こんにちは。
うちの病院はヘパロックを使用していますが、点滴再開時に落ちないときは私は生食を少量シリンジで吸ってそれで押していましたが、それって血栓を押してしまうリスクにつながるのでしょうか?
落ちが悪いときはヘパロックで押して血栓のリスクをなくすと先輩が言っていたのですがその手技がただしいのでようか?
ロック後の点滴再開の手順というのがどこにも載っていないので教えていただきたいです。
こんにちは。看護師です。
わかる範囲で少しだけコメントさせてください。
点滴ロックの際にヘパリンを使用することはあまり推奨できません。
疾患によっては、危険なこともあります。まず、ヘパリンの必要がないのでは
ないかと思います。なぜ、ヘパリンを使用しているのでしょうか?
点滴ロックは、留置しておくルートの中を陽圧にしておくことで可能だと思います。ということは、生理食塩水で可能です。
また、再開の時に抵抗があるときに、押し入れてしますのは非常に危険です。ちよさんも書かれているように、血栓がとぶ可能性があります。
わずかでもその危険を感じているならば、行うべきではないです。
抵抗があるときは、逆にシリンジで引いて血液が引けることを確認すべきです。薬剤を投与する前に、生理食塩水で流してから薬剤投与ではないでしょうか?
点滴のことだけではなく、少しでも危険を感じたことについては、一旦立ち止まり、確認してから実施することをお勧めします。
当院では、CVHーRより開始時は生食シリンジ10CCでフラッシュして開始、それ以外は、フラッシュなしで接続後開始。開始時に滴下しなければ生食シリンジ10CCでフラッシュする事まで医療安全で決まっており、それでも滴下しない、 閉塞している時は末梢ルートは再キープ、それ以外はDrcallしています。
ヘパリンロックについて幾つかスレッドが立っていますし、こちらは一年前のものでしたが、内容が一番自分が日頃思っていることに近いと思いましたので、
加えて質問させて下さい。
私は40代後半のナースで、病棟に勤務していた独身時代にはこのような方法はありませんでした。いろんな職場を経験し、聞いたことはありながらもヘパリンロック初体験の今日この頃です。
1.前日にヘパリンロックしているにもかかわらず、そのルートに輸液つないで滴下し ようとするもほとんど、スムーズに滴下できたためしがありません。
教科書には「ルート内のヘパリンを吸引してから・・・」とありますがとんでもない!
抵抗があって全く引けません。
2.そこで、生食または輸液をシリンジで吸い、ゆっくり注入します・・・フラッシュです。
ここでいつも自分の中で疑問があります。
「これ、血栓飛ばしていない?」
いつもものすごく不安です。でも、一緒に勤務するナース、落ちが悪かったらこうす
るんよ、って言うので、そうしています。
3.本当に閉塞していたらシリンジを全く押せないか、サーフローとチューブ接続部か ら漏れ出しちゃいますよね。このようなときには勿論抜針、刺し替えます。
こちらのNo2.さんのコメントを拝見すると、これでいいんだな(ヨカッタ!)なんて思えてしまう。
だけど、再開の時に自然滴下できないのは少なくとも凝固しているということだと思うので、それを、あまり抵抗がないからと言って押してよいものかどうか、そこがずっと疑問なのです。
他のスレッドでは、ヘパリン入れながらミルキング・・・など拝見いたしますが、
そもそもヘパリンは抗凝固作用がありますが血栓溶解作用を見たときにどうなのかと(既にコアグッているところに有効なのか?)これが勉強不足ですが。
また、No1.さんの仰る、点滴ロックは陽圧にするのが目的、というのも、目からうろこでした。ただ普通に、ヘパリンなり生食なりルートに充填するということでよいものなのでしょうか?
高齢者の施設で、毎日点滴しないといけない入居者さん徐々に増えていて、ルート取るのが大変になっているので、質問させていただいた次第です(トホ~)
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