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胃管について

<2008年02月11日 受信>
件名:胃管について
投稿者:ふな

こんにちは。2年目の看護師ですが、胃管についてお聞きしたいです。開腹術後の患者様が胃管挿入されているのは、減圧のためと術後の縫合不全予防のためと習いました。しかしなぜ、胃管を挿入すると減圧できるのか、その解剖学的なことがわかりません。どなたか教えてください。お願いします。

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No.1
<2008年02月21日 受信>
件名:胃管について
投稿者:まぁ

私は内科だったので、外科的な減圧目的がちょっと分かりかねますが。。。。
イレウスなのでは、腸内に便などが貯留しているため、圧がかかっています。そこに胃まで圧がかかれば逆流の恐れがある。だから、胃からの圧はかからないようにっと習った気がします。

胃の形で、上の方は空気が溜まりやすいですよね?げっぷのもとともなる場所。。。
名前が度忘れしたのですが、開腹術のあと胃が膨張しては支障があるから減圧してるよーに思えます。
間違ってたらごめんなさい。


No.2
<2008年03月15日 受信>
件名:多分ですが・・・
投稿者:消化器ナース8年目

消化器外科術後ってことで、術後は全身麻酔の影響で胃、腸管の動きが鈍くなっているから、腸管にガスが溜まったり、胃が膨張したりすると、まずいからだと思います。
  たとえば、胃の手術では胃管は吻合部のあたりに挿入されることで胃液や腸液、空気を胃管から排泄される。つまり、吻合部に圧がかからない(食べ過ぎてシャツのボタンがはじけ飛ばないのと一緒)ので安静が保たれる。
  食道がん術後でも同じことで、残った食道ととくっつけるために胃をもちあげなければいけない。そして、
開腹開胸という手術侵襲の大きい長時間の手術でとまっていた胃腸の動きが回復するには時間を要し、吻合部に圧がかかるリスクが高い。そして再建方法によっては縫合不全の兆候がわかりずらいこともある。だから減圧チューブというドレーンが挿入されており、吻合部の安静を保ち、縫合不全を予防しているのだと、私は思います。
 間違ってるかもしれないから、自分で本で勉強するのが一番です。がんばってくださいね。  

 
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