看護師お悩み相談室

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患者さんの自殺

<2007年09月07日 受信>
件名:患者さんの自殺
投稿者:ゆらら

私が働いている病院は緩和ケア、ホスピスの病院です。
最近、私が夜勤で受け持った患者さんが病室から飛び降り自殺しました。
初めての体験でいろんな意味で今まで感じた事のない感覚と恐怖とショックで衝撃的すぎる出来事でした。

今もショックで突然涙が出てきたりします。

いろいろそー考えようとか、考えるしかないとか、けどそれは自分の都合のいいように、自分の言い訳にしか思えなかったりもして。

すべては彼の生き方で彼の死に方でもありそのすべてを受け止めてあげなくてはいけない。だれのせいでもない。時間が解決する。
みんなでこの事実を受け入れてみんなで乗り越えていこう。
と職場の仲間は温かい言葉をかけてくれます。

ちなみに私の職場はスタッフが少なく、夜勤は18床の患者さんを17時から翌日9時まで看護師一人で受け持ちます。ヘルパーが一人いますがもちろん医療行為などはできませんので自分一人に責任がかかってきます。
患者さんもいろんな意味でじっくり関わってあげたい、そして手のかかる患者さんが多くいます。
そんな中、夜勤をするのがとても不安でなりません。
責任をもって受け持ちする自信がありません。
以前からナース一人の夜勤は不安でしたが今回の経験で改めて自分はできないと感じています。

しかしスタッフはとてもいい仲間で、今まで少ないスタッフで力を合わせて頑張ってきました。今私が辞めてしまったら、他のスタッフにとても迷惑かけてしまい、今入院中の患者さんの事も見捨ててしまうような気もして・・・・。

とても悩んでいます。
なにかご意見などありましたら皆さんの考えを聞かせていただけたらと思いますので宜しくお願いいたします。

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No.1
<2007年09月08日 受信>
件名:それはショックでした
投稿者:りんこ

うちの病棟のまどは、ほんの数センチしかあかないようになってますが、自殺願望のある患者さんが
窓に、椅子をなげつけ、大部屋の人が止めにはいり、まぬがれました。
うちは40床くらいですが夜勤は3人います。数年前までは2人でしたが、いろんな事故が
あって2人では手におえないということになったのです。
看護師一人ヘルパー一人ってわたしの友達の病院もそうなんですが、急変がでたり、医療的処置が必要なとき、どうしているのですか?
患者の安全を考えるなら、せめて看護師は2人以上いてほしいですよね。


No.2
<2007年09月29日 受信>
件名:今は大丈夫ですか?
投稿者:あださん

人の死に直面した事があまりないので、ゆららさんにどう言葉をかけたらよいかわかりません。ゆららさん今は大丈夫ですか?ゆららさんの元気な姿を見て安心している患者さんがいる事を忘れないで下さいね。それにしても…看護師さん足りないですね…。


No.3
<2008年01月09日 受信>
件名:同じ経験しました
投稿者:奈々

私が準夜勤務中、担当の患者さんがデイルームの窓から飛び降りました。気づいたのが直後だったみたいですぐに蘇生し意識は戻ったんですが、結局骨盤の複雑骨折・出血多量で死亡しました。飛び降りの一部始終を見てしまい、その後景は忘れることができません。もう少し早くその場に行ってれば助けられたかもしれない・自殺するまで追い詰められていたことに気付いてあげられなかったってすごい自分を責めました。それとは別に、何で病院で自殺したんだろう、生きたくても生きられない人がいるのに、と自殺した患者さんを恨みました。デイルームから飛び降りたので目撃したのは私だけじゃなかったんです。たまたまデイルームにいたほかの患者さん、ショックだったと思います。
いろんなことを考えてしまうし、その場面を何度も思い出してしまって何にもできなくなりました。仕事も続けられないと思ったんですが、師長が次の日からしばらく休みをくれ、診療内科受診の手配もしてくれました。休んでる間、同僚からのメールや電話もいっぱいありました。だんだん「まだ必要とされてる、また頑張れる」と思えるようになって今も同じとこで働いてます。未だに思い出すし準夜が怖いです。でもその怖さが逆に巡視に生かされてます。


No.4
<2010年04月10日 受信>
件名:不愉快な内容だったらすみません
投稿者:匿名

数年前の4月に受け持ち患者さんが高層階の窓(なんと、ナースステーションの窓)から飛び降り自殺しました。
開く窓がここしか無いのをその患者さんは良く見ていたんです。
そして、看護師が手薄になる時間帯を狙ってたんですよ。後から考えてみたら。
失礼だけど、絶妙な、計算されたタイミングで決行されました。
いつもこの桜が咲いて、散っていく季節になると思い出します。
しかも物凄く快晴のいい天気の日の昼下がりだったんです。
自分は一部始終を目撃してしまいました。
落ちるとき目が完全に合ってしまったんですよ。窓枠にいったん手をかけたので、こちらを振り返った形になったんですね。
そして、とにかく凄い落下音でした。
それに、真っ青な空の色。
上から見ただけで即死とわかりました。
警察の人って本当に淡々と仕事しますね。
私の仕事もこんな風に人からみられてるのかなあなんてぼんやり考えたことを覚えてます。
患者さんが自殺したことはその職場でタブーみたいになって、その後一度も皆で職場で話したことがありませんでした。
私もその後仕事に行くのがどうしても嫌になってしまい、1年は働きましたがその年の年度末3月にそこの職場を退職しました。
その後もいくつか職場を短期間で辞めてしまって。
なんとか今は仕事がある程度続いています。
そしてまたあの季節になってこの出来事を思い出しています。
今、考えてみたら、タブーにしないでスタッフの皆でその患者さんのことを話してみてもよかったんじゃないかなと思います。
自分の思いを職場で声に出してみたかった。
完全に緘口令のような状態になってしまって、1週間ほどそのことを知らなかったスタッフまでいました。職場の微妙な空気読めないそういうスタッフにもイライラしてしまった。

このサイトに何度か書き込みしてましたが、私が看護についてで一番心に引っかかっていることはこの患者さんの自殺のことなんですよね。
真昼間に衆人環視の状態になってしまった患者さんの姿が言葉は悪いですが本当に悲惨で、春の昼下がりとあまりにギャップがありすぎて、思い出しては何度も吐きました。
患者さんが選択した終末なんですけどね。
家族さんとも自殺日の夕方に話せたし、本人の選択だから、と返ってこちらをねぎらってくださったものです。

今勤務してる職場でも先日、他の病棟で自殺がありました。その時に自分の以前の経験を親しいスタッフに話したら、同じような体験をしていて、はじめて自分の体験を話せて共感してもらえて少し気持ちが楽になりました。
こういう場所に少し書き込んで、自分の思いを出すだけでもかなり気分が楽になると思います。
私も何年も前の出来事ですが、思い切ってここに書いてしまいます。
読んで不愉快、不謹慎な内容だったら、本当にすみません。
ただ、看護師として仕事していて、自殺は避けることができない問題でもありますよね。
たまに看護雑誌にも特集が組まれていますが、今まで私は内容を読むこともできずにいました。何だか今年ははじめてそういう特集に目を通してみたい気持ちになりました。


No.5
<2010年04月11日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

患者さんの自殺の経験は私もあります。が、外泊をされホテルの窓からの飛びおりでした。遺書には、家族宛てと私宛てのものがあり、自殺を必死で止めてくれてありがとうと、病院で死んだら貴方に迷惑がかかるから、という内容でした。私はその患者さんのことがとても好きでしたから、とても泣きましたし、その方が夢枕にも出てきてくれました。
今でも同じ病棟で働いています。その頃は上司がとても心配してくれて話を何度も聞いてくれました。患者さんの選択は避けられないですよね。その時に上司がたくさん話を聴いてくれたから、心に傷を負わなくてすんだと感謝しています。投稿者さんも、たくさんスタッフや上司と話しあってなるべく心の傷を小さくしてくださいね。少し休むことも必要だろうし、夜勤の体制を考えることも上司に相談することも必要かと思いました。
助けられる命もあれば、助けられない命もあると思います。


No.6
<2010年04月12日 受信>
件名:無題
投稿者:はるかぜ

わたしの病棟でも経験があります。
脊椎メタで下肢に運動障害が出始めた方。せめてトイレくらいは・・・と、車椅子でお連れし、ほかのナースコールで呼ばれて離れた時間にその方はベランダから投身自殺。

その後は院長、看護部長、主治医、出席できるナースが話し合いを持ちました。
誰もその当事者を責めた者はいませんでした。でも、みんなが後悔していました。
そして、この経験を生かせないかを考えました。
正解はまだ見出せていないかもしれませんが、あれから確実にみんなが成長したことは事実です。

それでも悲しい出来事であった事に変わりはありません。


No.7
<2010年04月13日 受信>
件名:無題
投稿者:らん

私も新人の時に体験しました。準夜で就寝時間すぎてから患者さんが窓から飛び降りようとして手で捕まってるところを発見しました。先輩2人がかりで引きづり上げてショックで動けなかったのを覚えています。
自殺願望のある人か、言動に気をつけるようになりました。本当に恐かったです。
夜勤が今でも恐いです。
投稿者さんや他の方は命を無くされて本当にお辛いと思います。 話される事で少しでも気持ちが楽にならることを願います。


No.8
<2010年04月13日 受信>
件名:悲しみ、怒り、出しましょう
投稿者:採用担当

皆さんの投稿を涙しながら拝見しました。

私は以前管理的立場にありましたので、その立場から考えてしまいます。
NO.6のはるかぜさんのところの対応は、基本が押さえられていますね。

「タブー」「かん口令」は最も当事者の心の傷を深くします。

死や障害に受容過程があるように、大きなショックにもそれがあります。
感情は「こんな風に感じてはいけない」とか「ポジティブにとらえよう」などとゆがめることなく、一旦はありのままに吐き出さなければいけません。良い悪いじゃないんです。

抑圧された感情は必ず出口を探し、出口をふさがれた感情は自分の内側へ深く深く浸食していきます。

人生は苦しみや悲しみの連続で、「感情なんてものなければいいのに」と思うことも私にはあります。
でも、感情があればこそ、喜びや楽しさもまた味わえるのですね。

ゆららさん、どうぞその気持ちを、職場の分かち合える人たちととことん語りあい涙を流して下さい。
病院の体制や対応への怒りもあるでしょう?それも、言えなければノートに書いて、とにかく吐き出しましょう。
なぜ死んでしまったんだ!という患者さんへの怒りだって、感じているのならば出さなければいけません。自分の感情は騙せません。

混乱して、感情が自分でもわからなくなっている時はカウンセラーの出番です。
きちんとカウンセリングを受けましょう。

そして、末期がんの患者18人に対し、看護師1人はあまりにも少なすぎます。
看護の「質」とは「数」のことでもあるのです。
仲間で管理者に増員を求めましょう。

それが患者さんの為でもあります。

亡くなられた患者様のご冥福をお祈りします。

 
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