看護師お悩み相談室

スポンサード リンク
相談を新規投稿する

看護師の医療知識(どこまで、何に向かって勉強すれば良いのでしょうか?)

<2010年10月13日 受信>
件名:看護師の医療知識(どこまで、何に向かって勉強すれば良いのでしょうか?)
投稿者:匿名

看護って何でしょうか?抽象的な書き出しですいません。私は、解剖生理ばかりに目がいってしまって、それは医者の目線、看護師はそこまで知らなくていいと学生の頃からよく言われます。
でもその一方で、解剖が分かってない、もっと勉強して、患者さんが見えてないとも言われます。
どこまで勉強して良いのか、はたまたしない方が良いのか、むなしくなります。
新人の頃に、患者さんの気持ちを引き出し記録に残したところ、担当医から「中途半端な医療記録よりよっぽど参考になった。医者の真似事をしてる年配看護師が多いけど、看護師には看護をしてほしいと願う。」とメールをいただきました。今、いつのまにか私も中途半端な医療記録や、医者の真似事をしてる看護師になってるような気がします。話しは戻りますが、看護師って、プロとしての看護師ってなんなんでしょうか?…どこまで、何に向かって勉強すれば良いのでしょうか?…

スポンサード リンク

No.1
<2010年10月13日 受信>
件名:無題
投稿者:たら

頭だけで動いていると、患者や家族を知らないうちに傷つけていたりしますよ、ロボットのように動いていてはいけないと思います。知識も技術も態度も必要です。感情をむき出しにしてはいけないです。パニックになってもいけず冷静に対応するにも本だけの学びでできるものでもありません。看護は1人でやれるものでなくチームワーク、強調性も必要です。人の痛みを分からなければなりません、これも解剖の本で学べるものではありません。時には納得のいかないことや理不尽な思いを経験しますが前向きになれるよう自分の感情を自分でコントロールできなければなりません。ひとの欠点ばかりみて、長所を探そうとしないのも、いずれ自己破滅につながる恐れもあります。人を愛する努力もしなければならないと思います。病気の知識だけでは看護師の役割が果たせているとは思えません。心地よく療養ができるように患者、家族を癒せれ、孤独にさせない、希望がもてるように精神的な支援、関わりが必要ですよ。私は何気ない看護師の言動で傷つく患者や家族と接しますが、あなたには人の痛みがわかる看護師であってほしいと思います。もちろん、勉強も大事ですよ。ただ解剖だけ強ければ看護師になれるなんて思うのは間違いだと思います。頑張ってください!


No.2
<2010年10月13日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

私の病院は医師の人数が少なく、たまに全員が手術に入ってしまうこともあります。また医師1人の当直回数も多いです。

手洗いした医師を手術室から呼び出すにはそれ相応の理由が必要です。

本当に急を要するのか経過観察しても良いのかの判断が必要です。

夜間、医師は当直でも昼間の勤務もあるので、極力仮眠が取れる環境を整えてあげたいと思っています。

だから、急を要さなければ起こしません。何が何でも起こさないといけない状況とは何か…判断出来るようになるには、それなりの知識が必要です。

解剖生理も必要です。

だから、必死で日々勉強しています。
やっぱり先生から、あなたがいれば今日の夜勤は安心だと思って貰えたら嬉しいですし。

医師が寝てる間、私達は朝のレントゲンが悪化しないように、血液ガスの結果が少しでも良くなるように、早く患者さんが回復するように看護を頑張ります。

朝の検査の結果が良好で患者さんの治療がスムーズにいけば 、それだけで嬉しくなりますよね!

ただ看護の目線を忘れてはいけません。患者さんは医師は我がままは言わないものです。

看護師がその我がままを聞いて、家族や栄養士さん、理学療法士さん、医師との橋渡しをしなくてはなりません。そうして、その患者さんが食べれそうな食事に内容を変更したり、時には家族から食べれそうなものを持って来て貰ったり、リハビリのスケジュールを調整したりしなくてはなりません。
肺リハやえん下リハが必要なら、コンサルタントが必要なことを医師に相談しなくてはなりません。
ただ患者さんの気持ちを傾聴するだけでなく、その改善策を考えるには知識が必要ですよ。

素人発言では医師も患者さんも信頼してくれません。

だから勉強は必要です。
ただ医師の粗探しをするのではなく、協力する気持ちが必要なのだと思います。


No.3
<2010年10月13日 受信>
件名:医療知識を看護実践に反映させるということ
投稿者:ジンベイザメ

その先生は、医師は看護師と何をコラボレーションしたら診療がうまく進み患者さんのためになるのか、をあなたに教えてくださったのだと思いました。

私見を書きます。
私たちは、保助看法第5条で医師の指示のもと診療の補助と療養上の世話を行う、ことになっています。
医学的知識は、看護師がケアの判断をするにあたり患者さんには安全にケアができるし、状態の予測が立てられるので必要です。
ここでの疑問はどこまで、何に向かって勉強すればいいのか?が問いなので、医療知識を看護実践に反映させることを中心に述べてみたいと思います。

医師は診断をつけて、診療をする役割があります。
看護師は、その患者が慢性疾患なら病気と共存していけるように支援する役割があると思います。急性期なら、治療が進んでいくように患者の状態と治療の効果を観察、報告して今後の予測のアセスメントをしていくのだと思います。

看護師は24時間交代でベッドサイドにいて、患者さんは薬を飲めているのか?インスリンは自分で打てるのか?打てないならそれはボディーイメージの変化による自己概念の揺らぎがインスリンを自分で打つという行動にブレーキをかけているのかもしれない、といったようにアセスメントが可能になり、記録をしていきます。
この看護介入を忘れ、データが読めることがスゴイ、高度医療機器が’使える’ことが
スゴイ、と勘違いしている看護師は多いのかもしれません。

データというのは、患者さんにとって何をあらわしていて、それが日常生活行動上、療養行動にどのように反映するのか、をアセスメントするためのものです。
高度医療機器は、モニタリングデータから、例えば人工呼吸器なら、挿管されていて話ができない患者さんに何をすればいいのか(PIPが上がっているなら「吸引して」と言えない患者さんの代わりに吸引しよう、というように)を読み取り実践します。

その人がどんな風に疾患と共に生きていくのか、とかどんな風に死んでいきたいのか、とかを支援できる職種は看護だけだと思います。
いつか、あなた自身の言葉でこの疑問に答えられる日がやって来ると思います。


No.4
<2010年10月13日 受信>
件名:無題
投稿者:匿名

勉強にどこまでという線引きはないと思いますよ

何に向かってというのは…
あまり意味がわかりませんが、「私ならより良い看護ができるようになる自分」に向かってといいましょうか

看護師は医者ほど深い医学知識は持ち合わせていませんが、医学知識プラス看護の知識が必要です、医学知識だけの勉強では看護師の仕事は勤まらないです

解剖生理の勉強も大事ですが
もっと「看護」についても深く勉強していきましょう

医者の仕事って何?
看護師の仕事って何?
simpleに考えたらわかると思いますよ


No.5
<2010年10月13日 受信>
件名:無題
投稿者:とくめい

同じ知識でも医者はそれを治療に使い、看護師は看護に活かす、ということです。知識がなければいい看護はできないと思います。
あなたの思う看護って何でしょう?


No.6
<2010年10月13日 受信>
件名:今日の出来事ですが。
投稿者:ひよこ

外来の患者さんで、心療内科もかかっておられて、最近食欲もなく体重減少も著しくてと言われる方がいました。
内科の医師を3人ほど代わり、院長に見てもらいそれまでとは違った注射をして、内容的にそんな変わらないのですが、なんだか楽になったと安心して帰られました。
今日も来られ、院長診の日ではなかったため、違った医師が注射の指示を出したのですが、院長の指示とは違うものでした。
当然患者さんは不満に思い、院長の時と同じ注射をしてほしいと言ったのですが、その医師と注射担当の看護師が薬や症状の説明をし、今回はこの注射でないとだめだと言ったそうです。
患者さんは帰宅してから、怒りの電話をされてきました。
私はたまたま注射の順番待ちをしているその方と話したのですが、あの注射をしたら楽になったので来ましたと嬉しそうに話されました。
私は何も知らなかったので、何分かお話を聞き治るといいですねとお伝えしました。
で、そのあといざこざがあり怒りの電話…。
みんな頭ごなしに言い過ぎだなあと思いました。
いくら知識があっても、その人なりを考えて対応しないと、と考えさせられた出来事でした。

 
スポンサード リンク

相談を新規投稿する
スポンサード リンク

サイト内検索

検索

看護師お悩み相談室HOME