末梢ルートをキープする際、なぜ体幹に向かって留置するのでしょうか?今まで何気にしていて急に気になりました。わかる方いらっしゃいますか?
基本的なこと。解剖生理学で習っているはず。人に聞いた知識は身につかない。消えてしまう。その後の応用が利かない。解剖生理学の本引っ張り出して調べて、考えたほうが自分のためにいいと思う。
静脈は抹消から体幹に向かい血は流れていますよね。
弁があり逆流を防止していますよね。
逆に留置すれば血流に逆らうわけですから、薬液もちゃんと入らないでしょうね。
血液の流れに逆らうという事ですよね。体内に入る注射薬の効果は変わりませんが、確実にむくみます。100くらいなら大丈夫と思いますが、500とかならパンパンになりますよ。
解剖が分かれば分かると思うのですが・・・・
動脈と静脈の走行がわかれば、おのずと答えが解るのではないでしょうか。
末梢ラインがどちらの血管を使って確保されているか調べてみて下さい。
厳しいご意見が並び、にゃさんのように疑問が多い私は恐縮しています。
私の友人(ベテランナース)は自分の夫が熱を出したので、処方だけしてもらって、自宅で夫に点滴をしました。
そして、刺しました、逆方向に(笑)
「当たり前」と思っていると、案外その時になってミスしてしまうものなんですね〜。
「なぜか」なんて参考書に書いてないし。
私は
「どうして気胸の脱気したカテーテルを抜いた穴からは空気が漏れないのか?」
という疑問から調べに調べまくって(直接的な答えはどこにも書いてなかった)、胸膜には臓側と壁側の2枚があるということがわかり、合点しました。学生時代に知っとけって言わないでね。
また、「インシュリンを長時間高カロリー輸液の中に混入しておいたら、糖は分解されてしまわないのか?」
という疑問も抱きました。糖がエネルギーに代謝される過程を調べて解決しました。ホント、我ながらバカで恥ずかしかった。
でも、最近中堅の子に意地悪して同じ質問したら「そうですよね」だって!
疑問を抱くことは大切ですよね。
基本的な学習をしておくことは、もっと大事だけれどね。(笑)
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