看護師お悩み相談室

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心カテについて。(何かいい勉強方法や先輩へのうまい聞き方はありますか?)

<2010年04月27日 受信>
件名:心カテについて。(何かいい勉強方法や先輩へのうまい聞き方はありますか?)
投稿者:匿名

外来に転職し、心カテについています。
今までの経歴(カテ経験がある方もクリニックしか働いたことのない方も)に関係なく2、3回フォローがついただけでその後はついたことのない検査や処置でも一人でつかなければなりません。看護師は一人です。
医師と技師が話している内容を聞いても、専門的すぎる言葉ばかりで「???」といった感じです。
なんとなく検査の流れがわかってきましたが、今何をしているところか聞くと、自分が思っていたことと違うこともあるし、抜けていたこともありました。間違った記録は書けないですし、検査中何度も聞いています。
一人で必死になってついていこうと聞いています。
カテ中そのまま治療に入ることもありますし、急変もおこるので、何かあったら…いつか大きなミスをしてしまいそう…と思いながら。
実際、この間も急変でレベル低下や胸痛があり、あせりながら薬をいき、不安で仕方がなかったです。他の先輩がついたときにはDCを使うこともあったとのこと。
何度も先輩に相談しましたが、笑顔で「みんなわからんから」「わからんかったら技師がやってくれるから」と。
看護師の責任てそんなもの?患者は命かけて検査してるのに!と正直腹立たしくなってしまいました。
また先輩方はわからないなりにも、やはり経験があるので急変時によく使う薬の使用方法(ポンプ使うのか、希釈しなくていいのかなど…)を知っているだろうし、経験の中で動けることはたくさんあると思うんです。
先輩にもよく使う薬を質問したりしますが、まだまだついていけません。
勉強の仕方が悪いのでしょうか。DCも触ってみたりしますが、あくまで自己満足だよな…と思います。
使い方を聞くと口頭でさらっと言われ、後になり清潔区域でどうやって使うの?コードがいくつかあるけどどれをどこにつなぐの?と疑問がわき、また聞きにいかなければならない…。実用的な指導がほしいなと思います。
何より、こんな訳のわからないままついて患者に申し訳ないし、自分の家族ならされたくないと思います。自分の知識不足、患者さんへの申し訳なさ、緊張と不安から落ち込み、泣けてきます。責任の重さといつか事故をおこし免許がなくなるんじゃないかといった不安に萎縮もしています。
どこの病院もこういうものですか?私が先輩に依存してしまっていますか?
また、何かいい勉強方法や先輩へのうまい聞き方はありますか?
アドバイスどうぞよろしくお願いします…!!

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No.1
<2010年04月28日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

心カテは私はついたことがありませんが、循環器経験は7年くらい。ブラス、救命、ICU4年経験あるのでたいていはわかりますが。まず冠動脈3本は覚えましょう。すると血管支配から、詰まった血管によってどこの部位に虚血がおこるかわかります。あと、心臓の4つの部屋と弁。血管。要するに解剖です。あとSGカテで得られるデータ。不整脈は難しいですがカテ中のトラブルとして発生する頻度高いので勉強しましょう。そうすると抗不整脈剤もおのずと調べなければなりません。急変時の看護は循環器に限りませんので勉強してください。そのへんをクリアしたら治療。血管に対してはPTCA、ステント、不整脈ではアブレーションなど。他にも色々ありますがこの辺をクリアしていけばいいと思います。ある程度わかると疑問点を医師に聞けますよね。学習意欲のある人には教えがいがあるのですごく丁寧に教えてくれるというのが私の経験談です。あと疑問点は師長に相談して勉強会を企画しましょう。分からずに流していい仕事なんてありえません。いい機会ですよ。患者の立場にたったらやはりきちんとした知識のある人にみてもらいたいに決まってます。色々いわれる大学病院ですが新卒からその辺はしっかり勉強できます。卒後教育をしっかりしてる施設ではわからなければ誰かがやってくれる、なんていう考えはありません。意識を高くもって頑張ってください。


No.2
<2010年04月29日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

相談者です。返事ありがとうございます。勉強の方法をぜひ参考にさせてもらいます。
今までの病院は1回見学→1回フォローをついてもらい一人で動く(評価してもらう)→一人だちというのステップでした。
前の病院のやり方をしてほしいとは言いませんが、ついたことがない検査は一回でもいいので見学させてもらいたかったのです。アブレーションもついたことありませんが一人でつきます。アブレーションの機械を触る業者さんや先生(入って1ヶ月たっていないのでコミュニケーションをまだうまくとれていないどころか先生の名前もまだ覚えきっていませんが)に聞いてイメージだけでもつけようとしていますが、イメージだけで不安です。
ちなみにカテの専属はないため、外来とその他の検査も覚えています。外来は誰か先輩がいるので何かあればわからないことを聞けますが検査は全て一人でつきます。
最近になってアブレーションを始めたせいか先輩も「私もわからない」とのこと。また師長は、ここのやり方だし人数が足りないのだから一人でつくのは仕方ないとのこと。そういうものでしょうか。愚痴のようになってしまいすみません。


No.3
<2012年04月06日 受信>
件名:初めまして
投稿者:匿名

循環器病棟3年目の看護師です。私の病院は予約入院のカテは病棟看護師が介助についています。私も先々月から心カテ介助につき始めました。
相談者さんの悩みにとても共感しました。
私の病棟は一回見学、フォローつきで介助、一人立ちの流れで進みます。
最初は私も勉強方法がわからなかったり、専門用語がわからない為に、医師の検査中の聞き取りずらさ、質問のしずらさなど悩んでいました。
今でもですが、突然の急変にあたふたしたこともあります。

心カテの介助につかなければいけないと知った時に、まず行ったことが院外の勉強会への参加でした。
心カテにおける医師が看護師に期待すること、心カテ介助の初級編などのテーマの勉強会に参加し、勉強。
そこで教わったことでわからなかったことを虱潰しに本で調べていきました。
(こういった研修はわかりやすく病態生理や疾患を学べ、且つ専門的なところも学べるので私にはとても都合がよかったです。)
言葉の意味や専門用語がわかるだけでも、検査中の医師の聞き取りずらかった言葉が何を言っているかわかるようになりました。
私の行った研修では、医師・検査技師・看護師・業者の順にそれぞれの視点からカテ検査についての講義があるものだったので、病態生理から治療、冠動脈の覚え方、疾患、造影部位の見方、梗塞部位の判断、検査前・中・後、急変時の看護など盛りだくさんでした。たしか6000円くらいの受講料がかかりましたが、十分の内容だったと思います。

私は先輩に「質問する前に自分で勉強してみてそれでもわからなかった時に、ここまで勉強したけど、ここが分からないと明確にして聞きなさい。そうしたらきっと先生も、先輩も教えてくれるよ。」と1年目の時に言われました。
とりあえず、自分でできるところはやってみて、それでもわからなかった時に助けを求めるよう、気を付けています。
本を買ってもどこからやったら良いか分らなかった私の勉強方法が上に書いた通りです。3年目のぺーぺー下っ端看護師の勉強法ですが、参考になればと思い、書いてみました。

心カテ、緊張しますよね。私もまだまだ慣れませんが、お互い頑張りましょう(^^)


No.4
<2015年01月03日 受信>
件名:はじめまして
投稿者:ろくっち

外来勤務をしながらカテ室業務をやっている看護師です。
カテ室業務は、約8年目を迎えました。
以前勤めていた職場で、カテ室と少し接点があり、外来からカテ出しのサポートをしていたことをきっかけに、現在に至り頑張ってやってます。
最初の頃は、私も3回位2人体制で付いてもらいながら教えてもらいましたが、それ以降は看護師1人(記録・薬品・患者対応)・CE1人(デバイス出し・ME機器・インジェクター準備IABP)・生理機能検査技師1人(ポリグラフ・モニタリング管理)・医師1~2人・放射線科一人(放射線管理)の体制でカテ室業務を行っています。
カテの流れを覚えたり、記録を書く事で精一杯で専門用語も覚えられませんでした。
ただ、当時のスタッフが優しい方ばかりで、各コメディカルスタッフからわからない事を教えてもらえる機会が多かったので、あとは地道に参考書を買ったり、カテのセミナーに参加して基本の解剖やカテ室看護のノウハウ・カテ室でのチーム医療について学び、現場に活かしながらやってきました。
それでも、一通りの業務をこなせるようになるまで3~6ヶ月、合併症を予測しながら業務についたり、カテ中の患者様への対応がそれなりに様になってきたのは2年位、3年目位でカテ室業務のあり方をきにしながら業務に取り組むようになりました。
それ以降、医師が交代したり件数が減ったりして不安定な環境が続き、更に看護師が1人しか配置出来なくなった(交代人員がいない)り、各コメディカルも人員減少で、自分が負担する業務が多くなったりしましたが、事故が起きる不安を抱えながら務めるハングリー精神が、逆に各コメディカルと連携してより深い信頼関係を築きカテにとりくめる糧となり、スキルアップや自信がつく過程に繋がったと実感しています。
現在は、病院自体が安全対策に力を入れているため、看護師が2人体制で対応出来る事となりました。しかし、カテ室は特殊で被爆が多く抵抗を持つ人が多い現場で、当院では志願するスタッフが少ないのが現状です。ですから、苦手意識を減らし、新たな看護師スタッフ増員を目指す目的で、再度カテ室のベースを整理し、マニュアル作成を行い、少しでもスキルアップに約立てられるよう取り組んでいます。
カテ室業務は、知識(特に解剖)と現場で起きている様子が一致したとき、初めてカテーテル検査・治療の面白さに出会い、更に知りたくなったりスキルアップしようと思える分野だと思っています。病棟の看護師なら尚更、カテ後の観察事項や合併症対策に役立ち、看護に繋げられるのではと思っています。

結論、カテ室業務は、各コメディカルで担当業務がありながらも、反面オールマイティー性を求められる業務でもあります。その上、覚えるまでは時間がかかりますが、努力した分やりがいのある分野です。不安な面は積極的に各専門コメディカルに質問・相談をして、少しでも不安を解消し取り組めるよう頑張て欲しいです。

 
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