いくら調べても調べきれなかったので投稿しました もともと食事はできていて、虫垂炎等の加療の為数日絶飲食になっていた患者さんが飲水を許 可されました。この場合、初回飲水は何をどれだけどのように飲ませ、症状は何を観察すれば よいですか? 調べたところ、改訂水のみテストがあり、冷水を3ml飲ませムセがないかを見るとしかでてき ませんでした… また、上部消化管内視鏡検査後の初回飲水では、飲ませたあとどのくらいで腹痛などの症状が でますか? ヒントでもいいので教えていただければ嬉しいです
まず、着目するべきところは疾患と絶食期間ですね。
例えば、私が働いていた整形外科の全麻OPの場合、腸蠕動音聴取出来れば可でした。術後1時間でも飲ませてOKでした。夕方には食事が開始になります。午前一番のOPの方でしたら本人が拒否されない限りお昼ご飯からお出ししていました。
日帰りOPにも対応できるように、腰椎麻酔は極力行わない方針の病院でしたので、挿管は行わずラリンゲルマスクでの麻酔でした。手術にもよりますが、半月板損傷などでしたら手術時間10分以内とかだったので、麻酔にかかっている時間は極めて短時間でした。
そのため、むせの出現などほとんどありませんでしたし、嘔気の有無をチェックすればいいくらいでした。
これはあくまで私が働いていた病院の一つの例えでしかありません。
この方法をやや古いやり方をする先生の元でやってしまったら、おそらく私はとんでもない看護師だと言われて首にされるでしょう。
実際に違う病院で同じ整形外科で勤務した際、手術時間の短い、全く問題無い若い方でも翌日から食事開始でした。
病院や医師によって本当に違うのです。
くろねこさんのお勤めの病院の医師の治療方針はどうでしょうか?
慎重に進められる先生でしょうか?
それとも若い人には安静による害の方を心配してさっさと離床を進めるタイプでしょうか?
虫垂炎は点滴治療のみだったのでしょうか?
OPもされたのでしょうか?
その病院にやり方はどうなっているか、まずは似た疾患の患者さんの過去の事例をカルテで読まれたほうが良いかと思います。
その上で資料が欲しいのでしたら、専門の看護学雑誌のまとめ版が定期的に発行されていますので、そういうものをお買いになったほうがいいと思います。
教科書にはスタンダードとされる内容しか掲載されておらず、では実際の現場ではどうなのかという事は書かれていない場合が多いからです。
お求めの答えではないかもしれませんが…。
ちなみに私が過去働いてきた病院の話ですが、以下のようにしていました。
数日間絶食だった患者には常温の飲料水を50ml程度から開始し、腸蠕動音の聴取、腹部不快・むせの有無を観察するようにしていました。
数時間経過後も状態が落ち着いていれば翌日から重湯から開始。
一食ずつUPしていく方法が多かったです。
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