看護師お悩み相談室

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復帰するにあたって

<2009年01月11日 受信>
件名:復帰するにあたって
投稿者:たんちこ

新卒看護師1年目、急性期病棟に配属された新人です。

人間関係、勤務体制に対する不満、重なるインシデントのためストレスがたまり10月からうつになり、病気休暇をいただいて心療内科に通いながら3ヶ月がたちました。
その間ゆっくり休み、元気も出てきてまた看護師として働きたいと考えるようになりました。
ただ、勤めていた病院のことを考えたり看護部との事務的な連絡をするたびにとても辛くなります。
今後のことを考えた時、いまの病院は教育制度もしっかりしていますし、復帰することが一番よいと思います。1年目、それも準夜勤も深夜勤の経験もない状態で転職することはとてもリスキーなことだとも思うので・・・

転職活動をして他の病院の情報収集もはじめましたが、それでも辞めたい、というのが本音で、どこか自分にあう職場、自分が自分らしく、やりたい看護ができる病院があるのではないかと思ってしまうのです。
こんな気持ちのままいまの病院に復帰してもまたうつが再発するのでは・・・と。
自分の本心に嘘をつきたくないんです。

こんなことを考えるのは社会人として甘いですか?1年目の同期は辛くても頑張っている人ばかりなのに、私は根性のないわがままっこですか?

客観的アドバイス、叱咤、何でも意見をいただけたらと思います。よろしくお願いします。

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No.1
<2009年01月11日 受信>
件名:復帰したばかりの者です
投稿者:ニア

新卒で2年前に某大学病院のICUに配属されたニアと申します。

私も1年目の終りに差し掛かったころ、疲労・仕事に対する緊張・人間関係・度重なるインシデント等で、体調不良に陥り8か月休職しました。そして1月から異動して職場復帰したばかりの者です。

新卒1年目で急性期病棟ですと、常に緊張しっぱなしの上に肉体的な疲労もありさぞかし大変だったことと思います。
休職して3ヶ月で、元気も出てきてまた看護師として働きたいと考えるようになれたことは、本当にすごいことだと思います。その気持ちは是非大切に持ち続けて下さい!
私の場合は、休んでから3か月後が一番辛くて、看護師を辞めることばかり考えていました・・・そして、看護師になった自分を責めたりしていました。でも、休職中にいろいろなことがあり、次第に体調も良くなり、再び看護の道に戻ろうと思えるようになりました。

>ただ、勤めていた病院のことを考えたり看護部との事務的な連絡をするたびにとても辛くなります。
その気持ちもすごくよくわかります。私も全く同じ気持ちでした。社会人としてどうかと思いますが、電話をすっぽかしてしまったことも多々ありました。しかも、月に一度産業医面談をしに職場に行かなければならず、それもまた非常に苦痛でした。でも、看護の道に戻ろうと思い始めたころから、病院に対しての拒否感が自然と消えていました。

まだ病院に連絡するだけで辛いということは、実際に勤務するのは正直つらいのではないかと思います。気持ちだけが焦っているように思います。
休みはあとどのくらいもらえるのでしょうか?そちらを確認して、まだ休職できるのであれば、もう少しお休みした方がいいのかと思います。でも、それを決定するのは産業医や主治医であると思うので、今の気持ちをそのまま主治医に伝えてみたほうがよいかと思います。
もし働きたいという気持ちはあるけど、自信がないという状態なら、休職扱いで(給料はないですが傷病手当を支給してもらう)通勤練習やリハビリ出勤を希望してみるのはどうでしょうか?病院によってはそういったことを許可してくれる病院もあると思います。
そういった制度がなかったとしても、今の状況を正直に産業医・主治医に話して、リハビリが必要であるという診断書を書いてもらうともしかしたら希望が通るかもしれません。

>転職活動をして他の病院の情報収集もはじめましたが、それでも辞めたい、というのが本音で、どこか自分にあう職場、自分が自分らしく、やりたい看護ができる病院があるのではないかと思ってしまうのです。
こんな気持ちのままいまの病院に復帰してもまたうつが再発するのでは・・・と。
自分の本心に嘘をつきたくないんです。

私も同じように、別の病院で再スタートしたほうがいいのでは・・・と考えました。
でもいつも頭によぎるのは、こんな状態ではどこに行ってもまた駄目になる、、、ということでした。自分の本心に嘘をついて働くのは自分をいじめることになり、結果体調を悪化させることにもつながりかねません。休職して思ったことは、自分を大切にできない人は人を大切にできないというとです。看護の仕事は人を相手にするので、より自分を大事に管理していかないとできない仕事だということに気付きました。

>こんなことを考えるのは社会人として甘いですか?1年目の同期は辛くても頑張っている人ばかりなのに、私は根性のないわがままっこですか?

本当に私と同じ思考回路です。鬱病の症状と甘えとは混合しがちですが、甘えではないですよ。たんちこさんも頑張りすぎた結果なので、今の自分を責めないで下さいね。

私も、休んだ直後友人たちに話を聞いてもらったり、アドバイスいただきましたが、いやな気分になったりするような言葉は右から左へ受け流してくださいね。私もそうでした(-_-;)なので、私の言葉でいやな気分になったりしても受け入れないで聞き流していいですからね。

まだまだ、伝えたいことはたくさんありますが、また何かあったら力になりますよ!!
一人で抱えこまないで下さいね。


No.2
<2009年01月12日 受信>
件名:わかります。
投稿者:カメ代

自分の投稿かと思ったくらい、私と似たような状況で、私と同じような考え方をしていると思い、投稿させていただきました。私も現在、うつで療養中ですが、今はかなり元気です。

うつで休んで、元気が出てくると、今度は、現在看護師として働いていない自分が嫌になるんですよね。休んでいる理由も嫌だ。自分と1年目の同期を比べると、さらに落ち込んでしまう。だから、働きたい。そんな気持ちなのではないでしょうか。たんちこさんは、看護の仕事自体はとても好きなんですよね。「やりたい看護」もある。だから、また、看護師として働きたいと思ったのだと思います。
でも、「こんな気持ちのままいまの病院に復帰してもまたうつが再発するのでは・・・」と思っている。なぜなら、たんちこさんは「自分をうつ病にしたのは、自分が勤めていた(いる)あの病院だ!自分がうつになったのは、あの病院のせいだ!」と思っているから。たんちこさんは、勤めていた病院に対して、「怒り」の気持ちがあるのだと思います。客観的にみて(例えば教育制度などの条件)、いまの病院が看護師として成長できる良い病院なのだということは頭では分かっている。自分はまだ準夜勤も深夜勤の経験もない未熟者であるし・・・。でも、納得できない!頭ではわかっていても、心が「YES」と言わない!
そして、「こんなことを考えるのは社会人として甘いですか?1年目の同期は辛くても頑張っている人ばかりなのに、私は根性のないわがままっこですか?」と、サイトを通して皆に聞くのは、「全然甘くないよ!」「たんちこさんは頑張ってるよ!」と言ってもらいたいから・・・ですよね。違ってたらごめんなさいね。でも、私だったら、そういう気持ちで周りの人に尋ねると思うんです。

たんちこさんが、いまの病院を続けたほうがいいのか、職場を替えたほうがいいのか、私には正直わかりません・・・。病院を替えるにしても、病院の給料や教育制度などは事前に分かっても、その職場の人間関係とか、勤務の辛さなどは、実際に働いてみないとわからないですしね。説明会などに行っても、看護師は今不足しているから、いいところしか見せないような気もするし・・・。いいところも悪いところも、全部事前にわかったらいいのに、と思います。
いま、たんちこさんは、とても辛くて悩む毎日を送っていることと思います。でも、たんちこさんの、この経験はきっと財産になると私は信じています。そして、人の痛みのわかる看護師になれると思います。たんちこさんは、頑張りすぎちゃったから、うつになったんですよ!応援しています!


No.3
<2009年01月12日 受信>
件名:たんちこさんへ
投稿者:外来看護3年目

私は6年目の看護師です。

復帰されたい気持ちがあるのですね。
でも、不安も強くあるんですよね。
お気持ち、凄くよく分かります。

私は以前勤めていた病院で、たんちこさんと同じ様に休職しました。
職場の対人関係で追い込まれて、
職場にいる事もコミュニケーションも苦痛になり
仕事でパニックを起こしたりと影響するようになったからです。
休職して、このまま辞めてしまったほうが良いのかと考えてしまう日々でした。
でも、徐々にそれではいけないのではないかと思うようになりました。
ここで辞めたら楽になるかもしれないけれど、
自分に何が残るだろうと。
辞めるにしても、きちんと辞めたい。
そこから復帰を考えるようになりました。

年度末までの約半年間の復帰を決めましたが、
復帰に対して不安はやっぱり強く残りました。
また前のひどい状態に戻ってしまったら・・・と思うだけで恐かったです。
でも、主治医の先生の診察や、時間外に病院を訪れ師長と何度も相談して、
無理の無いように復帰のスケジュールを少しずつ決めていきました。

いきなりのフルタイムでは不安があったので、
プレ期間を設けていただいて、
徐々に勤務時間を増やしてフルタイムに伸ばしていきました。
仕事内容も考慮していただいたりしました。

そんな中でも、初めは職場にいる事がままならなかったです。
勤務時間ずっとスタッフルームにいて泣いていたり、
お昼もスタッフと食事が取れずに時間をずらさせてもらったり。

特定の先輩方との間に出来た溝は埋まる事は無く、
逆に酷くなったと感じる事もありましたが、
理解を示してくださる先輩もいらっしゃったし、
師長と主任もいつも気遣ってくださったこともあり、その年度末まで勤める事ができました。

結局辞めたことには変わりないですが、
ただ、そこでしか学べない事が沢山ありましたし、
あの時間があったから今の前向きな自分がいます。
きっと、あの時間が自分を成長させるために必要な時間だったんだと思います。

今は別の職場でとても忙しいですが、
スタッフにも恵まれ明るく仕事をしています。

これはあくまでも私個人の事ですが、
たんちこさんの投稿を読んでいたら、当時の自分が思い浮かんで
苦しくなりました。
たんちこさん、無理をしないでください。
そして後悔しないように。

いろんな道があります。
たんちこさんにとって一番ベストな道を進めますように。


No.4
<2009年01月12日 受信>
件名:無題
投稿者:うさ

あんまり頑張り過ぎないことも大切だと思います。
あなたを必要としている所が急性期ばかりとは限りません。
私は今まで病院でしか働いたことがなかったのですが、昨年から近くのクリニックで働いています。
院長がとてもいい人で、その姿を見て今まで忙しくて忘れていた看護の原点を思い返すことができたと思っています。
あなたもきっと人を癒したいとこの世界に入ったのでしょう?もう1度思い出してほしい。
看護師はどんなことでもりっぱな経験として生きてくと思います。
夜勤のこだわらなくても大丈夫。


No.5
<2009年01月13日 受信>
件名:自分に合う職場…
投稿者:ぐれ

こんにちは。

 ご自分でも感じられているかとも思いますが、急性期・慢性期・回復期等々、患者さまの状態はいろいろありますが、どの状態を看ていきたいか?で急性期の病棟自体が「相性」が合わないのでは?と思います。

 よく「石の上にも3年」などといいますが、3年経たなくても見えたり、感じたりする事ってあると思います。患者様に「いい看護」ができる様に、自己犠牲が多い職種ですので、なるべく(たんちこ)さんの本心に素直になった方がいいのでは?

 一度自分の苦手な事柄、場面など自分が傷つく事から逃げると、次にもっと強い「傷つく」体験があって、ご本人が「気づく」までどんどん進行してしまう事もあります。
 いまの職場で頑張って得られる事もあるだろうし、次の新しい職場で「こそ」得られる事もあると重います。「うつ」になるほど頑張ったあなたを、ご自分自身で褒めてあげて、次のステップに踏み出すきっかけを得られればいいですね。

 無責任かもしれませんが、やはりたんちこさんが選んで体験することですので、ご自分の身体とこころに責任が持てるのはたんちこさん自身、ご自身と最終的には相談の上で決めましょう。人間いつからだって立ち止まって軌道修正はできます、ご自愛くださいね。


No.6
<2009年01月13日 受信>
件名:むちゃくちゃ気持ちわかります
投稿者:ひさしぶり子

たんちこさま、こんばんわ。
えーっと、二年前に新人で、就職5週目にして病気休暇に入った「ありえない新人」です。
私の場合、急性期ではなく、明らかにベットもあまってるような療養型病棟だったのですが、先輩複数からのモラルハラスメントを受けました。ドクターが目にあまって助け舟をだしてくれてたくらいでした。
夜勤中に受けたモラハラでショック状態になりました。
師長にSOS出しましたが、効果なし。嫌がらせのように同期の患者の何倍もシリアスな患者を受け持たせられたり、申し送りも私が環境整備してるのを知っていてはじめたりしてらっしゃいましたよ。
結局、近所の心療内科の先生がうまーい具合に診断書(うつではなく他の表現で、すぐにこの人通院させて・・・みたいな内容)を出してくれて何週間か自宅でボーっとしてました。
看護部長や師長に事務的な報告、今後も同じ病院で働かざるを得ない強烈な不安。
ぜーんぶ一緒。
教育体制が整ってるからここを辞めるわけにいかないってのも同じでしたよ。

たんちこさんは病棟変えての復帰になりますか?
私はモラハラの件、看護部に吐き出して、病棟変えての復帰でした。
私の場合、次の病棟が同じ病院内と思えないくらい、やりやすい病棟でした。
ところ変われば・・・で、たんちこさんも環境変えたらガラッと変身できる可能性もあります。

しかし、復帰にあたり悲しい現実もありました。
前の病棟のナースに検査出しや、薬局や、院内研修でかちあったときに、いろいろ言われました。すれ違って挨拶しようとしても、素無視されました。50代の古株にいたっては・・・。
「よくもでてこれたね。」
「あんなに休んで、みんなに挨拶もないのね。常識疑うわ。」
「もう○○市内のどこの病院行っても、こんなにとらぶっったんだから再就職もできないね。」
「これだから○○(私の出身校)の新人は使えへんねん。」

患者さんの転棟業務も気まずいったらなかったです。
ただただ復帰後の病棟の師長、副、先輩、同期が守ってくれました。研修医の先生方も。

最後に言いたいのは、とりあえず病棟(環境)を変えて、ゼロの状態でリセットしてやりなおすのもテですということ。
私はそれで生き返りました。
わかりにくい文章でごめんなさい。
がんばってなんか絶対言いませんよ。私は。がんばったって相性の悪い環境ってあるんですよ。

えらそうにですが、思わず投稿しました。


No.7
<2009年01月15日 受信>
件名:ありがとうございます!
投稿者:たんちこ

本当に、本当に、本当にありがとうございます!
皆さんのご意見、経験、アドバイス、何度も大泣きしながら読み返しました。
私の気持ちをこんなにもわかってくれて、応援してくれる方々がいるんだ、と正直驚きと嬉しさでいっぱいです。

皆さんのコメントを読んで思うことがありすぎて、ごめんなさい、すごくながくなってしまうと思うのですが、また投稿させていただきました。

No.1 ニアさんへ
急性期病棟、まさに緊張の連続と肉体疲労の蓄積ばかりでした。でも働いているとそんなこと考えている暇もなく、病休に入ってからあのときの自分の異常はあれもこれも心と身体の悲鳴だったんだ、と気付きました。
「自分を大切にできない人は人を幸せにできない」
・・・本当にその通りだと思います。最近は自分を見つめなおしたり自分のやりたいことだけしたりとだいぶ心にゆとりができ、あのときは自分でいっぱいいっぱいで患者さんのため、というより先輩に認められるために働いていたな、と思います。家族や友人にも最近は「働いていた時よりも周りをみれるようになった(優しくなった)」といってもらえます。(八つ当たりしていた部分もあるのでしょうが↓)
休みはいま3ヶ月の病休が終わり休職に入ろうとしているところです。主治医も、心から復帰したいと自身が思わない限りうまく復帰できないからまだ休むことが必要、と話しています。
リハビリ出勤も病院から提案されていますが、まだ恐怖があるのでそういう道もある、と視野にいれておく程度に考えています。まだ全然今後の事はわからないですが、家族にも友人に相談してもう〜ん・・という感じだったのに、これだけの理解とアドバイス、「力になります」という言葉をいただけて嬉しかったです。またお言葉に甘えたいな、と思いました。 たんちこ。

No.2  カメ代さんへ
「うつになったのは病院のせい!」という怒り、あります・・・私は本心ではあの病院が大嫌いです。その反面、頭で客観的にみても自分のためにもここにいた方がいい、もしかしたら、頑張れば好きになれるかもしれない、と考えてしまう。心と頭は別々な状態で、どうしていいかわからない、誰か正解を教えて!って叫びたい思いでした。(実際ひどいときは一人で叫んでいました)  
ここに相談したのもカメ代さんのいうとおり、自分を認めてほしい、わかってほしいという思いです。そしてもしかしたら、道がひらけるのではないか、という希望。
そして思いをわかってもらえました。自分で認めていなかった部分まで。そして悩むだけ悩もう、考えるだけ考えるしかない、という道がひらけました。これも財産になりますよね。いまは休暇をいただいたこともよい経験だったと思えます。これだけじっくり自分と向き合う時間、そうそうもてないだろうし。まだまだ悩みはつきないですが、悩むことが苦にならなくなったことは一歩前進ですよね。自分と同じような経験、考え、乗り越えてきたからこそ、たんちこにそこまで的確なご意見をくれたんだと思います。頼もしい意見、ありがとうございました。そして現在も療養中とのことだったのでどんな道を選択するにせよ、お互いに幸せになりたいと強く願います。 たんちこ。

No.3 外来看護3年目さんへ
復帰されたんですね・・すごいです!すごい勇気が必要だと思います!
復帰するなら、私も少しずつ始めたいと思っていましたが、まだ病院への拒否感があり、具体的に考えていなかったのですごく参考になりました。やはり復帰しても辛いのかもしれない。
「勤務時間ずっとスタッフルームにいて泣いていたり」・・・そんなこと、私もありました。泣きっぱなしで立てなくて帰れなくなったことも。
でも外来看護3年目さんのいうようにどんなに辛くても復帰して何も学べない事はないのだと思います。復帰しても、また頑張ってもダメだったら、諦められる、潔く病院を辞められる、新しい道をまっすぐに進められる気もするんです。いま、すぐにでも辞めよう、と思わないのはどこかしらに未練があるから。いろいろな道があって、復帰するという道があること、復帰した経験をふまえた意見、参考にさせていただきます。ありがとうございます。 たんちこ。

No.4 うささんへ
確かに、急性期病棟で、パスにそって決められた業務をこなすことに大きな不満がありました。もっとゆっくり話をきいてあげたい、もっと何かしてあげたい、でも自分は自分でいっぱいいっぱいでできませんでした。
一度、病休に入る前、8月頃でしょうか。急性期病棟でもターミナルの患者さんを看ながら勉強しようという目的で、毎日のように受け持っていた患者さんが亡くなったんです。そのとき、ご家族に「ありがとう。あなたがいつもこの人を看てくれてよかった。私が病気になったときはあなたに看てもらいたいわ」といってもらえたんです。その頃もかなり辛い日々でしたが、その言葉があって、少し頑張れました。看護師になってよかったと、またなりたいと今も思えるのはその経験があったからだと思います。
この休みはわずかな経験を振り返り、自分自身を見つめなおし、どんな看護をしたいかを考える、ある意味とても贅沢な時間ですよね。もう一度、じっくり看護の原点を振り返ろうと思います。ありがとうございました。 たんちこ。

No.5 ぐれさんへ
急性期との「相性」、ありますよね。
忙しいこと、働くことは好きなんです。急性期も希望だったんです。ただ、No.4 うささんへのコメントにもかいたのですが、ターミナルの患者さんを看た経験が、私には急性期は向いていないのかな、と思わせてしまいます。それが私のただのわがままや忍耐無さ故の考えなのか、本当に急性期との相性が悪いのか、それがわからずにいます。
ぐれさんのいうとおり、自分の人生、自分で責任を持って結論をださなきゃ、と思います。相談して様々な意見をいただいて、視野を広げることは必要と思いますが、最終的には自分で考えぬかないと辛くなった時に人のせいにしたり、いいわけつくって逃げてしまう気がする。
結論をだすのはまだ先になると思いますが、じっくり考えようと思います。 たんちこ。

No.6 久しぶり子さんへ
ひどいモラハラに師長も助けてくれず、さらに病棟を変えて復帰しても会うたびいろいろいわれたら辛いですね・・・私がもし病棟を変えて復帰したら、と考えた時に不安要素でもあったのでやっぱりそっかぁ、という思いと科を変わったら大きく変身!?という希望をもちました。
看護部からは私の希望をきいたうえで科を変えることも、リハビリ出勤も可能といわれています。まだ病院への拒否反応(病院のシステム・病院の人・病院の最寄り駅等)があり、選択肢として残していてもどこかで科を変えても一緒だろう、と決め付けていたところがありました。
病院内でもそれぞれの病棟の空気、カラー、オーラって大きく違いますよね。
そういえば、オペの事前説明でいろいろな科をまわっているオペ室の同期がうちの病棟にきたとき、「ここの病棟、空気が冷たい。話しづらいから他の病棟にいったときみたいに同期(たんちこ)に気軽に声がかけられない」といっていたのを思い出しました。
気が付かなくてもそういう空気、環境ってあるのかもしれないですね。
環境を変えることもひとつの道として考えようと思います。ありがとうございました。 たんちこ。


No.8
<2009年01月16日 受信>
件名:無題
投稿者:うさ

私は新卒で東京の大学病院に勤務し、患者さんが亡くなっていくのが辛いと思うようになり、看護師の仕事に魅力を感じなくなりました。
その後母を亡くし、子供を2人産み考えが変わりました。人生最後のときに送らせていただけることは凄いことだと思いました。
今はクリニックに勤務していますがたった一言や笑顔で患者さんを癒せるようになりたいと思っています。
色々な経験が人生も仕事も助けてくれると思います。


No.9
<2009年01月23日 受信>
件名:その後、体調はいかがですか?
投稿者:ニア

身体の疲労は精神の疲労にもつながりますよね・・・
Nsの仕事は夜勤もあり、肉体的な疲労も自分で感じる以上にあるんだと思います。

たんちこさんがおっしゃっているように身体の疲労もかなりあったのだと思います。
今は充電期間ですね!!

家族に八つ当たりするってところも共通していて、ホントに私と同じような状態になっていったのかなぁと思います。私も、以前と比べて今は大分家族にも優しく接することができるようになりました(笑) ついでに「笑顔も増えたねぇ~」とも言われます。

たんちこさんの調子はいかがですか??
気持ちと考えとは必ずしもイコールではない気がします。私も、復帰に対して考え始めた頃、復帰したい気持ちはあるけど、今は働きたくないという矛盾しているような複雑な心境になりました。そういう時には、まだ焦らないほうがいいと思います。私は、一度復帰を決めたのですが、やっぱり急に不安に陥り結局2週間先延ばしになりました。でも、今考えると、その2週間はすごく大きかったと思っています。

私は、復帰して2週間が経過しました。
今のところメンタル的には問題ないのですが、体力が全然ないので14時までの出勤なうえに、受け持ち患者もない(フリー)のに毎日すごく疲れます。今のところは毎日休まずに通えています。

休んでいると体力が落ちるので、体を動かせる元気があるならば運動することをお勧めします☆←私は休み中に運動しておけばよかったと後悔しています・・・

すみません自分の近況報告になってしまって(汗)


No.10
<2009年01月24日 受信>
件名:あまえじゃないですよー
投稿者:りんこ

看護師の仕事をしたいという意欲があるなら、上司と相談して、まずは半日とかならしていけばいいとおもいますよー。
わたしもそうでしたし。
たしかに、復帰するにあたり連絡するのとかいやですよね。
私は休職のための医師の診断書だすのすら(病棟にいくこと)いやで、母親にたのみこみました。
とにかく、無理せず、あせらずいきましょうよ。


No.11
<2009年01月26日 受信>
件名:またまた
投稿者:カメ代

たんちこさんのお返事を読んで、またまた胸がいっぱいになってしまいました。
「頭で客観的にみても自分のためにもここにいた方がいい、もしかしたら、頑張れば好きになれるかもしれない、と考えてしまう。」・・・私と全く一緒でした。

私はうつになってから、約1年間、毎日悩み、考え続けました。

周囲の人(特に家族)から1番よく言われたことは、私の「とらえかた(気持ち)の問題だ」ということでした。周囲の人からそう言われて、「こういうふうに考えなさい」みたいなことを言われるので、私は「なるほど、これからはそういうふうに考えよう」と納得するのですが、その気持ちが続くのは3日から10日くらいで、気が付くとまた元の考えに戻っていて、泣き叫んで・・・ということを約1年間続けました。

「(もう一度)やってみないとわからない。」ともよく言われます。今は元気なんだから、いいじゃないかと(うつになった時は、体重が10キロ以上減って、立っているのがやっとなくらい心身共にフラフラになりました)。でも、私はもう十分やったと思うのです。何もやってない、みたいなことを言わないで欲しい。ごく普通のアドバイスだとは思うんですけどね。

そして、私は思いました。「これからは毎日笑顔で過ごしたい」と。
毎日毎日泣いて、つらくて苦しかった。
もうこんな日々は嫌だと思いました。心の健康が一番だと思いました。
私は環境を変えようと思っています。変えたいという素直な自分の気持ちに気付きました。それまでは、なぜか不安、なぜか恐怖、というふうに表現していましたから。

すみません、自分のことをひたすら書いてしまいました。

たんちこさん、このサイトに相談してくれてありがとう。気持ちを共有できたこと、他にも同じような人がいるのだとわかったことが、嬉しいし、本当に感謝しています。


No.12
<2009年01月30日 受信>
件名:ありがとうございます。
投稿者:たんちこ

またまた返信ありがとうございます!

あれから私のなかでほんの少し、変化がでてきました。
元気になってきたので、趣味をもとうというのと働き出すことに向けて体力をつけなきゃというのでジムにいったり泳ぎにいったり遊びにいったり、かなり活動的になったと思います。
休んでいる間、食欲も体力も体重まで減ってしまって・・・(カメ代さんの−10Kgにはかないませんが・・笑汗)
ニアさんのいうとおり、看護職は気力共々体力が不可欠ですもんね!
復帰するにも新しい職場につくにも今の状態じゃ確実にもたないと思うので。

それに反して精神面は不安定な状態が続いています。
元気になったんだから早く働かなきゃ、でもどこで働くのがベストな道なんだろう、なんて毎日考えて、気持ちばっかり焦っている感じです。
元気になった分、周りの人も「最近はどう?これからどうするの?どうしたいの?」なんてきいてくるから余計に焦っているのかも・・・

ニアさんは休んでる間にどのように考えて復帰しようと思われたのですか?
復帰はすごく勇気がいることだと思います。
参考にきかせていただけたら嬉しいです。
復帰してしばらくたちますね。頑張ってください☆

カメ代さんは環境を変えるとのことでしたが、科を変えるのですか?それとも退職?私は退職の手続きなどすら苦痛に感じてしまいます。身動きできない状態です。私も毎日笑顔で過ごしたいな。
私のほうこそ、ありがとうございます!


No.13
<2009年01月31日 受信>
件名:復帰に至るまでの心境の変化
投稿者:ニア

私はたんちこさんのように、看護師を続いたいとは思えず、休んですぐにでも辞めるつもりでした…

しかし、休んでから3ヶ月が過ぎた頃に産業医から「うつで休んでいる人が社会復帰するために通う所があるからそこにまずは通ってみてから、復職を考えよう」と言われ、そこに通い始めました。
しかしまだこの時点でも、看護師を辞めようと思ってました。
はじめは、自分は“病気”ではないから仕事を辞めたらまた今までの自分に戻れると思っていて、自分としっかり向き合っていませんでした…
なのでそんなところに通うのも本当に嫌で、何で私がこんなところに行かなきゃならないのという気持ちでした。

しかし、そこに通ったことが、看護師に戻りたいと思えるようになったきっかけとなりました。

そこのメンバーは皆様 医療職とは全く異なる職種の方々ばかりで、すごくいい刺激になりました。 そこである一人の方が私に「何で看護師になろうと思ったの」と質問してきたんです。
意外にもこの一言が、私にとっては目覚めた瞬間でした

私の場合は原点に戻って考えてみたことが、心を変えたのかもしれません。

それから、そこではいろんなプログラムがあって、例えばその1つにパソコンで作業したりするのもあるのですが、全く看護と関係ないことばかりやらされて、だんだん「私なんでこんなとこいるんだろう早く仕事して、お給料もらって普通の生活がしたい」って思えるようになったんです。

メンタル面においては、通っている間に同じように悩みを抱えた方と知り合えた事もよかったと思います。
さらには自分を見つめ直すいいきっかけとなりました。徐々に、性格といいますか、考え方が変わってきた自分にも気付きました。

そこに毎日休まないで通ったのも、復帰する自信につながりました
それまでは引きこもりだったので(汗)

メンタル的に落ち着いてくると、周りの方のいいアドバイスをもらって、ちゃんと受け入れられる自分がますから、きっとたんちこさんもいい方向にいくと思いますよ
最初はゆっくりでいいんだと思います。 この仕事を長く続けていくには、急いで詰め込まずにコツコツが一番のような気がします。
新人時代はそこまで考えず、毎日精一杯で頑張り過ぎていたのかもしれないって思います。

お互いに自分のペースで頑張りましょうね
また何かありましたら、何でも聞いて下さい

長々とすみませんでした。

 
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