先日、患者さんにビタミン入りの静脈注射30ccを翼状針を使用して行った時のことです。
血液の逆流もありスムーズに血管に入ったのですが、途中から「少し痛いかな?」と言われたため注射器を引いてみましたが、スムーズに逆血もあり腫脹もありませんでした。
結局、そのまま逆血を確認しながらゆっくり続けたのですが、終わった後に患者さんから「やっぱりいつもと違って少し痛かったかな。」と言われました。
注射痕も内出血しておらず、ちゃんと血管に入っていたように思うのですが何故なのでしょうか?
こういう場合は、もう一度刺し直したほうが良かったのでしょうか?
時々静脈注射する患者さんなのですが血管が細いため再度刺し直しするのも難しいので、そのまま続けたのですが・・・。
針先が血管壁ぎりぎりになっていると痛みを感じることがあります。
患者様が「冬は液が冷たいから痛い」というのを聞き流していたのですが、
実際に自分が点滴を受けてみるとよくわかりました。
本当に痛みを感じました。
よほど長時間の点滴でもないかぎりは刺しなおす必要はないと思いますが、患者様にフォローを入れておけば問題ないかと思います。
「内出血もなく終わりましたが痛みがあったんですね。申し訳ありません」ぐらいで。
血管壁ぎりぎりに入っているということは、確実に血管に入るようにもう少し針を進めてみても良かったのですね。
これから寒くなってくると、血管も出にくくなるので難しいです。
頑張りたいと思います。
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看護師お悩み相談室