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お願いします(実習で後悔が残ったこと)

<2009年01月25日 受信>
件名:お願いします(実習で後悔が残ったこと)
投稿者:アールグレイ

はじめまして。
私は看護学生で実習が終了したところです。
受け持ちの患者さんはでNPPVを使用していました。
食思はあるため、食事は鼻腔カニューレで酸素投与しながら食事を行うのですが・・
NPPVをはずすとすぐに呼吸が苦しくなりサーチも80台にさがります・・
なんとか食事をしたいと言う患者さんの想いに答えたくて
 呼吸困難時の援助を試みたんですが
腹式呼吸の促しや体位の工夫以外に何もできませんでした・・・
実習中にもっと呼吸困難が軽減できる何かができたんじゃないかと後悔が残っています・・・
何か学生でもできることがあったとしたら教えてください!!

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No.1
<2009年01月25日 受信>
件名:後悔しないでください
投稿者:みー

実習は短期間でその病棟の環境にも慣れない中で患者、看護師に接するのは大変なことだと思います。アールグレイさんは後悔しているようですが、担当した患者にとっては誰かがそばにいてくれるのはありがたかったと思います。その患者のために腹式呼吸、体位の工夫ができればいいと思います。どのようにしたら苦痛が軽減できるかを考えたと思いますし。
 呼吸器内科の患者は苦しいから、目の前で苦しい人をみて、とまどったと思いますし、無力さを感じたのではないか、と思います。でも、その患者はきっと心強かったと思います。看護師は、担当する患者が一人ではないからずっと、一人の患者のところにいられません。そばにいられる、その患者さんのためだけにできる、というのは学生だからできる事です。それは看護師は学生にはかないません。だから、後悔しないでください。元気だしてください。
 看護大学・看護学校の方針によりますが一般的に、学生は、何か援助をすれば実習をした気がする、学生のための実習になってしまう事が多いです。私も学生の時はそうでした。働いて何年かたち、患者のそばにいること、話しを聞くことも大事な事だと気づきました。

 私は以前、呼吸器内科病棟で働いていました。呼吸が苦しい患者がたくさんいて、呼吸介助して呼吸を整えたり、何とかできないかと思いましたが思うようによくならず、常に緊張感、緊迫感のある病棟で重かったです。看護師で働いていても大変な所ですから、そういう所で実習するのも大変だと思います。
 どの病棟も大変で、呼吸器内科だけが大変ではないし、その科によって大変さが違いますが。働いてからも、これでよかったのか、もっとできる事はなかったのか、と思う事ややりきれない事が多いです。でも、自分なりに考えたり他の人と相談してやった、と思ってお互い励ましあってます。


No.2
<2009年01月26日 受信>
件名:呼吸療法士の看護師より
投稿者:ジンベイザメ

学生に教えていることを書きます。

NPPVで換気しなかったらSPO2は酸素が何Lなら維持できるのか?(カニューレで流量が足りないのならばベンチュリーマスクをかませてという方法もあります。)
食事のときの姿勢は?ファラー位?寝たままセッティング?寝たまま食事介助?
食事の形態は?
食事のときの心拍数の時間経過の観察と食事に掛ける時間のアセスメントは?
ならば食事時間とSPO2のモニタリング→途中でNPPVで換気し酸素化を図る→食事再開、を繰り返してみる?

などなど、「呼吸が安楽に保ててかつ呼吸状態の悪い人への日常生活動作をどのように支援するか?」を学生に考えさせます。
本当に人の役に立ちたいのならば、解剖を理解して、あらゆる手段を打つことをお薦めします。
どんなに呼吸が苦しくても、ごはんを食べようとしている人に鎮静はかけません。
この人にとっての「ごはん」は生きている自分を確認する時間だったかもしれない。
患者さんの行為がもつ「意味」を考え、看護を導けると良いのではないかと考えます。

 
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