看護師お悩み相談室

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最近ADHDと診断されました。たぶんLDもあります。

<2011年10月18日 受信>
件名:最近ADHDと診断されました。たぶんLDもあります。
投稿者:イルカ

わたしは、看護師をして4年目になるのですが、最近ADHDと診断されました。たぶんLDもあります。今まで以上に一時記憶が保てなくなり、仕事は,注意散漫で、人のちょっとしたニュアンスの意味もわからなくなってきて、相手の気持ちを察することがほとんどできなくなってしまいました。今外科病棟にいるので、いつか大きなミスを犯してしまうのではないかと心配です。そこで、転職を考えているのですが、小さい頃からずっと看護師になることが夢だったので、他の仕事を考えてこなくて…でも、やっぱりこの職業は去った方がいいでしょうか?もし、看護師を続けるなら、どう言うところの方が働きやすいかよかったらアドバイスがあればお願いします。

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No.1
<2011年10月21日 受信>
件名:最近ADHDと診断されました。たぶんLDもあります。
投稿者:mi

ADHDと診断されたのは最近ですから、今は日々の業務を遂行しながらADHDについて学んでいるところでしょう。

文章中、「今まで以上に〜できなくなくなってしまいました」というのは、診断されたことのストレスが強度である(誰しもストレス強度下では集中力が減退し、対人への関心が減退する)ことを示していると思いますので、障害受容に至るまでの葛藤の間、仕事上のストレスをできるだけ減らしたほうがよいでしょう。

貴方が受診するきっかけになったのは、自分の意思からでしょうか、上司の助言からでしょうか。もし、上司からの助言であれば、上司は職場環境(この場合人的環境)の調整を意図してのことでしょうから、診断後の貴方の状態を把握して調整しなければなりません。

貴方がADHDと診断されたそれまでの状態が、貴方の本来の姿と思います。外科病棟看護は、扱うドレーンや薬剤など生命にかかわる看護が多いので、転職までの間、生命にかかわる看護よりも生活にかかわる看護が多いところに移動されることを望むとよいでしょう。

LDは、読字障害、書字障害、算数能力障害があります。看護師国家試験を合格しているならば、社会適応に必要なそれらの能力を獲得していると思われますが、どこかが弱いのでしょう。

まず、ADHDの特性を自分自身が理解し、注意欠陥が他者に与える影響と、ADHDの特性を生かすキャリア形成を、考えて欲しいと思います。

考えることはできるはずです。看護師は日々アセスメントしていながら行動している、思考と実践を直結しようとする職種です。思考と実践の距離が少し遠のけば、貴方の特性が見えるはずです。


No.2
<2011年10月22日 受信>
件名:驚きました。
投稿者:yuzu

私もつい先日、といいますか・・。
この書き込みをイルカさんがされた日に、同じようにADHDではないかとの診断を受けました。
看護師歴3年目の、24歳です。
恥ずかしながら、以前から物忘れも多く、おっちょこちょい。申し送り中にも居眠りしてしまうし(起きようと頑張ってるのに)、何度同じことを言われてもできない。勉強もやる気なし・・・といった具合でした;;

私は、今年の3月までは公立の小児専門病院に勤めておりましたが、やはり仕事が出来ず、人間関係に疲れてしまい退職しました。(この時にはまだ自分に障害があるなんて思ってもみませんでした。)
そして、引っ越しもして5月から新たな職場で働いています。老年の慢性期の病棟で、看護度よりも介護度のほうが高いのでは?というくらいのところです^^;;
それでもミスや人間関係が微妙になってしまい凹むことは絶えませんが、以前の急性期に比べればずっと精神的には落ち着いています。人間関係も非常に良い職場なので、頑張れています。
私は、先日ADHDだと言われ、正直やっぱりか、という気持ちとどうしようという気持ちがごちゃごちゃになっている状況です。
まだ確定診断も受けていない状態(今はコンサータとイソクリンを内服中)なので今後どうなっていくのかなという不安もあります。

ただ、今までこの仕事の出来なさや空気の読めなさは、すべて性格で、自分が悪いんだと、だめな人間だと思って自分で自分が嫌いになって、どうしようもなくなって、不安で、寝れなかったりしたことも、全部が全部性格だけの問題じゃないかもしれないと思えるようになったことは、私にとってはとても大きなことでした。

私も、今後この看護師という仕事をどうしようかと、悩みます。
私はもう、急性期の、生命が左右されるようなところには行けないと思いますし、自分でも行く気はないです。
それでも、私も看護師という仕事が夢で、看護師という仕事が好きな人間です。
少ないながらも今まで培った看護師の知識や技術を少しでも生かして行けるような場所で、看護師という仕事を続けていきたいと思っています。

とりあえず、私は今の職場で、できるところまでやってみようと思います。
ただ、やはり外科系や急性期を多く扱う病棟や病院では、肉体的にも精神的にもとてもお辛いと思います。
何もやめずとも、看護の活躍できる場は、そういったところだけではないように思います。異動や転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

長々と私ごとを話してしまってすみません。
ただ、私のように、イルカさんと同じように悩んでいる、同じくらいの歳の人もきっとたくさんいます。

お互い、一緒に頑張っていきましょう(^ω^)


No.3
<2011年10月24日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

看護師の仕事って一度に何個もこなさないといけない職場が多いですよね。
入院があって、急変があって、点滴を時間でかえて、ナースコールがなって、電話がなって…。もう、パニックになります。
私も、そういう職場にいた頃は、うっかりミスが多かったです。
ひとりひとりと向き合えるのんびりとした職場なら
大丈夫なのでは?
きっとイルカさんに合った職場があると思います。


No.4
<2011年11月08日 受信>
件名:ADHDについて知っていること。
投稿者:トライ

私も症状を疑って、10年以上前、検査し、脳波や知能テストを受けたりして診断を受けました。MRIなどで脳の画像をとってみたり、ADHDの改善プログラムなどに参加してみたりもしました。実際は、ADHDについて知っている医師は少ないし、懐疑的なひとが多いのが現状のようで、専門にかかったからなんとかしてくれるケースはまずありません。結局は自分で、情報を集めて、対処方法を考えていかなくてはならないことだと気がつきました。最近、ようやくADHDがなんであるのかがわかってきたところです。

 ADHDはブームのようになっていますが、この10年を振り返ってみて考えると、診断は、自分にとっては何の役にも立たないものだったと考えます。
冷静にADHDがブームになった背景を考えてみてください。これは、ひとつのビジネスなのです。 

病院経営を考えたとき、診断を出して、一生治らない症状のための薬を永久に出し続けるような患者がつくことは、医療点数をくれるお客様をつなげておけるのですからおいしい病名です。ADHDの生活アドバイスのようなカウンセリングも保険がきかないですが、ちょっとの労力でたくさん稼げるおいしい部分です。
そういう裏を考えれば、ADHDの治療の看板を掲げている病院がどれだけ信用できるのか、よくわかると思います。ADHDの治療プログラムに参加するのは時間もお金も無駄にします。また、親との葛藤が病気に摩り替えられ、自分は病気なのだ、と思春期になって悩み、自尊心が傷つけられて、後々荒れる子供も多くいます。
夫婦仲がよく、親の器が大きければ、子供は問題なく育っていきます。診断は必要ありません。

 だいたい、確かめてみてください。通い続けたところで、その病院で症状が治った、というひとはまったくいないはずです。本当に賢い人なら次第に、自分の人生をよくしたくてやっていることが、自分にとって本当は何の意味もないことに気づくと思います。
確かに、診断が出たてのときは、自分の土台が揺らぐので、とにかく医師に従ってみよう、その病名にしたがってみよう、となりますが、そのときは動揺し、宗教のようになにかにすがりつけば助かるように思えて、そうさせてしまうのです。
 病院のいい鴨にならないように、気をつけましょう。

しかし、ADHD症状については、確かにあります。最近の研究で、特殊な機能をもたせたMRIで脳の写真をとると、ADHDの脳に血液の塊が沢山あることがわかったそうです。つまり、もともと敏感な人間が過度のストレスをうけると、脳に炎症をおこし、それを何とかするために血液が集まってきて塊が出来ます。そして脳の伝達物質がうまくでなくなるので、神経系がうまくつながらず、左脳と右脳のつながりをつかさどる部分にそれが出来た場合、理性と情動のバランスがとれなくなったり、成長期の脳機能発達に偏りができるということが原因だと、アメリカではわかってきているそうです。

つまり、いままで言われてきたように「遺伝」なのは、感覚や性格の敏感性だけで、ADHD自体は、後天的要因だということです。発達途上の子供が受けている過度のストレスです。ADHDの病院でみかけた親子は、どの方も正直、人間的に未熟な親が多いです。当然、親の無理解や圧力に子供は日常ストレスをかかえています。しかし、病院では、親ではなく、子供が病気にされて、その問題をつくったストレスをかける親も、ADHDだから子供っぽく、きちんと親業が果たせなかったことになってしまうのです。原因と結果をすりかえた、医者の巧妙な手口だと思います。

だいたい、医者には勉強する時間などありません。誰かの文献を読んでそうだと鵜呑みにするのがせいぜいで、患者の症状から独自の研究を続けて、独自の治療法を見つけている医者はいないと思います。いまは患者のほうがよく勉強している時代ですから、「専門家」のいうことは鵜呑みにしないことです。。

最近、瞑想がADHDの改善に大きく役立ったと報道されているのも、ADHDが後天的ストレス症状であることを示しています。瞑想が敏感な子供たちの脳のストレスの炎症を抑えることに役立っているからです。
また、ストレスを受けて炎症を起こした脳には、伝達物質を増やすことにきくEPDというサプリや大豆のレシチンなどが、改善に大きく役立つそうです。ストレスをかけて炎症を起こさないような心の対応力をつけることも大事かと思います。

また、もうひとつのADHD要因として、あまり知られていないことですが、歯に金属の詰め物はありませんか?70年代をピークとして、日本の歯医者は水銀アマルガムをつめてきました。いわゆる銀歯です。ネットで検索すれば出ると思いますが、その水銀の中毒によって、脳の中枢神経系が破壊され、ADHDと同じような症状がでます。口の中でイオン化された重金属が脳の神経回路を破壊して、軽い水俣病のような症状を出します。気圧の変化で、体調が悪くなったりするのも特徴的です。また、電磁波などで、脳の関門が開き、そうした有害物質が体内に入ることで、生体電気でつながっている神経のつながりが悪くなるということもあります。

その場合、歯科治療後、重金属を排出するために、玄米菜食みそ生活に変えてください。精製塩、精製白砂糖、人工物質のアミノ酸添加物、肉類は成長ホルモンや神経かく乱物質系が入っている可能性があり、脳に下手な影響を与えてしまいますので、食生活も見直す必要があります。
脳のつながりに影響を与えるものに気を遣うことこそがADHD治療なのです。
脳に悪い物を排除し、つながりを良くする物質をとること、そして、適度な神経刺激を与えることでADHDは治ります。

知り合いの人間行動学の学者も独自の研究で同じ見解を述べていましたが、ADHDは、単なる「症状」であって、永久的な病気でも先天的病気でもありません。

ですからADHDに向き合いたいのなら、複合的にかかわっている可能性を考えて、一つ一つ原因をつぶしていくしかありませんが、そのほうが医者に診断をうけ、対症療法的な薬をもらい、診断をうけたことで、社会的な差別をうけて、競争社会の中で自分を不利にするよりも、ずっと前向きな対処方法です。幼少期の環境がストレス過多であれば、同じ理由で軽度なLDのような症状も出ますので、親子関係がどうだったか、考えてみる必要もありそうです。

本当のLDになると、生まれつきの脳の奇形が画像で見られたりします。そうでないのなら、トレーニングと栄養で、症状が治る可能性が十分あるということですので、下手に医者のいうことを鵜呑みにしないで、自分の頭で考えることをお勧めします。


No.5
<2011年11月09日 受信>
件名:前向きに考えて
投稿者:キルト

わたしの息子もADHDと診断されているので、人事とは思えずコメントさせていただきます。

看護師に限らず、どこの職場に行っても、今のままではミスをするし、注意を受けると思います。
自分が変わらなければいけないと思います。
ADHDと診断を受けて、さあどうするかという事です。
薬を飲んで落ち着かせるのか?それとも、何かいい療育方法を考えるか?
これもDrと相談して、色々試していかなければいけないことだと思います。
専門の先生にも色々あるので、自分に合った信頼できる先生を見つけていくのも必要です。

記憶が保てないなら一々メモを取る、処置しないといけない時間を忘れてしまうなら、アラームを利用するなど、それぞれに対処方法というのが必ずあるはずです。
これも自分に合った方法を見つけていくしかないと思います。
方法が分からない時は、医師や心理士などの専門家を利用すればいいのです。

あとはコミュニケーションや周りの雰囲気を察知できないなどの問題は、職場の誰でもいいので、自分の障害を認めてくれる人を作ってください。

新しい職場でまた一からとなるほうが、私はしんどいと思いますよ。
まずは出来ることから、気持ちを前向きに、頑張ってください。
応援しています!


No.6
<2011年11月10日 受信>
件名:ADHDの正しい理解を。
投稿者:mi

 私は今、発達障害児がいる養護学校に勤めています。もちろん看護師としての臨床経験があります。

 ADHDは注意欠陥多動性障害のことで、不注意、多動性、衝動性の3つの中心症状とする発達障害です。現在、ADHDの原因について研究されていますが、解明されるには至っていません。ただ、遺伝的要素が強いということ、脳の実行機能が障害されているという見解が示されています。実行機能の障害についても、それでは説明がつかない部分もあり、研究途上にあります。

 脳の実行機能とは、取りかかり(課題の整理、優先順位づけ、取りかかり)、焦点化(課題に対する注意の焦点化、維持、移動)、努力(覚醒レベルの制御、努力の維持、処理速度)、感情(欲求不満の管理、感情の調整)、記憶(ワーキングメモリの活用と想起)、行動(行動のモニタリングと自己制御)のことです。これらは前頭前野がつかさどる機能です。

 ADHDの人は、神経伝達物質であるノルアドレナリンやドーパミンの調節障害があるといわれ、覚醒レベルをあげる薬剤が有効とのことで中枢神経興奮薬が治療に用いられます。
 ADHDの治療は、「社会適応に向けての教育的支援」と「薬物療法」の二つがあります。成人に至っては現在薬物治療の適応になく、ADHDがあることで二次障害を発症し、日常生活に支障がある状態、たとえばうつ病や躁うつ病などで苦しんでいる場合に抗うつ剤などの適応となります。

 ADHDは、本人の精神的努力のなさによるものでないし、親の育て方によるものではなく、この世に生を受けて以来の「特性」です。
 人間としてこの世に生を受けた者が、目や鼻や口、身長、骨格が違うのと同様。似た顔貌や体型をしている者もいるし、全く違う者もいます。脳のつくりや機能についても、似たような者がいれば全く違う者もいます。
 
 
 さて、話を戻しましょう。貴方には看護師になる夢がありました。なぜ、そう思ったのでしょう。その職業に魅力を感じた出来事や周囲の大人たちの姿に影響を受けたことがあったのでしょう。それが、貴方の奥底に眠っている「思い」なのでしょう。それを実現までこぎ着けたのは、貴方自身の努力なくしては成立しないものです。つまり、実行機能が障害されているにもかかわらず努力して手に入れたことは、「貴方ができること」なのです。

 ところで、貴方は、脳梗塞等で片麻痺が残った人の看護目標を「もとの生活レベル」に設定するでしょうか。また、その人を取り巻く社会がそれを要求すると考えますか。看護はその人の障害レベルとリハビリによる可能性を吟味しますし、経営者側は現状を維持するべく代役を考えます。これは対立する立場になりがちですが、「人間が一人では生きられない」現実と「人間が社会を構成する」ゆえに起こることです。

 何を言いたいのか、貴方にはわかるでしょうか。人間そのものの営みが、一人では生きられないことを意味し、社会に生きることを求められている、ということです。看護は、その理解を無視した暴走という形で提供されることがあってはならないのです。貴方ができることは、貴方が理解した知識と直面する困難への適応に関することを提供することです。

 少しだけ先輩のたわごとでした。


No.7
<2015年07月04日 受信>
件名:私も全く同じです。
投稿者:ゆうちん

県立病院に務めて4年目です。本当につらいです。
4ヶ月前に小児科病棟に移動になりました。
一からの勉強でかなりのストレスです。自分に出来ない事が多すぎて、本当につらいです。。
この前は、
あなたが勉強しないから信頼がないんやろ、基本的な報告連絡相談が出来んやん。分かっとる?
と、言われました。
本当に恥ずかしくて辛くて死にそうでした。
自尊心が傷つけられ、それから退職を考えるようになり、ADHDが頭をよぎるようになりました。
何をしても不安で何をしても辛くて、周りを気にしてしまいます。
気持ちわかります。。
私も退職後は急性期を避け、慢性期で働こうと考えています。
お互い頑張りましょう!


No.8
<2015年08月23日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

 役割分担がはっきりした場所、一人の仕事のみをするような場所が良いと考えられます。つまり、機能別看護を取っている病院か、クリニックといった場所が良いです。

 反対に他職との連携が密だったり、多重課題が多い所は×。作業中断と再開が多く、メモの時間も無く、マルチタスク。同時作業、一時記憶が下手なADHDには難しい。特に鬼門なのが、救急系、手術室。

 手術室はADHD特性に合うと言う方もこの掲示板で見受けられたが、患者の状態により手術のパターンが一定でない、Drの好みで術式が変わる、細かい作業が多い(ADHD≒不器用)といったことに対応しきれない。実際私は無理でした。また、他職の方が非常に多くて、目配り、気配り、心配り+αが必要です。


以下看護師を辞めるススメ。

 ADHDは時間管理が下手で、リーダー業務が難しいため、看護師として出世はキビいしいと思います。私はあと半年~数年以内に辞めます。看護師になるべきでなかったと痛感しています。それは、我々は一般の人に近づける対策をしたり、自身の有利な特性が発揮できる職業につければ全く問題ないと理解したからです。しかし、看護師はその両方が不可能な職業と考えます。

 例をあげて説明しますと、瞬間的な記憶がし辛いとか、忘れ物が多い特性が我々にはありますよね?そして、忘れ物が無いように張り紙したり、ボイスレコーダー使ったり、通知機能やスケジュール機能を使うことが大きな対策になります。 しかし、看護師はそのようなことできますか?殆どの病院ではできませんよね。そもそも業務中に自分の電子機器が使えませんから。


No.9
<2016年12月12日 受信>
件名:お疲れ様です。
投稿者:Lapin

看護師4年目です。ADHDと診断を受けたのは看護師2年目でした。
看護師として以前に社会人としてを問われ続けています。
当然ですよね…遅刻、欠勤、早退、体調管理不足、報連相不足…他にも沢山ありますが…自分で書いていても恥ずかしいです。しかも何故出来ないのか自分でも分からないのですから、救いようがないですよね。当然、ろくな対策も取れずに同じことを繰り返す私に信頼関係なんて築ける訳がないです。
ADHDの私たちは定型の人より劣っている、とコンプレックスを抱える人が多いと思います。少なくとも私はそうです…私たちは自分が一番周りと違うということを日々定型の人からの態度で痛感していると思うので…
何故出来ないのか何故出来ないのか何故出来ないのか。
出来ていないことだけは痛い程分かっているんです。けれどその先をどうしたらいいのか分からない…でも可笑しいことをしてしまったんだということだけは分かっているんです。でもどうしたらいいのか分からない…
この無限ループの繰り返しをしていること事態が、定型の人達には理解出来ないと思います。定型の人達が私たちADHDの人を見てガッカリしている以上に、私たちは自分で自分にガッカリしています。
申し訳ありません。少し話しを大きくしてしまいました。本題に戻ります。
看護師という仕事は自分以外の誰かを助ける仕事である以上、自立してらいて信頼できる人でなければいけませんよね。
つまり私は…ADHDである看護師は、誰か助けて…そんな言葉は言えないのです。何故なら、自分がどうしたらいいか分からないことを、例え幼少から考え続けて来たことを…未だに答えが見つかっていないとしても、率直に分からない、ということは許されないのです。それでも勇気を出して口に出せば、他人任せにするな、何で分からないの、自分で考えなきゃ意味がない…それだけです。
考えても分からないことの対策なんて出来なかった私は、それでも諦め切れず、病棟、施設、外来、クリニック等の看護師の活躍出来る場を転々としてみました。しかし、何処であろうと私が変われなければ変わらない…退職せざるを得ませんでした。
私は主さんと同じで、看護が好きです。その気持ちだけで看護師5年目をそろそろ迎えるますが…ズルズルと来ました。残念ながら私は何も変わることは出来ませんでした。
私は看護師を辞めて、来年の4月から医療とは全く関係のない仕事へ就くことを決断しました。何も解決していないので、きっとまた同じことを繰り返すだろうと思います…でも少なくとも誰かの命まで危険に晒すことはなくなります。
これが今の私の選択です。長々と私事を書き連ねてしまい申し訳ありませんでした。
参考までになんて言える訳がない私ですが…同じ悩みを抱える主さんに何か出来ればと思い、書き込んでしまいました。
主さんの平穏な日々を願います。失礼致します。


No.10
<2017年10月13日 受信>
件名:同じADHDの診断を受けたものです
投稿者:シャチ

学生時代皆勤賞など一度も取ったことがなく、高校では出席日数よりも欠席日数のほうが多かったわたしですがなんとか卒業し、社会人を2年間(サービス業)やり、やはり社会のルールからはみだしてしまいキャバクラを3年やりました。キャバクラのような世界ではADHDという個性で逆に輝くことができました。しかし看護師になりたい!という願望をふと思い出准し看護学校に入学。(←この衝動的な行動も今考えるとADHDらしいと思います(笑))准看時代もやはり遅刻や欠席は人よりおおかったですが、余裕を持ちながら卒業し、准看として病院で働きながら高看へ。実習では記録に関してはグループで1番書けているといわれましたが、遅刻・早退・欠席は学年1位でした。ほとんどの先生は実習で関わる前はいつも居眠りや人の話を聞かない態度や集団行動を乱す姿をみて悪い印象をもっていたようです。しかし、学校に行きながら病院で働いて、心が壊れてしまい心療内科へいき、ADHDの診断を受け学校の先生にも早々にカミングアウト(←きっかけは身の回りの整理整頓ができなさすぎてよびだされたときに)しました!そこから先生からの接し方が変わり自分も考え方が変わりいい意味で開き直って生活するようになってからは生きやすい人生になりました。先生も、あっあなたは忘れやすいから他の人にも声かけてもらいなさいね的な声掛けやことや確認作業をこまめにしてくれるようになったり。これから就職をしますが、就職後に職場の雰囲気みながら上司へのカミングアウトをするかしないかゆっくり見定めようかと思います!今ADHDはとっても生きやすい世の中になりましたし、私自身も嫌われることを恐れることを辞めたため、ほんとに生きやすい人生を送っています。自分の話ばかりになってしまいましたが、他のかたのレスをみて改めてADHDはわかりやすい個性だなと思いました。だって自分の弱みを知ってれば他の人にカバーしてもらえるじゃないですか♪助けてもらってる分は自分が得意なことやできることでお返しすればいいと思ってます。自分の弱み知らない人の方が逆に怖いなーっていろんな職場や人間関係を経験して思いました!そう思うと私達のようなADHDをもっているナース苦手なことに対して事前に対策をとれます。病棟時代、やはり体温計を消灯台におきっぱなしにするレベルのミスは多かったですが患者さんの心を傷つけたり、誤薬などの生命に直結するようなアクシデントは起こさなかったこともひらきなおって考えられるようになった因子の一つです。長くなってすいません。カミングアウトしたほうが自分がいきやすくなる可能性が高くなるならしたほうがいいですが、これは一か八かの掛けになってしまうのでゆっくりと環境や人間関係を考慮し、医師ともよーく相談して決めて自分が生きやすい場所を遠回りしてでも探せばきっとADHDという個性をもった自分のことも好きになることができると思います。一人でも多くのADHDをもつ看護師の方々が生きやすい職場を見つけられるように祈ってます。

 
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