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抗がん剤逆血確認方法

<2009年12月07日 受信>
件名:抗がん剤逆血確認方法
投稿者:カリーマ

教えてください。抹消ルート確保して抗がん剤を投与する場合シリンジでの吸引は血管に負担をかける為、ボトルを低くして自然に逆血する方がよりベストなのでしょうか?

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No.1
<2009年12月10日 受信>
件名:参考までに
投稿者:ジンベイザメ

ボトルを低くする(もちろん抗がん剤ではなく、維持液)方法は、血圧が低い場合返ってこない場合があり、また誤ってルートも不潔にする可能性があるのでおすすめしません。

国立がんセンターが化学療法の教科書を作っていますが、具体的方法は載っていません。
基本、ビシカント薬に関しては必ず逆血を確認します(開通性の確認、と言うそうです。)
これの目的は逆血と滴下の両方を確認することです。
10CCのシリンジでゆっくり引く→返ってきたらシリンジで押さずに三方活栓を開放してメインを滴下させる・・・
これで両方の目的が達成されます。

5CCや2.5CCのシリンジは断面積が小さいので、血管に圧が強くかかる可能性があるので、10CC以上を使用しています。
方法については、そのうちがんプロで研究がなされるでしょう。


No.2
<2010年01月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

うちの病院では、抗がん剤の前に、抗ヒスタミン剤や生食をつなぎ、ルートキープします。
ルート確認は、基本、医師がしなくてはいけないと思います。
ケモは、ウィークリーで行う場合が多いので、必ず、採血を先に行い、ワイセを見てから施行するか決定するので、 ケモは、24Gのサーフローかイントロカンで十分だと言われています。ただ、耐圧式ではないので、極端に逆血を確認するのは、ただでさえ、抗がん剤で血管がもろくなっているので、血管に負担になると思いますよ。
サーフローで逆血があったのに、陰圧をかけたことで、血管損傷がおこり、
以前、それで血管外漏出のインシデントが発生し、問題になっていると思うんですが。。
また、うちの職場では、被爆防止に、ケモ開始前、最初と最後に、生食かペミロックでフラッシュしています。 逆血は、ほんの少ししかしてません。そしてフラッシュして、刺入部に異常がないかタブルチェックをしてからヒスタミン系投与、メインをポンプで開始しています。

 
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