今年度よりプリセプターを行うこととなりました。私はICUに勤務しているのですが、ICUでは重症患者をケアする上で、外科や循環器、呼吸器、救急、消化器等の様々な疾患についての知識を深めていく必要があります。そこで、例年、新人が配属された際には最初ののオリエンテーションの時点で、疾患や治療・看護に関する講義を中心に行っていました。しかし、新人にとっては一度に多くのことを詰め込むかたちとなり、一気には覚えきれず、逆効果を与えてしまうのではないかという意見が多く、今年からはオリエンテーション時の講義内容を大幅に削減しました。疾患については基本的なことのみを伝え、自己学習を前提として、受け持ち開始時期を早めていくことにしました。患者さんをみていく中で、患者さんの病態を理解しながらのほうが、疾患についても覚えていくことができるのではないかと思います。そこで、新人教育を行う際に、最初の時点での講義内容を削減することが本当に正しいのかどうか疑問に感じましたので皆さんの意見をお待ちしています(皆さんの病院ではどうですか?)また、講義の削減に関するよい文献がありましたら、書籍をご紹介して下さい。よろしくお願いします。
ミキミキさんへ。
うちの病院では逆で、最初の新人オリエンテーションの内容が年々細かくなってきています。
基本的なことは最初に教えて、それから実際に病棟に出てやってみるという感じです。
ICUと病棟とはまたいろいろ違ってくる点も多いと思いますが、オリエンテーションを多くしようが少なく
しようが、結局新人はいっぱいいっぱいな状態でそれを講義されても、ほとんど理解できていないのが
現状だと思います。
私も2年前位から、新人のオリエンテーションに関わったりしていますが、それらが病棟に上がってから
実際に役立っているかと言えば、そうとは言い難いと思います。頭の片隅にでも、残るような
オリエンテーションの方法も指導者側としては、結構難しいし悩むところですよね。
早く患者さんについてもらって実践から学ぶことが私は1番だと思っています。
ICUにいる患者さんなら、重症の人が多いでしょうから任せるのは、心配なこともあると思いますが
やはり、教科書だけの頭でっかちになってしまっても、新人さんもなかなか伸びませんもんね。
私も新人指導には、本当に頭を悩ませます。
ミキミキさんのようにしっかり、指導について悩んでいる先輩ならきっと伝わると思います。
たいした意見を書き込めませんでしたが、お互いなんとかがんばりましょう。
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