今年から働く新人の看護師です。
静脈注射、筋肉注射など部位を適切に選べば神経損傷や動脈穿刺のリスクは数%未満になると思います。しかし、肥満の方を穿刺するとき悩みます。
静脈注射の場合、肥満の方で血管が深い時に血管の感触がいまいちわからなく深く穿刺しすぎて神経損傷・動脈損傷が心配になります。
また、筋肉注射の場合も筋肉を穿刺した感触がまだつかみきれないので深く穿刺しすぎて神経損傷させないか心配です。(深く穿刺しすぎて神経損傷させたという文献はなかったのですが、部位を適切に選べば大丈夫ってことなんでしょうか・・・。病棟では三角筋への筋肉注射が主流です。)
肥満の方や血管が深い患者様を注射する際に、みなさんはどのように穿刺の深さを決めているのでしょうか?またそのときは、神経損傷や動脈穿刺のリスクをどのように回避しているのか教えていただきたいです。
私も肥満の方が入院している病棟で仕事していましたので、匿名さんの気持ちがわかります。腕で採血するときは血管の感触を感じられるまで確かめます。どうしても分からない時は、手背など血管が浮き出やすいところで採血します。正肘など動脈や神経に近い部位の採血は怖いのでなるべく避けてました。また、肥満の人は血管が皮下脂肪で隠れてしまうのでできれば直針を使用した方が取りやすいです。手背の血管を見ても、不安なら先輩にヘルプし先輩のやり方を学ぶのも、良いかもしれません。
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看護師お悩み相談室