看護師お悩み相談室

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悩んでます

<2008年12月09日 受信>
件名:悩んでます
投稿者:ペコ

新人として大学病院で働きはじめてから、8ヶ月が経った頃、私の心の中で何かが壊れました。
精神的にも身体的にも影響がでてきたため、部長さんからまずはゆっくり休みなさいと言われ、休職しています。看護の魅力が分からなくなり、感情すらなくなりそうで・・・死にたいとまで思いました。

私のいたところでは人によって教え方が違うということが多々ありました。確かに人それぞれのやり方というのがあると思います。でも初めてやるケアや処置に対して、何が良くて悪いのかなんて分かりません。指導者さんに教えてもらったことが正しいのだと思ってしまいます。しかし、その通りにやると、前に教えてもらったんだよね?分からないことは聞いてっていってるじゃんなどと言われます。そういう事が続き、「私は〇〇さんにはこう教えてもらったんです」と言うと、そんなの言い訳じゃん、人のせいにしてと言われました。それ以上何も言えなくなり黙り込んでしまいました。教えてもらった人のせいにするなんて全く思っていないのに・・・ただ、あの人にはこう教えてもらったが別の方法があるのか、どうしていけないのか聞きたいだけだったのにと思いました。根拠も分からずにやるから悪いと言われ、私も教えてもらった通りにやる習慣がついており、根拠がしっかり考えられていないことを反省しました。でも珍しいケア・処置など調べてもなかなか分からないものや、病院独自のやり方というのもあります。もう少し統一した指導をしてくれれば混乱しないのにと思いましたが、なかなか言う事が出来ませんでした。

また、私にはプリセプターさんがおり、性格は穏やかでとてもいい方なのですが、あまり指導をされたという記憶がありません。プリセプターさんからも、私も分からないことだらけで何もできなくてごめんねと言われます。新人にとってはプリセプターさんが一番身近な存在で、信頼できる人と思ってましたが、正直このままやっていっても成長できないのではないかと不安になってしまいました。やはり自分の努力が大切だと思いますが、それをもう少し導いてくれるような指導が欲しかったです。

日が経つにつれて病棟内での陰口も絶えなくなり、私の同期がいない時には、その子の悪口を私の目の前で普通に言ってます。すごく気分が悪くなります。私が信頼してた先輩もその輪の中で話してた時には、もう周りにいる全ての人達が信用できなくなり、この人達にどう思われようがいいやと思うようになりました。それまでは少しでも良く見られたいという思いがありましたが、そんな感情もなくなりました。ここには書ききれないほどまだまだ色々なことがありましたが、結局は自分自身を責めて苦しくなり自分の感情が壊れていくのと同時に患者さんにも優しく接することができなくなってしまい休職しました。看護師とは別の道に進んだほうがいいのではないかとずっと考えてましたが、少しずつ気分も落ち着いてくると、何もできないまま辞めて後悔するのではないかと思い始めました。今は同じ病院に戻ることは考えられませんが、他の病院に勤めたとしてもまた同じような状態になるかもしれない、新しい環境でまた新人として教育してもらえるのかなど不安があります。

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No.1
<2008年12月09日 受信>
件名:指導者について。
投稿者:KOU

確かに新人さんにとって「プリセプター」さんは一番身近な人だと思います。
そのプリセプターさんは、どのくらい「指導者」として経験されてきた方なのでしょうか?
たとえば、今回ペコさんの指導が始めてだとすると、はっきり言って十分な指導はできません。プリセプターをかばうわけではありませんが、指導する側はされる側よりずっと大変なんですね。
たとえば「プリセプター」の起こしたミスを「あなたの指導が悪いからよ」と言われたり「どんな指導してるの?」と責められたりもすることは多々ありますね。
その病院の指導体制、教育体制が不十分だと「プリセプター」「プリセプティー」両方が倒れてしまいます。

「プリセプター」の認識を少し変えてはいかがでしょうか?
「なんでも指導してくれる人」と捉えるとぺこさんが思う「十分な指導」が得られないと「指導してくれない」と思ってしまい、相手を責めてしまうと思います。
本来「プリセプター」というのは「指導者」というより「相談者」という立場がよいとされています。
ですから、「業務を指導してくれる人」ではなく「気軽に相談できる人」「部長さんやその他スタッフにいきなり相談するにはちょっと抵抗があるから、その前に「プリセプター」さんへ・・」という感じで捉えてみてはいかがでしょう・・・。
ペコさんの「指導者」は「わからないことだらけでごめん」と謝罪されていますよね。
きちんと「自分はあまりできない」ということを言っておられます。
「自分はできる、ちゃんと教えてるのに、できてないのはプリセプティが悪い」という考え方の人もプリセプターの人の中にはいますよ。
そんな人に当たらなかっただけまだ幸せだったのではないでしょうか・・・。


あと、処置については人それぞれのやり方があって当然であり(基本さえ押さえていればよいと思います)、そのいろんな人のやり方をみてぺこさんは「いいところ」を盗んでいくととても勉強になると思います。

それから「●●さんにこう教えてもらったんです」という話し方がとても気になりました。
言い方のニュアンスで、相手が受ける感情が変わってくることがたくさんあります。
現にぺこさんが思っていたこととは別の意味合いに相手が受け取ってしまっていますよね。
ネット上の書き込みだけの判断ですがぺこさんの言い方では「教えてあげた人を責めている」感じに聞こえます。
例えば「●●さんにはこう教えてもらったんですけど、いろんな方法があるんですね。すごく勉強になります。ありがとうございます!」と言えば「私は●●さんにこう教えてもらった」という事も言えますし、また言った相手を「立てる」ことにもなります。
「どうして私がそこまでしないといけないの!」とぺこさんは思うかもしれませんが「相手を気遣う言葉かけって看護にもつながることなんですね。
そして、自分の立場が悪くならない言い方を身につけることで「敵を作らない」状況を作ることで仕事がしやすくなります。「可愛いプリセプティー」であれば指導する側も教えようとい気持ちが変わってきます。ちょっと卑怯な感じもするのですが、世渡り上手であれば仕事もしやすい、指導の仕方も違ってくるとと思います。
新人の時は社会人との常識を身につけることが一番重要な気がします。
確かに技術・知識も重要ですが・・・。

今回の件でペコさんが学んだことは多かったのではないでしょうか?
プリセプターさんの指導だけが一番正しいのではないということ、プリセプターさんが一番身近な人とは限らないこと、ぺこさんがされなかった指導方法を今度は自分が指導者となった時にそういった指導を新人にしてあげようなどなど・・・。
そういった経験をしたことはとても重要です。
その経験から今後自分はどのような心持で仕事をするかを考えることができたら、次の職場ではきっと違う環境で働くことができるではないかと思います。
厳しいようですが「プリセプティー」が十分満足できるような指導をしてくれる「指導者」はほんの一握りしかいないと思いますし、看護師歴10年以上で、教員などした経験のある私も「十分満足のいく指導」なんてものはできません。
確かにいろんな理不尽な事もあるとは思いますが、深く考えると自分がつぶれます。

あと、看護師同士の陰口は日常茶飯事です。
その陰口を聞いて嫌な思いをすることもあると思いますが、中には的を得たことを言っていることもあるんですね。
また、言ってる人の思考回路もうかがい知ることもできます。
陰口を言うことでストレス発散しているひともいます。
いろんな人がいるわけで、ぺこさんが「最低」だと思うことはしなければいいわけで、悪口を言う人には言わせておけばいいと思います。
新人は特に目立つので言われがちですよ。だからと言って許されるわけではありませんが・・・。


長々と書きましたが、私個人の意見であり強制するつもりはありません。
今後のぺこさんの人生の参考になればとおもいます。頑張ってください。


No.2
<2008年12月09日 受信>
件名:今はゆっくり
投稿者:りんこ

大変つらい思いをされたんですね。
たしかに看護師は自分で努力しなきゃいけないこともあるけど。
職場や人によってやり方が違いますからね。
私も人のせいにするなとはいわれませんが、同じような経験はしています。
はじめての処置に、誰も教えてくれなかったり。
やり方が変わっていたのに誰も教えてくれず、あなたが、申し送りノートちゃんと
読んでないからだといわれたり。
半年たってまだできないの、とか知らないの?とか
経験してないことは半年たっても経験できないしわからないことだらけです。
聞かないでミスするより、聞いた方が事故も防げるのに
なんでこんな言い方しか出来ないんだろうと思います。
でも、すべてがこんなひとばかりではありません。
私も、トラウマがあり、なかなか転職できずにいますが、看護の仕事自体はすばらしいと
思っています。患者さんもスタッフも大事にしたいですね。
今はゆっくりやすんで、今後は病棟を変えるとか環境をかえるのも
いいかとおもいますよ。
復帰することが苦痛なら、一度やめてもいいくらいのきもちで。。。
看護師が人生すべてではありませんし。


No.3
<2008年12月09日 受信>
件名:同じです
投稿者:みー

私もペコさんと同じ体験してますよ!そんなつもりで言ったんじゃないのに、報告と思って伝えた事が相手のせいにしてるように捉えられ...結果仕事がやりずらくなったことです。ペコさんと同じ一年目の時に悩みました。言い方一つで捉えることがこうも違うのかと。客観的に自分を振り返る良い経験になったと思えば大丈夫ですよ。指導もやはり人それぞれやり方が違って混乱するかと思われます。病院に統一された看護基準のファイルがあると思います。目を通されてるかもしれないけど、これさえ見てればそこでのやり方が分かるかなと思いますよ。やる事も沢山あり緊張の連続ですよね。心も疲れちゃってるし。時間がある時にポイントを掴むだけでも違うのかな。教えてる時にこんなやり方もあるのかと繋がりやすいかもしれません。悪口は女の世界では当然で切り離せないものです。戸惑いが多いと思いますが、あなたを見てくれてる人が必ずいるよ。絶対に!嫌なら次の所を探したらいいのです。ペコさんが潰れるまで無理することはありませんよ。病院はいっぱいあるんだし肩の力を抜きましょう。


No.4
<2008年12月09日 受信>
件名:ありがとうございました。
投稿者:ぺこ

KОUさん、りんこさん色々なご意見ありがとうございました。

KОUさんへ
私のプリセプターさんは3年目の方です。
プリセプターさんもまだ自分のことで精一杯なはずなのに、新人を指導することでさらに大きなプレッシャーがあったと思います。
自分のミスでプリセプターさんが注意を受けてるのを聞いた時は、私の努力が足りないために迷惑をかけている・・・私がいなければ苦しまなくてすむのにという思いがありました。
私にはもう少し指導して欲しいというのと2つの気持ちが常にありました。

私の病棟には同期がもう一人いましたが、その子には6年目のプリセプターさんがついていました。
そのプリセプターさんは同期の子にケア・処置の細かい手順などを指導したり、毎日のように課題を与えたりしていました。
初めはらうらやましく、どんどん自分が遅れているのではないかとあせり、自分のプリセプターさんにももう少し指導をしてほしいと感じたのかもしれません。
しかし、期限までにやってこないと「どうしてやってこなかったの?」と言われるなど、あまりの指導の厳しさにだんだんと疲れがたまってきていました。
そのような様子を見てると、同期の大変さも分かり、複雑な気持ちになりました。
その子のプリセプターさんも一生懸命に教えてくれてたのですが、負担が大きすぎてしまい、他の悩みも重なり、その子も休職してしまいました。

私は、KОUのご意見から、プリセプターとプリセプティの関係があまり分かっていなかったように思いました。「プリセプター」というのは「指導者」というより「相談者」という立場ということに、とても納得させられました。
私のプリセプターさんはなかなか悩みが言えない私に、「最近どう?」「今日は大丈夫だった?」と声をかけてくれ、気にかけてくれていました。
落ち込んでいるときにその優しさがとても支えになりました。
そのようなことがプリセプターの本来の役割なのだと思いました。

また、相手の気分が悪くならないよう自分の思いを正確に伝えることはとても大切なことですよね。
言葉が足りなかったり、言い方一つで、相手に誤解を招くのだと思いました。
学生の頃からコミュニケーションの難しさというのは感じていましたが、社会に出るとさらにそれを実感しました。
言葉使い・態度など厳しく注意されますが、社会人としてとても大切ですね。今はまだまだ未熟な私ですが、一つ一つ学んでいきたいと思います。






りんこさんへ
りんこさんも同じような経験をされてきているのですね。
看護師の仕事はただでさえ激務なのに、現実の問題に直面していくと、心身ともに疲れ果ててしまいます。
本当は患者さんの事を第一に考えて看護しなければならないのに、いつのまにか職場の人間関係に一番悩んでいる自分がいて、何をやっているのだろうと悲しくなりました。
でも、トラウマを抱えながらも、看護自体の仕事はすばらしいと言えるりんこさんがとてもうらやましく、尊敬してしまいます。
私もそうなれる日が来ればいいなと思ってます。
今はゆっくり休みながら、自分にとって後悔のないように決めていきたいと思います。


No.5
<2008年12月10日 受信>
件名:ゆっくりと休んで下さい
投稿者:だんごちゃん

文章から切々と悲しい思いが伝わってくるようです。看護師って実は職人なみに厳しいですよね。要は現場系統であり仕事はメモして見て覚えろみたいなところありますもんね。泣いたりほえたりして私も大変な日々を送ったものですよ。信頼していた先輩が他の同期の子の悪口を言っていたのを見て、もしかして私の事も言っていたのでは・・と疑心暗鬼になったのではと思います。その人だけは自分の味方だと信じていたのに辛かった事でしょうね。現に悪口は何処の職場でもあります。いつも誰かが悪口を言っています。おそらく私も言われていると思いますし。でも言わせておけばいいではありませんか?その反対に貴方の仕事ぶりをきちんと見て評価してくれている人もいます。黙って見てますが、いつか貴方の味方になってくれるはずです。私は昔そういう経験をしています。しばらく休んで頭を冷やしたら看護部長に相談に行くといいと思います。きちんとした看護部長みたいですし(文章からそう思えました)看護部長がいいようにしてくれると思います。きつい実習に耐えてせっかく得た看護師免許です。何とか無駄にならないように・・・。


No.6
<2008年12月12日 受信>
件名:ありがとうございました。
投稿者:ペコ

みーさん、だんごちゃんさん色々なご意見ありがとうございました。

みーさんへ
やはり1年目はみなさん大変な思いをされているんですよね。
言い方ひとつとっても、人間関係がだいぶ変わってきますね。
みーさんのおっしゃるように今回学んだことは自分自身も振り返る良い経験になったと考えれば、無駄ではなかったのかなと思います。
今回のことを忘れず次に生かしていくことが大切ですね。


だんごちゃんさんへ
職場の方にはなかなか相談することができず、長々と書いてしまいました。
信頼していた先輩のそのような姿を見て、私自身も言われているんだろうなと日に日に暗くなっていきました。
でも、陰口はどこにでもあり、それに振り回されていては何もできなくなりますね。
自分自身がもっと強くならなければいけないと思いました。
看護部長さんにも思っていることを全て話しにいきたいと思います。

 
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