静脈注射を翼状針では上手くできるのですが、
注射針では途中で漏れてしまいます。
手がぶれて針がずれてしまう為かと思うのですが
シリンジの持ち方や固定の仕方、コツがありましたら
教えて下さい。
針を刺入したあと、シリンジにばっかり集中しちゃうのでは?針先をみてなくて、薬液注入中に少しずつ針が抜けるか、入るかしてずれて、もれるんじゃないでしょうか。
刺入後は、注射器ごと患者さんの腕に上からおしつけるようにして固定しながら注入してます。
あと、座位より臥位のほうが入りやすいようです。座位だと、患者さんの腕がなんとなく逃げてることがあります。本人にその気がなくても・・・。それで、針が入ったあとも少しずつ抜けていってもれたりしたことがありました。
たまに失敗、でしょうか?
難しいですよね、あと少しなのに、もう一度、て…
採血する際、翼針では翼を固定するか、ルートが長いので、座っていただいている状態ならば、上半身が後ろに姿勢を崩そうが、手などに捻りを加えて軸がずれるような採血以外の安楽ををしようが、大きな深呼吸しようが、施行し易いですが、
シリンジでの採血は(押せば引く、引かば押す、)といった、刺入部一点で目視確認しながら、皮膚下での業ですから、 患者さんにも採血するこちらにも、呼吸するぐらいのわずかでも、難しくなります。
片手で針固定と腕全体の動きを支え、患者さんの動く呼吸に合わせるかのような構えでいながら、世間話に相槌をうち、「痛くなかった?」なんて声かけてる先輩に未だに憧れます。じっくり観察したわけではないですが、背中越しでも優しさが伝わるような。そんな先輩も、開封したサーフロが二、三本とスピッツがトレーに開封してあり、が誇らしげにスタスタ歩いて来るのを見ると、口にはだせないけど、心からジーンとします。
私も普通の注射針は苦手です。
針が長いし、シリンジも直接接続されてるので持ちにくいうえに刺しにくい、うまく刺さっても固定がしずらい…
それに比べて翼状針は針も短く、持ちやすい、さした後の固定も安定しやすい。
私のやり方ですが、
まず狙った血管にちょっと刺します(針が長いからとあまり長めに刺すと漏れの原因になると思うので。静注はすぐ終わるし、狙った場所でちょっと刺せば、大丈夫だと思ってます。)
刺してしっかり逆血があるのを確認したら、その角度を保ったままシリンジをしっかり支えたまま駆血帯をとったら、静注します。
シリンジを持つ手で示指は針に添えて、小指は患者さんの体に接触する(置く)ようにして、自分の手を固定させます。中指〜環指(小指)はシリンジを持ってます。
他の方もおっしゃる通り、患者さんの腕が動きにくく安定していることも大事です。
スタンド型の小さい枕に置くならいっそ、テーブルにどーんと腕を投げてもらうほうが安定します。
あとはタオルケットなどをたたんで、腕の下に置くクッション代わりにしてみるとかどうでしょう。
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