圧し、目安をつけておくと回避できます。また、第2相でコロトコフ音が消失した時点を拡張期圧と誤ることもあります→水銀柱が十分に下がるまで聴診することにより、回避できます。
つまり、一番最初に聞こえた音が収縮期圧となります。
第2相が欠如する現象はなぜ起こるのですか?
何か心疾患の絡みですか?
わかる方いらしたら教えていただきたく思います。
高血圧、大動脈弁狭窄症などでみられやすいです。
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