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初歩的な質問です(痰が肺に貯留している=肺雑と捉えていいものでしょうか?)

<2010年07月03日 受信>
件名:初歩的な質問です(痰が肺に貯留している=肺雑と捉えていいものでしょうか?)
投稿者:匿名

 痰が喉元に貯留して、明らかに喉元から聞こえる雑音(喘鳴)が、響いて肺からも聞こえる場合、やはり肺雑と言ってよいのでしょうか。
 私は明らかに喉元にたまってる音と判断した場合、痰貯留音と表現していました。
 どう表現するのが正解なのでしょうか?
 確かに、主に肺からあがってきた分泌物が痰として出されると思うのですが(唾液もありますが)、と言うことは、痰が肺に貯留している=肺雑と捉えていいものでしょうか?

 ちょっと初歩的で、分かりにくい質問となってるかもしれませんが、正解を知りたいのでどなたか、教えてください。お願いします。

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No.1
<2010年07月04日 受信>
件名:長期臥床状態での観察下だとおもったのですが。
投稿者:@げんきこつ

こんにちは

痰の残留の状態とよくにている視点と思いました。

対象者ありきで、わかりにくい事なので、

患者さんの日常の1コマを観察するのに、何故、いつから、また、どんなときに?と私は考えるようにしています。

例えば、車椅子に移乗し、坐位が維持できない体力の方の場合、食事も胃ろうだったりする方の場合、口腔ケア後に自分の唾液すら飲み込めず、咳反射を促し、喉のあたりでぜろぜろした音が聞こえる事があります。

そういった場合、痰をだす咳自体が体力を消耗してしまいます。

また、
のどちんこ(咽頭蓋)が 長くなってしまい、音が響いて来ることがあります。

胃ろうで、逆流性食道炎をもともともっているかたも、注意は必要と思います。

トピックス状況下はなんともわかりにくいのですが、いかがでしょうか…?


No.2
<2010年07月04日 受信>
件名:肺雑の判断
投稿者:匿名

 回答ありがとうございます。 

 先日、どう聞いても肺からの雑音が聞き取れず、しかし他の看護師に聞くと、肺雑がひどいよね・・・って言われて、え?私には肺雑は聞こえなかったような・・・と言う思いをしました。
 でもその患者さんは、寝たきり・胃ろうあり・痰吸引頻回の人で、きっと私の聞き方が悪かったのかも。と思っています。

 何年も看護師やっていて、今までなんだったんだろうって、おちこんでしまい、不安になり・・・投稿しました。

 患者さんの状況から推測できることを判断して、慎重に観察しようと、今一度考え自分の観察に対する態度を変える機会にもなった気がします。


No.3
<2010年07月05日 受信>
件名:同じです。答えではないですが。。
投稿者:匿名

私も同じです。これ肺雑っていう??って思います。咽頭部の音が響いているときは肺の音は聞き取りにくいですよね。
相談者さんがおっしゃるように、これを肺雑(副雑音)というかどうかと考えるなら「別物」と私は考えますがどうなんでしょうね。
例えばいびきをかいている場合だって、肺に音が響くけど、それを肺雑とは言わないじゃないですか、肺の中の痰が完全に咽頭部まで上がってきてて、もう肺はクリアだけど喉のところで痰がからんでるだけって場合も肺雑があるとは言わない、そういうふうに考えるとNo1さんのおっしゃるように原因と状況に焦点をあてて捉えればいいのかなと思いますね。
私も痰貯留音と書いて、肺副雑音とは区別していますが正解かどうかはわかりません。ごめんなさい。


No.4
<2010年07月06日 受信>
件名:肺雑音とおおざっぱに書くことが問題?
投稿者:ジンベイザメ

雑音を起こす起点が異なるので分けた方がよいと思います。
医師カルテでは雑音はどの位置にどんな雑音か?が記載されています。
看護記録ではおおざっぱなことがほとんどです。おおざっぱだからこのような疑問が生じるのだと思います。

副雑音が聴取できるなら、副雑音の何であるかを記録し、胸部写真を見たらいかがでしょうか?
副雑音も疾患によって音が異なりますし、胸部写真と炎症部位が一致しているか
確認すると理解できると思います。

頚部聴診は、主気管支を聴診する時に使います。
咽頭・喉頭での雑音は咽頭ゴロ音、死前喘鳴、吸引しても消失しない咽頭ゴロ音などなどになりますね。
心臓の雑音も疾患によって異なってきます。この音なら心不全の危険あり、とか予測できるのですが・・・。


No.5
<2010年07月07日 受信>
件名:無題
投稿者:@げんきこつ

ジンベイザメさんの回答に納得いたします。


前回のレントゲン写真の時の状態と、レントゲンをすぐとらないまでも、全体的にみて、いかがでしょうか? 有効な酸素化がしにくい状態は呼吸だけではなく、既往に貧血などもあれば、心負荷の増大も考えられます。去痰ができ、痰吸引などによる気道分泌物が最小限の苦痛で改善できれば、または体位ドレナージなどで自力喀出できれば、また、口すぼめ呼吸や風船遊び(自力で肩を挙げて胸郭の運動を行う)など、活動性を取り入れながら維持するなどは…幾つか羅列してみましたが、当てはまる方法はあるでしょうか?
体位変換後など訪床時にはからず、数時間で急変するケースもあります。カートやアンビューなどは?

ご家族来訪時に、
連絡方法に変更ないかなどをきっかけに 医師とご家族が対話出来る時間など設けるなど、よく状況ご判断されてスタッフとカンファできるといいですね


No.6
<2010年07月07日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

もし私だったらそんな時は「咽頭部にて水泡音聴取」と書いて、アセスメントで痰貯留著明とか書くかなあ。
痰の貯留だったら体位変換や咳嗽で変動することがあるから、他のスタッフさんが聴いた時には肺野にあった痰が、トピ主さんが聴いたときにはあがってきていた可能性もないとはいえないかも、と思いました。

 
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