一般の内科呼吸器病棟ですが
肺疾患・自力での排痰ができず、経口、経鼻的に気管内までの吸引をする事が多くあります。
吸引前にアンビューやジャクソンで酸素を送るという手順がありますが
実施している人をほとんど見かけません。
みなさんの病棟での実施状況がどうなのか知りたいのと、
必ず実施するべき事なのか伺いたいと思っています。
よろしくお願いします。
サクション施行する人全てに酸素使用しているわけでは無いので、現実問題ジャクソンやバックバルブ使用してからサクション施行する事は少ないですが、患者さんの状態によると思いますよ…
しかし、サクションでSPO2が下がり易い場合などは必要な場合があると思います。気になる様であるなら、サクション前後のSPO2を測定して観るとよいです。その際はサクション後三分位、低下があるか、サクション前の値にどの位で改善するか…肺音の変化と一緒に観て下さいね〜
人口呼吸の患者さんなどの気管チューブ交換の際はバックバルブなどで補助換気しっかり施行してから手早く交換します。サクション後しっかり酸素化して処置します。
酸素投与中であれば酸素投与量サクション前にアップして施行する事はあります。
指示流量に戻す事!絶対忘れずに!サクション前は酸素流量のチェック呼吸状態のチェック一連の流れですよね〜
サクションにかかる時間も大切です…気絶するほどしつこくやってはダメです?
しかし辛い処置です?有効に取ってあげましょうフィジカルアセスメント大切です!
人工呼吸器を装着している患者で、PEEPが高値でかかっている患者や気胸のリスクの高い患者でなければ、ジャクソン加圧しながら吸引していますが、経鼻もしくは経口からの吸引の場合は行っていません。
肺機能の悪い患者に高濃度の酸素投与は怖いですし…。
また、何十秒もかけて吸引をし、低酸素や迷走神経反射から血圧が低下したり、脈拍延びたりするのは怖いので、一回の吸引時間を10〜15秒程度にし、少ない回数で済むように吸引技術を向上させることは大事だと思います。
また肺リハを行ったりスクウィージングなどで排痰介助を行い有効な吸引が行えるような看護を行うことも大切だと思います。
とても具体的な御回答をいただき参考になります。
ありがとうございました!
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