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手術室看護について

<2011年08月07日 受信>
件名:手術室看護について
投稿者:けい

新卒で手術室に配属されて4年目になりました。
今年の4月から、新しい上司になり4ヶ月目になります。
その上司に私の看護観を否定されてしまい、後輩にはその姿を見せられないと言われ悩んでます。
手術室の看護について相談させて頂きます。

上司から
「あなたは患者に寄り添って、手を握って、不安や辛い気持ちを受け止めるという看護の基本が出来ていない。」
「患者中心に、患者発信で物事を考えるという基本的なことに欠けている。」
とご指摘を受けました。

私が考える手術室の看護観は、身体的ケア>精神的ケアです。
無傷で事故なく病棟に帰室することが大切だと思います。そのためには自分に知識と技術が備わっていたいと考えて、日々学習しています。
気持ちに寄り添うだけじゃ、手術室では患者を救えないと思ってます。

精神的ケアを無視しているわけではありません。意識下の手術ではとても必要なケアだと思います。ただ、その場に看護師として存在するにはどうしたら良いか。
手術は進行していく。
患者の気持ちは緊張で張りつめている。
どちらを優先するか…
患者の話を聞いて手術の進行を止める?患者の手を握ったままで手術を進行させていける?
治療して手術室から早期に帰室するのが緊張を和らげられることだと思うから、治療を優先したい。
そう考えています。

知識ばかりあっても、患者の気持ちを受け止められずに処置・治療を優先するのが患者のためだとは思いません。
ですが患者の身体に何が起きていて、どうしたら楽になるか。・原因も分からずに患者の気持ちを受け止める…
・原因は分かってる、だから辛い、その気持ちを受け取める、ではこうしてみるかと提案する…
どちらが看護専門職者として、相応しいか。
私は後者と考えます。

患者の手を握って苦しみ、辛さを受け止めることは非常に大切です。しかしここは手術室。
それを最優先に出来ません。

安心して手術を受けられる、不安が緩和された状態で手術を受けることは、大前提だと思います。
患者の安心を最優先にすることが手術室の看護なの?
患者の安全を最優先にすることが手術室の看護なの?
安心できるから安全?違います。安全だから安心だと思います。手術室での第一優先は安全だと思います。
私たち手術室看護師が知識と技術を持つこと、これが私の手術室での看護観なんです。

それが正しいと思ってやってきた4年間だったので、そこを否定されると、私は何のために看護をしてきたのか分からなくなりました。

私は思い込みが激しい性格なので、これだと思ったら視点をなかなか修正するのが困難です…
上司は私に何かを考えさせるために、私の看護観を否定したのは分かります。ただ何を?どこを考えさせようとしてるの?そこを悩んでいます。


拙く、長い文章で申し訳ありませんが、どなたかご助言お願い致します。

最後に、上記の文章で不愉快になられた方がおられましたら、大変失礼を致しました。

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No.1
<2011年08月07日 受信>
件名:けいさん間違ってないですよ
投稿者:るる

うーん けいさん手術台に寝てみた事がありますか?あの狭い台の上に寝て
あっ!落ちそう! 室内を見回すと色々な機械があり、看護師さんが、バタバタと
準備に追われている。「まな板の鯉ってこの事なんだ」と思いました。
私がオペ室に勤務している時は、患者の気持ちわかりませんでした。と言うより準備で忙しくて患者さんの気持ちまで寄り添うなんて余裕ありませんでした。

でも、実際患者になってみると、そんな不安な気持ちな時に「ベッド狭くて落ちそうな感じがしますよね?手術中は落ちないようしっかり、ベルトしますからね。  バタバタしていますけど、最高な状態で手術できるように頑張って準備していますからね」と手を握ってあげる事ができたら最高だとおもいませんか?患者に寄り添う事ってそういう事じゃなかなと私は思います。
私も基本的な考えはけいさんと同じで、手術が正確にスムーズに医療ミスなく出来る事が義務だと思います。患者も家族もまさか術中に医療ミスが起こる事なんて
思っていませんから。
なので、どんな事態になってもすぐ対処できるような技術、ドクターの癖、知識を身につけることが一番だと思います。
けいさんが今まで行ってきた看護は間違いではないですよ。
ただ、少しの余裕や、術台に寝てみて天井を見て自分なりに感じた事をこれからの
仕事に活かす事ができるのならば、けいさんがますます伸びていくのではないでしょうか?毎日が緊張の連続だと思いますが、患者にとっては手術室に入ることは、
本当に未知の世界に入っていくことなんです。
その事を忘れないで下さいね。
頑張って下さい


No.2
<2011年08月07日 受信>
件名:ありがとうございます
投稿者:けい

るるさん、ご助言ありがとうございます。

間違いではないと、私は誰かに支持をしてもらいたかったのだなと、るるさんのコメントを読みながら感じていました。

「患者の気持ちに寄り添う」という意味を、私は少しはき違えて認識していたと思います。
入室してから麻酔導入までの、ほんの短い時間に、私たちは精神的ケアという側面に全力投球していたということ…。それを見失っていました。

手術室看護師は患者が手術に臨む、その緊張が最高潮である直前に関われる存在として、患者に寄り添うということ…
それに気づかせて頂きました。
また頑張れそうです。
貴重なご意見、本当にありがとうございます。


No.3
<2012年12月26日 受信>
件名:最大限の看護を!
投稿者:じゅん。

私は手術室経験者です。

安心が、得られていてこそ安全に行われていくのではなでしょうか?
術前訪問はしていますか?そこで手術室での流れや麻酔の説明をしたり、なるべく不安を軽減できるような援助はしていますか?
手術当日はあたたがいて安心できる!とう患者さまとの関わり
を事前なに作っていますか?
実際に手術をするのは医師です。
看護師のあなたができること、やるべきことを考えてください。
わたしは必要であればずっと手を握っていました。

 
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