看護師お悩み相談室

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残尿測定について

<2009年02月26日 受信>
件名:残尿測定について
投稿者:ゆり

明日から残尿測定が始まる患者さんがいるのですが、導尿のコツ(人によってネラトンをかなり奥まで入れたり逆に流出みられたらやめる人様々なので…)自尿、残尿の見方、など片っ端から教えてください、語ってくださいm(__)m

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No.1
<2009年02月27日 受信>
件名:残尿測定方法
投稿者:チャロ

 一般的に膀胱内に尿が200〜300ml程度達すると(膀胱容量は500ml)、尿意を感じ排尿に至ります。残尿測定は導尿・超音波によって行いますが、必ず患者さんの排尿後に行います。正常であれば残尿はありません。導尿の最後に患者さんに腹圧をかけて頂くとか、無理であれば下腹部を上から圧迫し終末尿まで採尿します。導尿時に尿を認めれば何らかの障害があると考えて良いと思います。神経因性膀胱、前立腺肥大など。観察点として、尿意の有無、下腹部膨満、膨満感の有無、残尿感の有無、尿量、色、混濁の有無等。
 カテーテルの挿入ですが、尿の流出を確認できれば、それ以上挿入しなくてもいいと思います。前立腺肥大のある患者さんの場合、挿入困難と思われますが、陰茎をしっかり支持しながらゆっくり挿入していきます。カテーテルに潤滑剤をたっぷり付ける、尿道口の直に潤滑剤を付け、スムーズな挿入を図ります。女性は比較的挿入しやすいですよね。時々、先天性奇形もみられますが。会陰部をしっかり開き尿道口を明確にし、くれぐれも膣との判別を!とりあえず、羞恥心に配慮した上で導尿(残尿測定)を行います。やり方は色々あると思います。
 ごく簡単に述べましたが参考になれば幸いです、


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