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採血点滴のコツを教えてください(血管細い、もろい、浮き出てるのに逃げる血管)

<2015年08月25日 受信>
件名:採血点滴のコツを教えてください(血管細い、もろい、浮き出てるのに逃げる血管)
投稿者:匿名

血管細い、もろい、浮き出てるのに逃げる血管に上手くさす採血点滴のコツを教えてください!
採血は基本真空管ですが、場合によってはシリンジ使います。針は22Gで直針と翼状針です。23Gもありますが溶血するから使ってはダメと注意されました…点滴は翼状針です。失敗ばかりで切羽詰まってます。アドバイスしてください。よろしくお願いします!

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No.1
<2015年08月25日 受信>
件名:無題
投稿者:なす

練習あるのみ
といいたいところですが、まずは基本の血管に刺激を与える(叩く)、温める、しっかりと駆血する。を行うことですかね~
後はなければ申し訳ないが手背で探してみるのも一つかな?

また無理だった場合、先輩がどのように、どの血管を採血に使ったのかを見て勉強することですね。
失敗は誰でもするので、あまり気にしすぎない方がいいですよ~

僕は5年目ですが、未だに採血は不得意です(笑)


No.2
<2015年08月25日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

まず、貴方の手技を検証するために、普段の手順で、自分がここが留意点だと思う点を中心に述べて頂けると、助言しやすいですが。
自身も手探りの時があり、助言できるか分かりません。でも、ここなら、きっと沢山の看護師でスキルの高いと感じる助言を持つ人がいるので、大丈夫だと思います。


No.3
<2015年08月26日 受信>
件名:無題
投稿者:らんちゃん

血管をぐっと引っ張る!!手先にむかって狙った血管を引っ張りつつ押さえる。これにつきる気がします。もろい血管は翼状針で血管に入ったらすぐテープ固定して採血。深くは刺しません。細い人はしばらく駆血しちゃいます。それでもダメなら温めるですね。どんな方に採血・点滴をするかによるとは思いますが、寝たきりなどの方なら
大腿部 下腿 足背などにも刺します。


No.4
<2015年08月26日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

しっかりと駆血したり、叩くのは逆効果です。

駆血帯をきつくしばると、静脈だけではなく動脈血まで血流を落としてしまい、うまく血管が盛り上がってきません。採血に自信がないから、駆血帯をきつくしばって血を逃さないようにしているつもりでしょうが、動脈まで圧を落としては、本末転倒です。

針を刺す部位を、手で叩かないでください。
腕は駆血帯でしばられているので、酸素が細胞に十分行き渡っていない状態です。ところが、酸欠の状態で針を刺す部位を手でパチパチたたくと、血管をたたく刺激によって血管内にブラジキニンなどの血管収縮物質が放出されます。採血は血管を太く保ったほうが成功しやすいので、手でたたく行為は自分で失敗する可能性を上げています。

温かい水分をとり、温めるのは効果的ですが、グーパーグーパーしてもらうのも、駆血の時間が長いのも、採血データーに影響がでたり、溶血の原因になります。

もっとも成功する秘訣は、血管を見極めることです。
角度、太さ、弾力性、深さを知るために、指で血管を押して弾力や深さを見たり、少し左右にスライドさせて逃げやすい血管や硬い血管なのか判断します。正中の場合は、腕を少しだけ曲げて力を抜いてもらってから触ると、深さや逃げやすさが分かります。そして、そのまま腕をのばしてもらいます。
反対の指で皮膚ごと血管をしっかり固定します。(針を刺したいと思っている部位の上下5センチくらいを二点でしっかり固定。ツボ押しするくらいしっかり押さえています。)ゆっくり刺すと逃げるので、一気に刺します。刺し過ぎると突き破って漏れるので、ほどほどに。しっかり固定して針を刺すと、患者さんから「針を刺したことが分からなかった。上手ね。」と言ってもらえます。毛抜きと一緒です。皮膚をのばしてから毛を抜くと痛くないですよね。

細い場合は、しっかり固定して、さらに走行に注意しましょう。多少太い血管だとちょっとずれても当たりますが、細い血管の場合は、走行とずれると当たりません。血管の流れと針の向きが一致していることを確認しながら、一気にさします。

もろい血管の人は、深く刺さない、最初から翼状針、針を絶対に動かさない。場合によっては、とてもゆっくり針を刺すことも。血管に当たった感覚がきたら、それ以上絶対に針を動かさない。

逃げる血管は、とにかく固定。しっかり押さえる。
血液サラサラにしている薬飲んでいないか確認することも大切です。
漏れやすいと分かるし、止血不足で流血事件も防げます。

次に大切にしていることは、患者さんの話を聞くことです。
看護師より患者さんの方が、自分の血管に詳しいです。
「この血管は成功率が高い」「この血管は失敗する。」など、教えてくれます。留置針はその血管に挿入しようとしても血管が硬くなって入らないことも多いですが、採血の場合は、そんなに頻回にはしないので、患者さんの言われたとおりに針をさすと入ります。

苦手意識を忘れて、自分は絶対に入る。そう信じて、思い切り刺しましょう。最後の最後は運任せです。

 
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